デリケートクリームって一体なんなんだ?他のクリームと何が違うんだ?って、思われてる方も少なくないようです。
もちろん、普段靴磨きをされてる方ならご存知の方も多いと思います。しかし靴磨きに興味を持たれた方、最近始められた方にとっては、馴染みがない言葉でもあるようです。
どうもはじめまして、くすみ(kusumincom)と申します。
ということで、今回はデリケートクリームについていろいろとご紹介したいと思います。こんなことをお考えのあなたに読んでいただきたい記事です。
- 革のお手入れをはじめたい
- デリケートクリームって何?美味しいの?
- ヌメ革みたいな淡色の革をお手入れしたい
かなり長くなってしまいますが、最後まで読んだらデリケートクリームマスターです!
よろしければお付き合いください。
デリケートクリームの効果とは
デリケートクリームは、革に潤いを補給することに特化したクリームです。
ただし、デリケートクリームは決して万能ではありません。というのはデリケートクリームは『デリケートな革』に使われることを想定したクリームだからです。
デリケートな革とは何か
デリケートクリームの話をする前に、まずはデリケートな革とは何かを理解する必要があります。
デリケートな革とは、ヌメ革やシープスキンと言われる、油分や水分を吸いやすい表面加工のされていない淡色の革です。
通常、そう言った革は経年変化を楽しめるものとして認識されていますが、色が薄いことからシミができやすいというリスクもあります。
デリケートクリームは革製品全般のお手入れに使うことができますが、本来はそのようなシミのできやすい革に使うことを想定されて作られたものです。
この後デリケートクリームの成分についてもご紹介してきますが、シミができやすい革にも安心して使うことができるのが、このデリケートクリームです。
デリケートクリームの成分
デリケートクリームの成分のほとんどが水分です。
正確な割合は製品にもよると思いますが、約8割が水分と言われています。
『デリケートクリームは万能では無い』と書いたのは、油分や水分を浸透しやすい色の薄い革でもシミができにくいように、含まれる油分が少ないのがデリケートクリームの特徴です。ある程度は含まれているのですが、油分が多すぎると革の繊維の中にシミができやすくなってしまいます。
逆に水分は革が吸収して色が濃くなっても、蒸発することで色の濃さは残りにくいです。なので、栄養補給効果はほとんどありませんし、革を柔軟に保つ効果も水分を保っているわずかな間だけです。
しかし、中でも栄養補給効果の高いのが、こちらのスペシャルナッパデリケートクリームです。
革靴をお手入れする乳化性クリームとの違い、デリケートクリームはロウのようなツヤを出す成分が入っていません。水分が多いことから使用後のベタつきがほとんど無いため用途も幅広く、革靴以外の革製品にも使えることも特徴です。
その他の成分は、有機溶剤、油脂・油分などでできています。
〇〇オイルと名のつくオイルが、商品ごとの特徴になっている場合が多いです。ここで、ブランドごとの成分を簡単に比較してみましょう。
商品名 | 成分 |
モウブレイ デリケートクリーム |
ラノリンエマルジョン、可塑剤エマルジョン、セルロース濃縮液、香料 |
モウブレイ リッチデリケートクリーム |
アボカドオイル、有機溶剤 |
サフィールノワール スペシャルナッパデリケートクリーム |
ホホバ油、小麦プロテイン、ミンク油 |
コロニル デリケートクリーム |
乳化ろう、溶剤 |
ブートブラック デリケートクリーム |
ロウ・油脂 |
溶剤を含むデリケートクリームの注意点
ちなみに、靴のクリームには水分と油分が混合しています。
本来混ざり合わない水と油をうまく混ぜ合わせることを『エマルジョン』と言います。日本語だと『乳化』と言いますね。
しかし、エマルジョンや溶剤と書かれているデリケートクリームは注意が必要です。
染色されている(染められている)革に使用する際、溶剤によって革を染めている染料を溶かして浮かせてしまう可能性があるからです。
そもそも水分が多いため、それほど問題になるケースは多くないようですが、溶剤には溶かす効果があるということを、一応覚えておいていただくと良いと思います。
デリケートクリームの種類
また、基本的にデリケートクリームは1種類だけです。
色展開もほとんどなく、無色(ニュートラル)のみです。まれに黒のデリケートクリームがあったりしますが、基本的には無色の1種類のみです。
