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ブラスクハウス佐藤さんにクラウディ・パレットを実演いただきました!

小さいサイズのスエードタッセル入荷!
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機会をいただいて、ブラスク・ハウスの佐藤 哲也さんにクラウディ・パレットの実演を見せていただきました!

 

 

プロの手にかかれば、これが…

 

 

 

こうなるんです!!!!!

 

 

 

見せていただいたクラウディ・パレットの技術や佐藤さんの活動などをご紹介させていただきますので、よければお付き合いください!

 

 

ブラスクハウス佐藤さんとは?

 

ブラスクハウスは、紳士靴に用いられる伝統的な技法に魅せられた職人佐藤哲也が作り出す、革製品のコレクションです。
引用:Brusque House official website

 

佐藤さんはもともとベルルッティやコルテでカラリストのご経験を積まれた方で、現在は革小物を中心にクラウディ・パレットという独自の染色技術で彩られた自社製品の企画・販売をされています。

 

 

クラウディ・パレットの実演

アルコールで少し薄めた染料をコットンに染み込ませてでポンポン載せていきます。
これが独自に開発されたクラウディ・パレットという革を染色する手法です!

 

 

適度にムラ感を意識して色を重ねていきます。

 

ヒートガンを使って色を定着させながら。

 

 

 

ちなみにパティーヌってワード、実はフランスのベルルッティが特許を持っているんですって。
なので、それに気をつかってか、コルテはカラーレーションというネーミング。
パティーヌって一般名詞ではあるので、線引きは難しいようですけどね。

 

とにかく、ベルルッティでもコルテでも、もちろん佐藤さんのクラウディ・パレットもやはりそれぞれ染め方が違うようです。
ブランドによっては色を抜くという仕上げ方もあるようです。

 

 

 

全体的にムラを出しつつ染めて行ったら、あとは濃くしたい部分を集中的に濃くしていきます。

 

 

立体感と雰囲気が出てきました!

 

 

これはもう個人のセンスによるもので、立体感やアンティーク感を出していきます。

 

 

四隅の色を濃くして引き締めることで、中心が相対的に明るくなってより立体感が引き立つというか、キリッとした表情を表現するのだと。
これは勉強になりますね!他にも応用できることがありそうです。

 

 

また、濃い部分から明るい部分に向けてトーンが3段階くらいになるように意識をされながら。
中間色がないと、ちょっと安っぽく見えちゃったりすることもあるようですね。

 

 

 

左右対称がお好きな方もいらっしゃるようですが、左右差があった方が手仕事の醍醐味というお考えのもと、あえてそこを楽しむような仕上げ方をされてます。

 

また、革によってもやりやすいもの、やりにくいものがあるようですね。

 

 

という感じで仕上がったものがこちらです!
ビフォーと比べると圧倒的な雰囲気を醸しています!

 

 

 

たまたま近い色の靴があったので、そちらにつけさせていただいたものがこちらです。

 

 

これは素敵!

 

 

ちなみにキルトをつける前はこんな靴です!

 

 

これはこれでまた素敵!!

 

 

このキルト、記念にいただいちゃいました!
僕はこのクラウディ・パレットの色に合う靴がないのが残念なんですが、これって革のハギレを買ってきて切ったら作れるんじゃないかなって思うんです!
それをご自分で染めてみるっていうのは気軽にできる楽しみ方なんじゃないでしょうか?

 

少し大きめですが、履かせていただきました!

 

 

 

例えばちょっとポテッと丸みのある靴にこう言った革のキルトをつけるだけで、フォーマルとカジュアルの雰囲気を使い分けられるようになります!
もし靴の色とキルトの色が合わなければ、染料で染めてみるのもおもしろいかもしれませんね!

 

 

ブラスクハウスの財布・靴

最初にご紹介したとおり、ブラスクハウスさんでは財布などの革小物をメインで販売されているんです。
また、今月(10月)下旬を目処に、高島屋日本橋店とamazonでもコスパ重視の靴が販売開始されるとのことです。お値段は¥35,000から。

 

 

こんなにも鮮やかなお財布や…

 

 

 

遊び心のあるクロコダイルのお財布…

 

 

 

これはお金を引き寄せそうな気がしますよ!

 

 

 

ブックカバーや…

 

 

 

革製の蝶ネクタイなど。

 

 

高島屋やamazonで購入できる

基本的には、高島屋新宿店、高島屋日本橋店、amazonで商品を販売されています。

 

 

 

お邪魔したアトリエに置いてあった靴も素敵でした!ただ、残念ながらこちらはサンプルなので、販売はされているものではありません。
今後、販売される靴にご期待ください!

 

この域になると履くが勿体無く感じられるほどアーティスティックな仕上がりです。

 

 

 

 

これを見てしまうと、いろんな染め方があることがわかりますね!
すごく奥の深そうな世界です…。

 

 

やってみたい…

 

 

 

 

 

 

安い中古靴でも買って僕もやってみたい!!
以前、茶靴を赤く染めるよう試みたことはありますが赤く染めただけでした。それはそれで楽しかったんですけどね。

 

 

こんな楽しみ方があったのかと…こんな世界があったのかとただただ驚くばかりです!

 

 

佐藤さんのワークショップ

 

10/6発売のMen’s Exにも佐藤さんの特集がされるようですが、ご自分で革小物や中価格帯の靴の染め替えを体験できるワークショップを予定されています!

 

 

もともとパティーヌのような仕上げがされた靴って高級靴が多いのかなぁというイメージですが、もう少しリーズナブルな価格帯の靴を自分で染めて思い出のある一足を作りましょうというコンセプトでやられているものです。

 

セブンアカデミーといういろんなセミナーを主催されている教室で開催されます。
気になった方は是非チェックしてみてください!価格は教材費込みです!

佐藤さんのワークショップはこちら

 

 

今は革小物の販売とワークショップをメインに活動されている佐藤さんですが、今後はこういった靴の販売にも注力されていくようです。

 

 

最後に

高い靴をじっくり楽しむというのもすごく贅沢な靴の楽しみ方ですが、このように自分だけの靴を仕上げるという楽しみ方もあることを教えていただきました。

 

また、男性だけでなく女性の方にもチャレンジしてもらいたいですよね、とそんな話をさせていただきました。
僕もこういう楽しみ方があるんだということも、これから発信していきたいと思います!

 

作品の写真もご覧になれますので、ブラスクハウスさんのwebサイトも是非ご覧ください!

ブラスクハウスwebサイト

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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