ジャムセッションが何故つまらなかったのか、自分なりの楽しみ方を考えてみる

 

今年の目標のひとつ『月に1度はセッションに行く』を実践してきました。

 

ギターのジェントルマンの方とお話ししていたら、先日お邪魔したお店は毎日セッションをやってるお店なんだとか。
東京はジャズやる人も多いでしょうし、有名な音大も多いし、毎日セッションをやるお店があってもお客さんは集まるんでしょうね。
やっぱり大都会東京ですね。

 

田舎出身の僕にはいまだに驚きが多い世界です。

 

 

 

さて、先日お邪魔したセッションは、19時〜23時まで4時間でした。
いつもはもっと演奏してたいなぁって気持ちが勝るんですが、今回はすごく長く感じました。

 

わずかながら他のホストの方や他のお客さんと交流させていただいたし、7曲8曲演奏させてもらったし別に何の不満もないんです。
弾きやすいベースだったしね。

 

ただ、何故か先日のセッションは、すごくつまんなかったんです。

 

 

 

目標を掲げたからには後残り10ヶ月毎月セッションに行くわけですが、来月からは楽しくセッションに行きたいじゃないですか。

 

なので、ちょっと真剣に考えてみました。
ジャムセッションが何故つまらないんだろうかと。

 

 

各々が勝手にやるだけ

 

まず、疑問に思ったのはこれです。
各々が好き勝手演奏して一曲が終わるということ。

 

 

恐らくそういうセッションは多いはず。
好き勝手というのはふさわしい表現じゃないかもしれませんが、一緒に曲を作り上げるという意思はあまり無い気がします。
だから、やっててつまんなかったんじゃないかと思ったわけです。

 

 

 

各パートの役割を最低限こなして終わりって感じです。

 

イントロが始まって、テーマ、ソロ、バース…という流れで進行する中で、
フロントの人は、テーマを吹き、ソロを吹き…
ピアノの人は、イントロ出して、バッキング、ソロ、バッキング…
ベースなら、2ビート、4ビート、ソロ…
みたいな。

 

各々で完結するので、グルーヴも盛り上がりも掛け合いも生まれず…

 

 

 

一般的なジャムセッションの進行どおりの演奏をして終わっていくという感じが、なんかその日は物足りないなぁって思ったんですよね。
別に今まで思わなかったんですけど、急にそう思ったんです。
なんか淡白だなぁと。

 

 

 

ただ、いろんなお客さんがいらっしゃるわけです。
技術に差があるのは当たり前だし、僕は技術の低い人を蔑むつもりは全くありません。
楽しくないのは、一緒にやる人のせいだ、なんて言うつもりは全くありません。

 

そもそも、自分がその場に貢献できる演奏ができていたかというと、全くそうではありませんでしたからね。笑

 

 

社会の縮図

 

ジャムセッションにはいろんないろんなお客さんがいらっしゃいます、と言う話をしました。
高校生から大学のジャズ研在籍の方、僕みたいな年代から、ナイスミドルのおじさま、さらに年配の方まで。

 

そのいろんな年代の方どうしが同じ空間を共有できるというのが、ジャズという音楽の素晴らしいところです。
ここまでいろんな人が一緒に奏でる音楽ってほんとに稀じゃありませんか?

 

 

 

そしてさらにおもしろいのは、そんな中で徐々に上下関係が生まれたり、上手に全体をコントロールする人が出てきたりします。

 

逆に、いつまでたっても周りが見えていない人は永遠に独りよがりなプレイをし続けるし、徐々に淘汰されていきます。セッションから追い出されることは無いにしても、周りからいい顔はされません。

 

 

 

時にはアドバイスをしたり、されたり。
グルーヴが生まれたり、音でぶつかることがあったり。
やはり音楽には感覚で語られる部分があるので、好きや嫌いも大いにあります。

 

そんないろんな人がいる中で、集まった人は他人を尊重し協調し合いながら、ひとつの曲を作り上げる。

 

それがジャムセッションというものです。
まさにこのコミュニティは社会の縮図なのです。

 

 

自分をどう表現するか

 

という感じで経験的にも技術的にも、人格的にもいろんな人がいる中で、ひとつの曲を作り上げていくジャムセッション。

 

各々が持つ役割を果たし、さらにどうを自分を表現するかみたいなところを考えて演奏をしていかなければなりません。
それがジャズという音楽の難しさであり楽しさだと思うんです。