補色や栄養補給というよりは、一時的な水分と多少の油分を補給する保湿効果的な役割のクリームだからです。
というわけでデリケートクリームの用途についてもう少し詳しく見ていきましょう。
デリケートクリームの用途
デリケートクリームの用途についてもう少し詳しくご紹介させてください。
ヌメ革とシープスキンにしか使えないの?って思われた方、ご安心ください。
乾燥しきった革靴など
お手入れのされていない乾燥しきって色の薄くなった靴に使ってください。
例えば黒の靴であれば黒のクリームを塗ってあげてバキッと仕上げるのもいいと思います。しかし、茶色の革などは茶色のクリームを直接塗ると、乾燥しきった革がクリームを吸いすぎてしまい、ムラやシミになりやすいです。
なので、乾燥しきった革には、一旦デリケートクリームをしっかり塗ってあげて保湿をしてあげたあと、クリームを塗るという順番でお手入れをしてあげると、クリームの油分の吸収が均一になり、シミができるリスクが大きく低減します。
化粧でいう乳液に例えられることもあり、革にとっての基礎化粧品のような位置付けとなります。
革靴の内側の革に
普段から革靴のお手入れをされている方は靴が乾燥しきってしまうことはほぼないと思います。なので、デリケートクリームはそれほど必要ないクリームかと思いますが、僕はこんな使い方をおすすめしたいです。
靴の内側に塗ることで革を柔らかくし、履き心地と足馴染みをよくするという効果があります。
特に新品の革靴にはすごくおすすめです!僕はさわやかな香りが特徴のリッチデリケートクリームを使います。
申し上げた通り保湿成分は一時的なので、靴を履く直前に塗ってお出かけされると効果が実感できます。新品の靴なら、最初の1回だけでなく僕は履くたびに塗っています。
新品の靴のお手入れ方法はこちらの記事でもご紹介しています。
光沢のない革
成分のところでもご紹介しましたが、デリケートクリームはロウ分を含みません。
なので、ツヤを出したくない革に使っていただくこともできます。
色の薄い革・淡色の革
デリケートクリームはシューケア用品としても販売されていますが、革靴だけでなく革製品全般に使用することができます。
先ほど申し上げた通り、色の薄い革に塗っても色が濃くなることはほとんどありません。ルイ・ヴィトンのバッグのような色の薄い革には相性が良いでしょう。
あとは、銀面と呼ばれる革の表面がない革は、油分や水分をより吸収しやすいので、そう言った革にデリケートクリームを使っても色が濃くなることはありません。
財布、鞄、革ジャン、ソファーなど
革製品全般といえば、革財布にも、バッグにも、革ジャンにも、ソファーのような家具にも使うことができます。
しかし、一時的な保湿効果はありますが、油分による栄養補給効果はありません。
なので、場合によっては油分やロウ分の含まれるレザーローションなどを使っていただいた方が革を柔軟に保つことができます。
デリクリを使えない革の種類
スエードやヌバックレザーのような起毛革使えないものが多いです。
油脂やロウ分の成分によって、起毛面がベタついて起毛しなくなってしまうからです。
一般的なスムースレザーに使う分には問題ないと思いますが、特殊な革に革に使いたい時にはちょっと注意してもらった方がよいでしょう。
その他の革
クロコダイル、トカゲなどの、いわゆるエキゾチックレザー(爬虫類系の革)にも使える場合が多いです。
それ以外の革についてもご紹介していきます。
ブライドルレザー
ブライドルレザーは、はじめからロウが染み込ませてある革で、ロウによるツヤが特徴的ですね。
はじめからロウが染み込ませてあるとは言え、使っていくとだんだん汚れたりツヤが落ちてくることもあります。
そんなときは、デリケートクリームのお手入れでも問題ないのですが、ブライドルレザーの場合はアニリンカーフクリームの方が適しています。
アニリンカーフクリームにはロウが含まれているため、ツヤが出やすいです。デリケートクリームだと栄養補給はできますが、それほどツヤは出ませんからね。
また、コロンブスからはブライドルレザークリームという製品も販売されています。
コードバン
問題なく使えます。
コードバンにもデリケートクリームはしっかりと浸透し、潤いを与えてくれます。
コードバンにはもともと十分ツヤがあるので、ロウ分を含まないデリケートクリームでも保湿をしてあげるだけで十分ツヤが出ます。
コードバンのお手入れ方法はこちらの記事でもご紹介しています。
オイルドレザー
