新品の革靴が柔らかくなる履きおろす前のお手入れ方法【プレメンテナンス】

 

新しい革靴を買ったらその靴を早く履きたいお気持ちはとってもよく分かるのですが…

 

 

ちょっと待ってください!

 

 

 

新品の革靴を履く前に、是非お手入れをしていただきたいのです!

 

ちょっと一手間ですが、決して難しいことではありません!
新品の靴にお手入れするメリットなんかもご紹介していきますので、是非挑戦してみてくだ…いや、必ずしてください!

 

 

プレメンテナンスとは?

 

「プレメンテナンス」とは、新しい革靴を履きおろす前にするお手入れを意味します。
ファーストケアやプレケアなんて言われたりもします。

 

革靴って作られてから購入されるまでかなり時間が経っていることも多いので、革が乾燥している場合がほとんどです。
その乾燥した革にお手入れをしてあげることでいろんなメリットがあるんです!

 

 

新品の革靴をお手入れするメリット

 

プレメンテナンスをする理由は3つあります!

 

①硬くて痛い革靴が柔らかくなる
②靴擦れしにくくなる
③ひび割れや劣化を防ぎ長持ちする

 

順番にご紹介していきます。これを知ってプレメンテナンスをしない理由はありませんよ!

 

①硬くて痛い革靴が柔らかくなる

新品の革靴は革が硬く、痛いと感じられる方も多いです。
しかし、新品の革靴にお手入れをしてあげると、革が柔らかくなるので、硬さによる痛みやきつさはかなり軽減できます。

 

さらに、革が柔らかくなるので、履き心地と足馴染みも良くなります。
少しでも快適に靴を履くためにも、最初の一手間はとっても大切です。

 

②靴擦れしにくくなる

新品の靴でもしばらく履いていると慣れてきて靴擦れしなくなる、なんてご経験のありませんか?
新品の革靴で靴擦れする理由は、革が硬く、まだ足に馴染んでないからなんです。

 

お手入れによって革が柔らかくなり靴擦れも大幅に軽減できます。
特に、かかと、くるぶし、小指の部分など、靴擦れしたり当たって痛みを感じる部分は、靴の内側にも専用のクリームを塗り込んであげるとかなり履き心地がよくなります!

 

③ひび割れや劣化を防ぎ長持ちする

新品の革靴は店頭に置かれたまま時間が経っていて、革が乾燥しているということも少なくありません。革は乾燥すると硬くなり、劣化しやすくなります。
特に靴の甲の部分は屈曲が多いので、革が乾燥しているとひび割れを起こしてしまう可能性もあります。

 

しかし、お手入れで革を柔らかくしてあげることで、ひび割れや劣化を防ぐことができます。
また、靴の甲の部分のシワ(履きジワ)も自然に入るようになったりと、革を柔軟に保つことは非常に大切なことなのです!

 

革が潤いと栄養を取り戻して柔軟になることによって、靴自体が長持ちするようにもなりますよ。

 

 

 

 

だから、絶対やってくださいね!!
それでは、具体的なお手入れ方法をご紹介していきます。

 

 

新品の革靴のお手入れ方法

普段の靴磨きの方法ともよく似ていますが、新品の革靴のお手入れですることは全5STEP

 

①革靴の内側にデリケートクリームを
②靴紐を外してシューキーパーを入れる
③クリーナーで古いクリームを落とす
④革靴の外側にもデリケートクリームを
⑤クリームでツヤを出す

 

 

①革靴の内側にデリケートクリームを

 

革靴の内側にデリケートクリームというクリームを塗っていきます。
革靴は、内側も革できている場合がほとんです。なので内側の革も柔らかくしてあげる必要があるんです。(内側が革でない革靴には塗る必要はありません)

 

購入する前に試着されていると思いますが、例えばかかと、くるぶし、小指の部分など、痛さやきつさを感じる場合は、その部分に念入りにデリケートクリームを塗ってあげてください。
水分を含んだ革は柔らかくなり、足に馴染みやすくなりますよ。

 

リッチデリケートクリームがおすすめ

 

こちらのリッチデリケートクリームはベタつきがなく、潤いを与えるのに特化したクリームなので革靴の内側に塗るのに適しています。爽やかな香りもあるので、新品の革靴の臭いを軽減することもできます。