 

 

 

いや、別にそういうことを考えて演奏しなくてもいいんです。それすらも自由。いろんなモチベーションのお客さんがいらっしゃいますからね。

 

ジャムセッションの捉え方も人によってさまざまでしょう。
音大在学中の学生さんにとっては授業で練習したことを試す機会かもしれないし、一緒に演奏する仲間を探しに来たという人もいるかもしれないし、僕みたいに演奏を楽しみに来たという人がいるかもしれないし。

 

 

 

例えば、ベースの人が4人も5人もいるセッションに行った時なんかは特にそうで、4ビートを淡々と刻むだけなら誰がやっても変わらないし、今の時代ならスマホのアプリでもできるわけです。
しかもスマホの方がテンポもピッチも確実です。

 

だからこそ、まずは自分がその場を盛り上げられる演奏ができるようになりたいと思ったわけです。
盛り上げるだけじゃなくて、雰囲気を変えたり、ダイナミクスや抑揚をつけたり。つまりベースラインを刻むだけという演奏から抜け出したいということです

 

 

 

例えばベースであれば、4ビートや2ビートだけでなく、1ビートにしてみるとか、なんなら弾かないところがあってもいいんじゃないかくらいに思いました。

 

ベースラインは低音で刻まなきゃいけないという概念を崩すところからはじめて、もっとできることのバリエーションを増やしたい。

 

あとは、もっとドラムやピアノの方だけじゃなくてソリストに裏拍で合わせに行ったり、ソリストをちょっと煽るくらいの盛り上がりを見せるベースラインをチョイスできるようになるとか。っていう感じですかね。

 

 

 

さらに僕の場合、一番ダメなのは初見に弱すぎるということです!
コードを追うのに精一杯になると、周りの音も十分聞けなくなるしいつもと違う選択肢を選ぶ余裕なんてなくなります。
一度やった曲は復習してコードの流れは覚えておく。それくらいの努力はしないといつまでたっても、そこから抜け出せませんからね。

 

ソロも頑張ります!
今、フレーズが出てこないので学生時代に集めたフレーズ集を少しずつ思い出すとか。

 

とにかく自分が楽しめるようにコンディションを整えて、技術を上げるだけ。
それだけです。

 

 

 

毎月セッションに行くという目標を掲げたわけですが、あぁ行くだけじゃダメだわってことがよくわかりました。
2ヶ月目でわかってよかったです。笑

 

まぁ要するに自分がジャムセッションをする意味ってなんだろう…ということで、僕の課題をいろいろと考えてみたという次第です。

 

 

ひとつだけおもしろかったこと

 

女性のミュージシャンの方もいらっしゃってました。

 

 

 

今回はたまたまかもしれませんが、同じ楽器でも女性の方が歌心がありました。
演奏するフレーズは割とシンプルなフレーズが多かったんですが、フレーズを吹いているというよりはちゃんと歌になっていました。

 

どちらかと言うと男性は、複雑なフレーズや早いフレーズを吹いてどや?って感じが多いと思ったんです。自分も含めて。

 

でも本当に不思議なんですが、歌があるフレーズの方が圧倒的に耳に入ってくるんです。
自分もあんな風になりたいと思った。

 

 

 

トロンボーンの女性。
おそらくまだお若いでしょうし、楽器の構造上早いフレーズを演奏するのは難しいかもしれません。
でも、一番耳に入ってくるフレーズを吹いてました。

 

スレーズが単純でも、歌がある演奏は抑揚もあるし、場合によってはグルーヴするから、耳に入ってきやすいのかもしれません。
それが一番勉強になったことでした。

 

 

自分で楽しみ方を見つけるしかない

 

そんな風に誰かの耳に残ったり、一緒に演奏して楽しかったなぁと思ってもらえる演奏がしたいですよね。
もし、セッションに飽きてしまったら、今までとちょっとだけ違う気持ちでセッションに行ってみるのはいかがでしょうか?

 

もしかしたら、それによって新しい出会いや発見があるかもしれません。
周りに影響を与えるというとちょっと大げさかもしれませんが、自分発信でその場の雰囲気を少しでも楽しくすることができたら、きっと楽しいと思いませんか?

 

 

 

来月は渋谷にも毎日セッションをされてるお店があると伺ったのでお邪魔してみようと思ってます。
来月はもっと自分が楽しめる演奏を目指します!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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