デリケートクリームは主成分が水分なのに対して、オイルドレザーは文字通りオイルが浸透させてありますね。
なので、オイルドレザーにデリケートクリームを使うと、油分と水分という組み合わせになってしまいます。
問題にはならない場合が多いようですが、オイルドレザーにはもっとふさわしいクリームがあります。ミンクオイルやモウブレイから出ているエイジングオイルなどが適しています。
デリケートクリームの使い方
デリケートクリームの使い方です。いろいろあるので順番にご紹介していきます。
塗りすぎない・使いすぎない
使い方の前にちょっとだけ注意点です。
デリケートクリームは浸透性の良いものばかりなので、使っていて革が潤っていくのがよくわかります。
ですが、決して塗りすぎる必要はありません。塗るときは、デリケートクリームを薄く取って伸ばして使ってください。
それで十分です。
使う頻度は革が乾燥してるなと思ったら使ってもらえれば大丈夫です。
はやり水分が多いせいで保湿力はそれほど長くありません。もちろん水分だけが成分ではありませんので、時間が経ったらまったく効果がなくなるかと言えばそうではないのですが。
また、デリケートクリームを使うことによって一時的に革の表面のツヤがうすくなります。(商品にもよります)
ブラッシングしてあげるとツヤが戻る場合が多いです。
通常のお手入れとして…
先ほどもご紹介したように、ロウ分の多い乳化性クリームや油性クリームと違って、デリケートクリームはツヤが出にくいです。とは言え、革靴本来のツヤをなくすことができるわけではありません。
また、保湿の持続力も低いので、通常の革靴のお手入れ用クリームとして使う場合は、すごく向いているというわけではありません。
革靴は屈曲が多いので、油分が多く栄養補給がしっかりできて、革を柔らかく保つことができるクリームを選びましょう。
※サフィールノワールはエルメスの革ケア用品を手がけるブランドで、クレム1925はこちらの記事でもご紹介しています。
通常のお手入れとして使う場合は、先にクリーナーで靴の汚れを落としておきましょう。
デリケートクリームは伸びがよいので少量を全体的に塗り伸ばしてあげてください。
ツヤを出したいという方は、塗布したあとクレム1925などの油性クリームを併用することでデリケートクリームの水分を閉じ込めるという方法もあります。
乾燥している時期はデリケートクリームだけだと数日で水分が揮発してしまいますからね。
新品の革靴のプレメンテナンスとして
こちらの記事でもご紹介していますが、新品の靴は、特に海外ブランドの靴は作られてから時間が経っているものが多いです。
輸送期間や店頭に置かれている期間が長いと、それだけ革が乾燥してしまうのはご理解いただけると思います。
なので、新品の靴を買ったら是非、全体にしっかりとデリケートクリームを塗り込んで革に潤いと栄養を取り戻してあげてください。
革が柔らかくなって履きやすくなるだけでなく、革が屈曲したときに負担が少なくなるので、その一手間をしてあげるだけで靴が圧倒的に長持ちします。
塗るのは外側だけじゃありません。
靴の内側は何でできていまskそうです革です!
内側の革にも栄養補給してあげてください!新品の靴へのお手入れをプレメンテナンスと呼びますが、プレメンテナンスは必ずやっていただきたいです。
靴を買ったらまずプレメンテ。
男は黙ってサッポロビール。と同じです(古
局所的に当たって足が痛いとき
例えば、基本的にはサイズピッタリなんだけど、片足の小指だけ当たって痛い!とか、そいういう場合。
その部分にデリケートクリームをしっかり塗り込んで、ちょっと強めにグイグイ押してみてください。それをしばらく続けていると、だんだん革が伸びてきて、気にならなくなってくる瞬間がやってきます。
革は繊維なので、水分や油分の浸透・蒸発を伴って伸縮するんですよね。
デリケートクリームを塗ることで、「あれ、痛くない!」という感動をきっと味わうことができるはずです!
また、靴がちょっと硬いなって思う時も同様です。靴の内側、中底にもデリケートクリームを塗ってあげると履き心地が変わりますよ!
雨に濡れた後のお手入れとして
革は雨に濡れて水を大量に吸い込むと、水分と一緒に油分や養分が出て行ってしまいます。乾いた後はかなり乾燥している状態になっているんですね。
なので、是非デリケートクリームを塗って栄養補給をしてあげてください。
雨に濡れて乾いた革とデリクリを塗った革だと柔らかさが違うはずです。是非そこも実感してもらいたいと思います!
