サフィールノワールの革靴用クリーム、クレム1925の素晴らしさ [Saphir Noir CREME1925]

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僕はこのサフィールノワール [SAPHIR NOIR]クレム1925という革靴用クリームを愛用しておりまして、靴磨きや靴のお手入れに興味を持たれた方に是非おすすめをさせていただきたいのでございます。

サフィールノワールは世界中のシューメーカーやレザーブランドから支持されているだけあって、百貨店の靴売り場の方やプロの靴磨き職人さんも勧めるクリーム。
是非ご覧ください!



サフィール [SAPHIR] について

まずはサフィールというブランドのご紹介です。
サフィール [SAPHIR] は、革靴用のクリームやその他シューケアグッズを展開するフランスのブランドです。そしてサフィールの高級ラインとして展開されているのがサフィールノワール [SAPHIR Noir] となります。

なんとサフィールは、ご存知エルメス [HERMES] などの多数の名だたるハイブランドのレザーケア製品も作ってるので、信頼の置かれたブランドと思って間違いはありません。

そんなサフィールノワールの代表的な革靴用クリームがクレム1925というわけです!

amazonや楽天での評価も非常に高く、多くの方に利用されているのがわかります。

amazonでの評価(★4.6)

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楽天での評価(★4.82)

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クレム1925について

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さてクレム1925のご紹介ですが、こんな感じの四角いボトルに入っています。
ロゴからも格式高さが滲み出ています。サフィールは1925年のパリ万博で金賞を受賞した経歴もあり、”1925″ という商品名はそこに由来する数字のようです。

 

クレム1925の成分と役割

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ボトル裏面。
成分は、ろう、油脂、有機溶剤。
そして『種類:油性』とあります。こういった靴用のクリームの多くは水分を含む乳化性クリームと呼ばれるものが多いのですが、クレムには水が含まれておらず、ロウと油を主成分とした油性という部類のクリームになります。
水分が含まれていないので、成分の含有力が濃く、革にしっかりと栄養補給とツヤを出すことができるというものです。

クレム1925の主な成分はこちらです。

  • 高級ビーズワックス
  • カルナバワックス
  • シアバター
  • テレピンオイル

ミツバチから取れるビーズワックス(みつろう)で革の表面を保護し、カルナバワックスでしっかりとツヤを出します。
そしてハンドクリームなど化粧品にも使われるシアバターで革に柔軟性を保ち、長持ちさせる効果があります。

逆に、それほどツヤは出したくないという方、もしくは保湿をメインにケアしたいという方には、ロウ分を含まないデリケートクリームを使っていただくことをおすすめします。
デリケートクリームは水分を多く含む保湿効果の高いクリームです。

デリケートクリームって一体なんなんだ?他のクリームと何が違うんだ?って、思われてる方も少なくないようです。 もちろん、普段...

クレム1925の色展開は16色

クレム1925の色展開は16色です!

(ブラック、ニュートラル、ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン、ネイビー、バーガンディ、マホガニー、コニャック、エルメスレッド、グレイ、ダークグリーン、タバコブラウン、パリジャンブラウン、ベージュ、ホワイトの全16色)

補色効果も高い

また、クレム1925は革の風合いを活かしつつ、自然な補色効果が得られることも特徴です。
染料と同じくらい粒子の細かい顔料を使用しているので発色も良く、さらに顔料のように革の風合いを上塗りするすることもありません。

しかし、黒一色や茶色一色の靴には問題ありませんが、特殊な染色や仕上げが施されている靴の場合は、染めや仕上げの風合いを損なう可能性があるので使用はお控えいただいた方がよいでしょう。有機溶剤などに、クリームに含まれる成分が染料や仕上げを浮かせてしまう可能性があるからです。

逆に、黒い靴や茶色い靴などであれば、クリームの色が浸透して革の自然な風合いを活かした重厚感のある色合いに仕上がっていきます。

クレム1925の使い方

SAPHIRNoir_CREME1925_使い方

ボトルのイラストがかわいのですが、クリームの使い方をご紹介してまいります。

  1. ブラシで土やホコリを落とす
  2. クレム1925を塗る
  3. 5分寝かせる
  4. 豚毛ブラシでブラッシング

①ブラシで土やホコリを落とす

まずは馬毛ブラシで靴についた土やホコリを落とします。(靴磨き用ブラシの種類と使い方についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています)
先ほどのイラストには書いてありませんが、すでにクリームが塗ってあったり、ある程度履いた靴であれば、先にクリーナーを使って古いクリームや汚れを落としてあげると、クレム1925の浸透性もより高まります。

②クレム1925を塗る

ボトルのイラストだとクリームを塗る専用ブラシを使っていますが、指で塗っていただいても結構です。
布やブラシで塗るとクリームがそれ自体に染み込んでしまいます。手が汚れにくいというメリットがありますが、指で直接塗るのも体温で成分が溶けて革に染み込みやすくなるので、プロの靴磨き職人さんたちも指で直接塗られている方たちばかりです。

また、クレムにはシアバターが入っていて、常温では固形ですが指の温度で溶けるので、クレムの塗り方はやはり指で直接塗るのがベストかと思います。

③5分寝かせる…?