 

デリケートクリームは、もちろん靴の外側にも塗れますし、ベタつきがないので靴以外の革製品全般に使うことができます。
なので、革製品がお好きな方には是非ひとつ持っておいていただきたいクリームです。

 

 

 

②靴紐を外してシューキーパーを入れる

 

靴の外側もお手入れしていきます。
そのために靴紐を外し、靴の形を整えるために、シューキーパー(シューツリー)を入れます。

 

シューキーパーは革靴の長持ちさせるためには必ず必要な道具のひとつです。
反り返りやシワを防ぎ、靴の形を綺麗に保つことができるので、是非最初にシューキーパーを購入していただくのがおすすめです!

 

おすすめのシューツリー

こちらのスレイプニル(Sleipnir)のシューツリーは、リーズナブルな割に形が綺麗で、さらにサイズ展開(24〜28cm)も豊富でとってもオススメです!

 

 

 

③クリーナーで古いクリームを落とす

 

革靴用のクリーナーで、もともと塗られている古いクリームを落とします。
古いクリームを落とすのは、新しいクリームを浸透しやすくする効果があるからです。また、革靴が作られてから時間が経っていると古いクリームが酸化して革に負担になっている場合もあるようです。

 

とはいえ、新品なのでそれほど汚れているわけではありません。さらっと全体を歩く拭き取る程度で十分です。

 

ステインリムーバーがおすすめ

M.モウブレイのステインリムーバーは、水性なので革へのダメージが少なく防カビ効果もあるので安心です。
ただ、中性とは言っても汚れ落としです。革を強く擦りすぎてしまうと、簡単に革にダメージを与えてしまいます。

 

 

 

④革靴の外側にもデリケートクリームを

 

靴の外側の革にもデリケートクリームを塗り込んで、潤いと栄養を与えます。
特に甲の部分は屈曲が多いです。念入りに塗ってあげましょう。

 

水分の多いデリケートクリームを塗り込んであげると、革が潤いを取り戻します。そうすることで、革がしなやかになり自然な履きジワが入るようになります。

 

レーダーオイルもおすすめ

 

個人的にはオイルを使うのもおすすめしたいです!

 

天然素材にこだわったタピールというメーカーのオイルを使用します。
靴に塗ると驚くほど浸透して、革が潤いと取り戻します。オイルがしっかり浸透するよう、塗った後1〜2日放置するのがおすすめです。

 

レーダーオイルを塗布するとすごく潤いますが、塗りすぎると油分が浮き他のクリームでツヤが出にくくなります。なので、少しずつ様子を見ながら塗っていただくことをおすすめします。
塗りすぎて油分が入りすぎても乾拭きをしていれば必要な油分は抜けます。次第に通常の状態に戻りますのでご安心ください。

 

とにかく革が柔らかくなるので、とってもおすすめです。

 

 

 

⑤クリームでツヤを出す

 

革全体にクリームを塗り、ブラッシングをしてツヤを出します。
クリームは日常の靴のお手入れでも使います。先ほどのデリケートクリームと比べると、油分やロウ分が多いため、革にツヤを出すことができます。

 

クレム1925がおすすめ

クレム1925のご紹介

 

 

クリームのあとは豚毛ブラシでブラッシングをし、クリームを革に馴染ませます。

 

 

革をマッサージしクリームを押し込む効果もあるため、少し強めかな?と思うくらいでも大丈夫です。
しっかりブラッシングしましょう!

 

靴磨き用ブラシのご紹介

 

 

さらに余分なクリームを落とすために乾拭きをしてあげましょう。着なくなったコットン素材ののTシャツなどがあればそれでOKです!

 

基本的なプレメンテナンスはこれでおしまいですが、ピカピカな靴がお好きな方は是非『鏡面磨き』にもチャレンジしてみてください!