他のクリームとデリケートクリームの違い
他のクリームでもデリケートクリームにすごく用途が近いクリームもあったりします。だから選ぶのが難しくて、はじめての方を悩ませる原因になっていると思うんですよね。
革靴のお手入れや靴磨きに使うクリームはこちらの記事でもご紹介しています。
商品名も海外ブランドのものをそのまま使っていたり、amazonの商品説明にはほとんど説明のないクリームもたくさんあります。
なので、細かく違いをご紹介していきたいと思います。
乳化性クリーム・油性クリームとの違い
モウブレイの乳化性クリームといえば『シュークリームジャー』。油性クリームといえばサフィールの『クレム1925』です。他にもたくさんのクリームがあります。
乳化性クリームとデリケートクリームは基本的に、水分、ロウ、油脂、有機溶剤でできてます。
成分自体はそれほど変わりませんが、大きな違いはやはり水分とロウ分ですね。
乳化性・油性クリームは、革に栄養補給をする効果もありますが、それ以上にロウ分によるツヤ出し効果が高いです。
メーカーやブランドにもよりますが、乳化性クリームは比較的安価で1,000円程度のものが多いのも初心者の方におすすめな理由です!
油性クリームは、乳化性クリームと比較するとちょっと高めの2,000円程度のものが多い印象です!
乳化性・油性クリーム | 補色もできるツヤ出し・保革効果が高い靴専用のクリーム |
デリケートクリーム | ツヤはほとんど出ないけど、潤いと栄養補給に特化した革製品全般に使えるクリーム |
ちなみに乳化性クリームが靴専用なのは、顔料が含まれている場合が多いからです。
顔料の含まれるクリームをカバンや財布に塗ると、色移りが起こる可能性があります。なので、乳化性クリームは靴にだけ使ってください!
はい、豆知識。
レザーローションとの違い
レザーローションと名のつくものは、汚れ落とし効果と革への栄養補給効果も兼ねていることが多いです。
例えば、サフィールのユニバーサルレザーローションであれば、栄養補給成分としてホホバオイルが含まれています。
レザーローション系の商品はデリケートクリームよりもトロトロな乳液に近いものが多いので、布などにとって塗り伸ばしやすいです。
なので、靴よりも面積の広いレザージャケットやソファーのようなものに使うのもOKです。
もちろん靴にも使えます。
個人的には、パティーヌ をして色の染め変えた靴の汚れ落としとして使うことが多いです。染め変えに使った染料が落ちないためですね。(多少は落ちますが)
アニリンカーフクリームとの違い
アニリンカーフクリームももちろん栄養を補給することのできるクリームですが、デリケートクリームとの違いは若干光沢がでるところです。ロウとシリコンが入っているため乳化性クリームと位置付けてよいでしょう。
弱アルカリ性の性質を持つためクリーナーとしても使用することができます。
ミンクオイルとの違い
デリケートクリームは水分がメインなのに対して、ミンクオイルは完全にオイルです。
ミンクオイルは動物由来のオイルで、革に油分を補給し保革効果を発揮します。また、油分が多いため、防水効果を発揮するとも言われています。
ヌメ革との相性は良いとされていますが、一般的なビジネスシューズ、ドレスシューズにはあまり合いません。
というのは、油分が多いためベタつきの原因になるからです。ベタつきが多いと土やホコリがつきやすくなります。
コロニル・ユニクリームとの違い
ユニクリームの用途は汚れ落としです。
なので、栄養補給効果はあまり期待できないものと考えてよいでしょう。
スム-スレザー、デリケートレザー、ヌメ革、などには使用可能です。
スエードなどの起毛革・爬虫類革・エナメルは使用不可のようです。
ちなみに、爬虫類系の革には、コロニルのエキゾチックフォームという製品があります。
サフィールノワール・レノべイタークリームとの違い
レノべイタークリームは油分とロウ分を豊富に含んだ革製品全般に使える、というまさにこれこそが万能クリームです。
ミンクオイルを含み栄養補給効果が高く、ロウ分による保革効果やツヤ出しも高いです。
光沢のある革にはレノべイタークリームを、光沢のない、もしくはツヤを出したくない革にはデリケートクリームを使っていただくのが良さそうです。
オイル系の商品との違い
その他オイル系の商品はその名の通り油分を補給する効果が高いです。
デリケートクリームはほとんどが水分だというご説明をしましたが、水分は一時的にすごく革を柔らかくする効果がありますが、いずれ揮発してしまいます。ただ、水分が多いためベタつきはほとんどありません。
それ比べて油分は水分よりも圧倒的に揮発が少ないので、革の柔らかさが長持ちします。しかし、塗りすぎるとベタついてしまうことも少なくはありません。
例えば、リッチモイスチャー は、デリケートクリームと同じような使い方ができますが、油分が多いため革の柔軟性が長持ちします。靴の内側の革(ライニング)に塗っても高い効果を発揮します。
また、レーダーオイルもかなり革を柔らかくする効果が高いです。
しかし、油分が多く塗る量によってはベタつくこともあるため、靴の内側に塗るような使い方には向きません。
おすすめのデリケートクリーム
さて、いろ〜んなデリケートクリームがありますが、どれを買ったらいいのかとそうおっしゃるのもわかります。
ひとつずつご紹介していきます!