イラストには成分を馴染ませるためにクレム1925を塗ったら5分待ちましょうと描かれていますが、クレムは成分の濃さ故少し放置するとベタつきが出る場合があるので、5分待たず次の工程に移っても問題ありません。

④豚毛ブラシでブラッシング

最後は豚毛ブラシでしっかりとブラッシングします。
これは、クリームの成分を革表面の凹凸に行き渡らせることと、ブラッシングの熱でクリームの浸透を促すことが目的です。

あと、ブラッシングした後に布で乾拭きをしてあげてください。
残ったクリームを拭き取ってあげると、ベタつきもなくなって、しっかりとツヤが出るのでおすすめです!

クレム1925を使ってみた

クレム1925を塗布し、ブラッシングと乾拭きをした後の革靴がこちら!

ほら!

ほらほら!!

この写真はつま先のみ鏡面磨きがされていますが、他の部分はクレム1925で仕上げたものです。

ツヤがとってもいい具合じゃないですか?
とても上品なツヤです!

申し分ない艶

鏡面磨きをしなくてもしっかりツヤが出るので、綺麗にはしておきたいけど鏡面磨きほどのツヤは出したくないという方、もしくは鏡面磨きは面倒だという方には、ちょうどいいかもしれません。

ちなみに、こちらの写真も、鏡面磨きをせずクレム1925だけで磨き続けたものです。
ツヤに関しては申し分ないですよね。

※ネイビーのクレム

※コニャックのクレム

※エルメスレッドのクレム

コードバンの靴にも使えますよ!

※ネイビーのクレム

クレム1925の落とし方

クレムは油性クリームなので、優しいクリーナーでは落ちにくい場合もあります。
そこまでがっつり落とす必要もないので特段問題はないかと思いますが、ロウ分が蓄積しすぎると硬化して革にとって負担になってしまうので定期的にしっかり落としてあげることをおすすめします。

もししっかり落としたいという方は、ちょっとだけ強めのクリーナーをお選びください。
クリーナーを使われる際は、革表面をゴシゴシこすりすぎないようにだけ注意してください。革の表面を傷めてしまうことがあります。

革靴のクリーナーには大きく分けて2つの役割があると思っています。 革表面についた汚れを落とす役割 革靴の古い...

クレムの注意点

ボトルの裏に注意点も書かれていましたので一応ご紹介させていただきます。

  • 色落ちやシミになる特殊仕上げの皮革がございますので、必ず目立たないところでテストしてください。
  • 起毛革、エナメル、爬虫類には使用できません。
  • ご使用後はフタを完全に閉めてください。
  • 靴以外には使えません。

先の特徴でもお伝えしましが、染料が強く補色効果が高いため風合いを損ねてしまう可能性もあるので、色や染色や仕上げが特徴的な靴には向かないかもしれません。

あとエキゾチックレザーと呼ばれる爬虫類毛の革や、スエード、エナメルには使えません。フタもちゃんと閉めてください。まぁ閉めますよね。

栄養補給効果が高く油分の多くベタつきや色移りの原因になるので、靴以外の革製品には使わない方がいいですね!

塗りすぎないように

ツヤが出るので嬉しくてついつい塗りすぎちゃったなんてこともありました。
でも結局、ブラッシングしたり乾拭きしたりするうちに余分なクリームは落とされるので、必要最低限のクリームが革の表面に塗布されれば十分です。

最初は「クリームの量がちょっと少ないかもなぁ…」って思うくらいでもいいと思っています。
塗る量が多すぎて、革の表面をロウの成分が覆ってしまうと、革の通気性を損ねてしまいます。クレム1925は塗り伸ばしやすいので、どうか塗りすぎにはご注意ください!

こちらの記事もご覧ください。(革靴のヒビ割れの原因はクリームの塗りすぎ?お手入れ方法を見直しませんか?