 

 

ワックスでつま先やかかとの鏡面磨き

 

お好みで鏡面磨きをしてもいいでしょう。
ワックスを使ってつま先やかかとをピカピカに仕上げるため、ハイシャインと呼ばれたりします。

 

クリームを塗ってブラッシングをすれば十分ツヤは出ますが、さらにピカピカにしたいという場合は是非鏡面磨きにもチャレンジしてみてください。

鏡面磨きのやり方

 

 

 

こんな感じに仕上がります!
ここぞという時にピカピカの靴はとても気持ちがいいものですよ。

 

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より革靴を長持ちさせるために

基本的なお手入れはこれでおしまいですが、もう少しできることもあります。
余裕があったら是非チャレンジしてみていただきたいです。

 

レザーソールの靴底の場合

 

外側・内側だけでなく、靴底も革でできている革靴もありますね。
なので、靴底にもオイルを入れてあげることで柔らかくなり、靴の履き心地もよくなります。水の浸透と劣化を防ぐ効果もありますね。
ミンクオイルを塗ってあげてもいいと思います。

 

 

 

新品の靴底が滑る場合

また、レザーソールの革靴は新品の場合、滑ることも多いです。
しばらく履いているとだんだん靴底が磨耗したり毛羽立ったりしてくるので、滑りにくくはなってきます。

ただ、どうしても気なるという場合はハーフラバーなどを貼ってもいいと思いますが、修理によっては靴底や縫い合わせている糸を削ることになるので、個人的にはあまりおすすめはしたくないところです。

 

 

トゥスチールをつける

 

靴のかかとは取り外して修理することができますが、つま先の摩耗は修理が難しいです。
オールソールやハーフラバーと呼ばれる大がかりな修理が必要になるので、できるだけ避けたいところです。

 

なのでトゥスチールをつけるのがおすすめです!靴底の、特につま先は圧倒的に長持ちします。
ただ、カチカチ音がなるのが気になるという方もいらっしゃるので、ある程度磨耗してからラバーで補強する修理などをしてもよいかもしれませんね。

 

 

自分でつけるトゥスチールもありますので、そちらも参考にしてみてください。

自分でつけるトゥスチール

 

 

最後に

せっかく気に入って買った靴です!
安い買い物ではないので大切に使いたいですよね。物を大切に使うのって贅沢だなぁと思うのです。

 

新しく革靴を買ったらすぐに履きたいと思いますが、どうかその気持ちを少しだけ抑えてお手入れをしてあげてください!
革が柔らかくなって長持ちにつながるのでとってもおすすめです、っていうか必ずやってください!笑

 

ほんとに絶対やって!!

 

 

 

最後までお付き合いありがとうございました。
定期的な革靴のお手入れの方法もご紹介しています。是非こちらもご覧ください。

 

初心者でも簡単!靴磨きの方法【革靴手入れ・クリーム仕上げ・おすすめの道具】

 

過去のプレメンテナンス

過去のプレメンテナンスはこちらでご紹介しています。

 

スコッチグレインのプレメンテ

ブートブラックしばりでプレメンテ

カルミナのプレメンテ①

コードバンのプレメンテ②

ブラスクハウスのプレメンテ

 

中古靴のお手入れ

中古靴を復活させるお手入れ方法

 

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Comments コメント
  1. すたく より:

    はじめまして!
    32歳名古屋在住のサラリーマンです。
    くすみさんのブログを読みまくって、本日初めての本格革靴購入しました!(スコッチグレインの黒ストチ)
    くすみさんの記事参考にして育てていこうと思います。更新楽しみにしてますので、これからよろしくお願い致します(^^)

    • くすみ より:

      すたくさま、嬉しいコメントありがとうございます!
      本格紳士靴、おめでとうございます!!!!!
      是非大切に履いていただきたいです!スコッチグレイン、しかも黒ストチなら間違いないと思います!

      もしかすると学年も同じですかね?僕も名古屋出身でして、是非そちらでお会いしましょう!
      記事更新頑張ります!こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします!!

  2. すたく より:

    返信ありがとうございます!
    たしかに同学年ですねー!一気に親近感です。
    私は出身は名古屋ではないんですが、妻が名古屋出身で、結局名古屋でマンション買っちゃいましたよ(^^)

    明日は名古屋は雨なので下ろすの我慢して逆にファーストメンテで楽しもうと思います!

    ツイッターやってますので先程フォローさせていただきました!今後そちらでもよろしくです!(^ω^)

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1986.9.25 愛知県生まれ
趣味で靴を磨いて8〜9年。革靴・靴磨きに関して情報発信をしています。自分のやりたいことをして生きる人生を模索しています。
音楽と甘いものも好きです。
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