安さ・コスパで選ぶならモウブレイ
モウブレイのデリケートクリームは一般的に使われる有名なデリケートクリームです。
ベタつきもほとんどなく、さらっと仕上がります。ただ、水分が多いため潤いはそれほど持続しませんので、その時はまた塗って上げてください。
また、溶剤が含まれているので、染めのある革には注意が必要です。
財布やカバンなどであれば、それほど頻繁に塗ってあげる必要もないと思います。
靴の甲の部分に塗るならナッパ
成分的には非常にリッチです。
水分の保持効果の高い小麦プロテイン、植物性のホホバオイル、動物由来のミンクオイルと、革に良い天然成分だけで構成されており、有機溶剤も含まれていませんので革に負担がありません。
そこに塗るのはこのサフィールノワールのスペシャルナッパデリケートクリームです。
使用後はすごく革がしっとりして潤いを感じられます。
また、お手入れをしておらず乾燥している靴でも、シミになりにくいのも良いところです。
大切にしたい靴には是非!個人的にはすごくおすすめです!
好みもあるかもしれませんが、甘い香りがします。
靴の内側に塗るならリッチデリクリ
こちらは、モウブレイのデリケートクリームとどこまで違うかというと、あまり大きな違いはありません。笑
ただ、すごくいい香りがするので、靴の内側に塗っています。
個人的にはベタつきがほとんどないのが気に入っています!
靴の内側、特に甲の部分の内側に塗るのは本当におすすめです!
持続性で選ぶならリッチモイスチャー
これはデリケートクリームというよりは、オイル枠かもしれません。
でも、靴が局所的に当たって痛い時や靴ズレをしてしまうようなとき、これを塗れば驚くほど軽減できます。
特にこのクリームは油分が多いので、潤いの持続力が高いです!
デリケートクリームを硬い革に塗ったら数日で元に戻ってしまいますが、この靴は5〜7日程度柔らかさが持続します!
ちょっと高いので、もう少しリーズナブルだといいですね!
靴以外で選ぶなら…
以上は一応靴の場合の話です。
靴以外でお使いいただく場合であれば、ベタベタしないものがいいですね。
やっぱりモウブレイのデリケートクリームは、どちらもサラサラに仕上がります。なので、カバンや財布など肌に触れる革製品にはおすすめです。
多少ベタッとしても持続性が欲しい!という方は他のクリームの方がいいかもしれませんね。
デリケートクリームの売ってる場所
東急ハンズなら、5階あたりに充実したシューケアコーナーがありますね!
クリームも幅広く揃ってますし、もちろんブラシからワックスから、インソールや防水スプレー、シューキーパーもいろいろ売っています!
アクセス可能な方は是非行ってみてください!
超楽しいですよ!(そういう人は稀かもしれないけど
ABCマートにも売っていますが、かなり種類は偏ってます。
それよりはやっぱり東急ハンズにいけばだいたい主要なものは揃います!
あとは、すでにかなりご紹介してきましたが、amazonとか楽天にならだいたい売ってます!
これであなたも…
これであなたもデリケートクリームマスターです。
ここまで読まれる方は相当珍しいと思いますが、読んでくださった方がもしいらっしゃるなら、心からお礼申し上げたい!本当にありがとうございます!
ご紹介した方法以外の使い方もあると思いますので、よければいろいろ試してみてもらってもいいと思います!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
COMMENTS コメントを投稿する
こんにちは。質問です。
足の甲が革靴タン部分と当たるのでデリケートクリームを内側に塗って、すぐにシューツリーを入れました。翌日シューツリーを抜く時、シューツリーが内側の革とくっついている感じですごく抜きづらくなるります。シューツリーを入れるタイミングは塗った後すぐがいいですか?それともデリケートクリームを乾燥させてからの方がいいのでしょうか?
アドバイス頂けると助かります。
ご質問ありがとうございます。
https://kusumin.com/leather_shrinking/
こちらに回答を書きましたので、参考にしていただければと思います。