シューツリー選び方と入れるタイミングについて

 

シューツリーについてちょっと詳しくご紹介したいと思います。
ちょっと長くなりますが、よければお付き合いください。

 

 

 

シューツリーは、革靴を本来の形状に保ってくれます。

 

それ以外にも、シューツリーを入れることで靴の反り返りや甲の履きジワを伸ばす効果があります。履きジワを予防することで、革のひび割れ防止にもつながります。
革にヒビが入ってしまうと修復はとても難しくなります。

 

 

というように、靴を長く履くためには、シューツリーは無くてはならないものなのです。

そんなシューツリーを入れるタイミングや、選び方や素材についてご紹介していきます。

 

 

シューツリーを入れるタイミング

 

まずは、シューツリーを入れるタイミングです。

 

一般的によく耳にする説としては「汗による湿気を抜くために、シューツリーは翌朝に入れる」というものだと思います。
もちろん、足は1日でコップ一杯分の汗をかくと言われているので、その考え方も全く間違いではないのです。

 

 

 

少し前は、湿気や水分は革靴にとっての大敵である、みたいな認識がありましたが、それは雨水に濡れた時のシミやカビをケアする方法がなかった時代の話です。今では革にとっての水分はある程度は無くてはならないものという考え方の方が認知されつつあります。

 

さらに、革がいちばん変形しやすいのは、汗の水分を蒸発するときです。
なので、シューキーパーを入れない状態で革靴を翌朝まで寝かせてしまうと、履ジワや反り返りができやすくなってしまうのです。

 

 

 

という意味では、靴の形を保つことを優先したいのであれば帰宅後にすぐシューツリーを入れるのが良い、という意見があるのも確かです。昔雑誌か何かでそういう意見の方のコラムを読んだ記憶もあります。

 

少なくとも僕は今までその方法を試してきて、何か問題が起こったことはありません。

 

 

 

要するに、何を優先するのかという話ですね。
水分の排出を優先するのか、革靴の形を優先するのか、ということに尽きると思います。

 

 

昨今の認識であれば、水分に対してそれほど神経質になる必要もないように思います。

 

なので、個人的には帰宅後、すぐにシューツリーを入れて形を保つという方法をおすすめしています。
あと、そのタイミングで馬毛ブラシでブラッシングして土やホコリを落としてあげてください。

 

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シューツリーの選び方

先にご説明したとおり反り返りや履きジワを防ぐために、いくつか気にすべきポイントがあります。

 

①親指の付け根と小指の付け根がしっかり張っているか

 

親指の付け根から、小指の付け根のラインは歩行の際、一番屈曲するところです。ツリーがその屈曲部分にフィットしているかというのは、履きジワ予防のために大切なポイントです。

 

②羽根の付け根部分とツリーが密着しているか

 

こちらも履きジワ予防のために、ツリーがアッパーにフィットしてシワを伸ばせているかが大切です。逆に圧迫しすぎていてもよくないので、ツリーとアッパーの形が似ているかどうか、というところで判断してください。

 

③かかとを面で捉えているか

 

かかとも靴の曲面とツリーの曲面がしっかりフィットしているかというのが大切です。
シューツリーにはバネが使われているものが多く、面で捉えているかどうかで靴への負担が軽減できます。

 

 

 

中でも汎用性が高いのが、こちらのコルドヌリ・アングレーズのシューツリーです。
高級靴に合うように設計されているようです。

 

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もう少し安価でお求めやすいのがこちらのスレイプニルのシューツリーです。

 

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素材

シューツリーには主に木製のものが多いのはご存知かと思いますが、実は木製でも様々な木が使用されています。

素材ごとの特徴や説明をご紹介します。

 

シダー(香りが特徴)

耐久性に優れた針葉樹の素材として有名でもありますが、シダーツリーは香りも特徴で、防臭効果・殺菌効果が期待できるシューツリーをよく見かけます。その理由から、シューツリーはシダー!というシダーユーザーが多い素材でもあるようです。

 

ブナ(耐久性が特徴)

イギリスの靴メーカーが革靴の木型に使っていた広葉樹の素材でとして有名です。その木型は何十年も使われるものなので、耐久性に優れていて朽ちにくく腐りにくいという特徴があります。

 

カバ(価格が特徴)

フローリングなどの建築資材にも使われる落葉広葉樹です。
耐久性もありながら、軽さも十分なコストパフォーマンスの高い素材です。

 

ライム(軽さが特徴)

ブナに近い耐久性もありながら、その軽さで人気を集める落葉高木の素材です。軽いので、靴を持ち運ぶ際には重宝します。

 

 

値段について

シューツリーには、数千円のものから1〜2万円のものまで、いろんな種類があります。

 

もちろんブランドもあれば、素材や仕上げなど、価格を決める様々な要因がありますが、基本的に高いものは職人さんの手作業によって磨き上げられ形を整えているものが多いです。
そういったシューツリーは、靴にフィットして形を保持するという役割を果たしてくれるものが多いです。

 

 

また、シューツリーの入れやすさ・取り外しやすさも機能的には重要なポイントです。

 

靴には完ッ璧にフィットしているのけど、取り外しに10分かかるシューツリーがあったとします。完璧にフィットしているのはもちろんいいんですけど…

 

 

 

 

 

遅刻します

 

 

会社に遅刻します。笑

 

値段の高いものはこの入れやすさ・取り外しやすさも職人さんの手でしっかり調整されているのです。

 

 

最後に

靴を長く履いていただくために、シューツリーがいかに大切ご理解いただけたと思います。

 

 

最初は、全ての靴に高級なシューツリーを買わなくてもいいかもしれません。
でも、やはり個人的にはいい靴を購入されたら、一緒にシューツリーを買ってもらいたいです。

 

その方が絶対長持ちするし、何より愛着も湧きますからね。

 

 

 

よければお持ちの革靴に合うシューツリーを探してみたください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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