まとめ【重要!】

長々といろいろ書きましたが、要するに僕のお伝えしたいことはこれだけです!
もうここだけ読んで覚えて帰っていただければ満足です僕は

クレム1925の良いところ

  • 重厚感のあるツヤが出る
  • 色の乗りがよい
  • クリームの伸びが良い
  • シアバター配合なので革がしっとりする

ご覧いただいた通り、ツヤに関しては申し分ないです!しかも革の栄養補給もしっかりできます。
なので、クレム1925をしっかり塗り込むと革が油分で柔軟性を取り戻し、甲の部分の履きジワが無くなりますよ!

クレム1925の気になるところ

  • 染料が強いので色が靴の色に合うか心配

色が合うか心配っていうのは、無色のクリームをお選びいただけたら問題ないと思います。(一応見えないところで試してから全体に塗ってください。)
個人的にはとっても気に入っています。

また、ブラッシングをした後しっかりと乾拭きをすればベタつきは残りませんが、先ほどもお伝えしたように靴以外の財布やカバンなど、肌に直接触れるものに使うのはおすすめできません。

デリケートクリームとの併用がおすすめ

クレム1925は油分が主成分で、水分がほとんど含まれていません。
なので、シアバターなどの油分によって栄養補給はできますが、多少の水分も革にとっては必要です。

なので、革が少し乾燥してきたなって思ったら、クレム1925を塗る前にデリケートクリームを塗ってあげると、潤いも得られるのでおすすめです。それをクレム1925の油分でフタをして、水分を閉じ込めるイメージです。
特に靴の甲の部分は革の屈曲が多いので、ダメージが大きいです。その部分に塗ってあげると効果的です!

Saphir のカタログにも同じようなことが書いてあるので、間違い無いと思います!

> スペシャルナッパデリケートクリーム もこちらの記事でご紹介しています。

最後に

クレム1925についてご理解いただけましたでしょうか?

さんざんご覧いただいたように、ツヤに関しては申し分ないくらいの輝きを放ちます!
また、保湿成分も含まれているので、革への栄養補給も十分可能です。普段の靴のお手入れには十分のクリームです。

ちなみにですが、僕はブラックのクレム1925を5年以上使っていますけど、まだ半分以上残っています。
高級高級という割には2000円程度なのに何年も使えるので、コスパは全然悪くない!それも気に入ってるん理由です。ちなみにブラックの他にはネイビーニュートラル(無色)コニャックエルメスレッドグレイダークブラウンの計7つのクレム1925を使っています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
良い靴買ったからお手入れしてみようかなぁって思われた方は、よろしければお試しください!

定期的な革靴のお手入れの方法もご紹介しています。よければこちらもご覧ください!

はじめまして、くすみ(kusumincom)と申します。 こちらの記事では、革靴を綺麗な状態で履いてもらえるよう、簡単な靴...

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コメント

  1. yszw_0223 より:

    くすみさん

    はじめまして。いつも、YouTube・ブログともにみさせていただいております。

    先日靴の手入れ中に事故が起きてしまったので、困っております。
    こちらご存知でしたらおしえてください。
    また、わかりそうな方をご紹介いただけますと嬉しいです。

    先日、クレム1925を用いて、手入れをし多めに塗ってしまったため、油性クリーナーを用いて取り除こうとしたところ、革靴本来の色まで抜けてしまいました。
    (ダークグリーンの革靴で特殊な染色方法であるとも書いてありました。)

    ・こちらの現象はなにがおきたのか?
    ・また、どのように修復できるのか?
    ・誰に頼めば修理していただけそうか?

    おしえていただけませんでしょうか?

    すみませんが、何卒よろしくお願いいたします。

    • くすみ より:

      yszw_0223さま、コメントありがとうございます。
      考えられるのはクレムに含まれる溶剤(クレムの色にもよります)、もしくはクリーナーによって本来の染料が溶けてしまったことが原因かと思われます。
      いくつか質問させてください。
      ・どこのブランドの靴か
      ・革はどんな状態か(荒れていないか)
      ・クレムの何色と何のクリーナーを使われたか
      写真など拝見できればもっと詳しくわかると思われます。可能ならSNSにDMいただければより詳しくご案内できるかと思います。

  2. yszw_0223 より:

    早速のご返信いただけて嬉しいです。

    ①Paul Smith(UKで仕入れたもの)
    ②靴の表面は荒れておりません。(傷や毛羽立ちといった状況は見られません)
    ③クレム1925の06_navyblue・クリーナーはREGALのshoe cleanerです

    SNSでのコミュニケーション取らせていただければと思います。(Twitterから連絡いたします)

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『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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