エデンミラノ [Edhèn Milano]ブランド

春夏に履きたい、華やかで独創的なデザインのローファー [EDHÈN MILANO]

[Loose & Colorful] For ladies page
エデンミラノ [Edhèn Milano]

コインローファー、タッセル、ビット以外に最近はダブルモンクも見ますが、あとはベルジャン、シングルモンクもあるし、キルトタッセル、バタフライ、ストリング、ウイングチップなどなど…いろんなデザインがあります。

 

ローファーはフィッティングが難しい履物でもあるので、足に合うものを吟味しつつ、人生をかけてすべてのデザインをコンプリートすることをひとつの目標に掲げています。
しかし、斬新で独創的なデザインのローファーを見つけて、吟味などする余裕もないほど、ワクワクしたのが去年の夏頃。

 

SHIPSではすでにこのブランドの取り扱いがあったみたいですが、ユーロ円の様子をみつつ、イタリアから直接購入しました。ようやく今年の1足目です。

 

 

先にお伝えしますが、直で買うより日本で購入した方が安そうです。
僕はサイズがないので、涙を飲んで高い方を選びます!泣

 

 

EDHÈN MILANO について

エデン・ミラノ [EDHÈN MILANO]。
所謂ベルジャンシューズと呼ばれるような見た目の靴や、独創的なデザインのローファーをメインに展開しているようです。
建築学に精通する2人によってローンチしたブランドで、独特な世界観が靴でも表現されています。

 

 

 

今回購入したコンフォート系の靴以外にも、アッパーをラフィアというヤシの葉で編み込まれたものなどもあって、コンフォートシューズの枠に捉われない、柔軟なプロダクト展開も魅力的です。

 

 

 

COMPORTA

 

中でも個人的に心を奪われたのは、この COMPORTA というシリーズの靴です。甲の部分を覆うように取り付けられたフックの装飾。真鍮製です。

 

同じ COMPORTA というネーミングのベルトも展開していることから、このフックがブランドを象徴するひとつの意匠になっていることが伺えます。

 

 

このフックに一目で心を奪われたので、あとは革の色を決めるだけという感じでした。
大好きなベージュもええなぁと思いましたが、何も考えないとベージュばかりになってしまうので、一際目を引いたブルーのスエードを選びました。
ちょっと気分を変えたい時、軽やかな気持ちで出かけたい時に履きたい、そういうイメージでのチョイスです。

 

 

しかし、このブランドに心を奪われたのは、靴のデザインの独創性だけではなく、webサイトのデザインも理由のひとつでした。
サイトのデザインから、こういう柔らかで軽やかなブランドの世界観が伝わります。

 

この記事書いてるタイミングでwebサイトがShopifyに変更されてて、デザインが変わってました。今っぽい感じになってしまって、個人的には残念。笑
さらに若干値上げもされてるようです。以前のデザインは動画で撮影したものがあるので、こちらをご覧ください。

 

というわけで、今年に入ってユーロが139円のタイミングで決済をしました。
サイズがなくオーダーみたいな形になったようで、430ユーロ支払いました。加えて、DHL配送時の関税で2,000円ちょい支払いました。

 

 

独創的なデザイン

 

別にこのフックがあったからといって、サイズ調整ができるわけではありませんし、そもそもフックですが取り外しができるものではありません。

 

でもちょっと独創的な目を引くデザインで、フックの印象が強いせいか、ビットローファー的な華やかさがありますね。
印象どうのこうのよりも、単純にこういうおもしろいデザインっていいなぁと思いますよね。

 

 

つくりに関して、細かいところを見ると少々大味なところもありますが、そんなことよりも全体的なバランス感はすごく綺麗で魅力的です。
とにかくデザインに関してはとても気に入っています。

 

 

仕様・素材

 

この靴はアンラインドですが、前足部はかなり薄めのライニングが縫い合わせてあります。
甲の丸い部分にも薄めの芯材が入っていて、つま先にもしっかりと硬めの芯材が入っています。

 

今まで履いたスエードのベルジャンシューズは、芯材が入ってないものでしたが、屈曲時につま先の装飾が革を潰して跡が残ることがありました。
この靴は芯材が入っているぶん、それはなさそうです。

 

他のアンラインド+セメンテッド靴と比べると少し硬めな底になっていて、アッパーにも耐久性を持たせた設計のようです。
かかとの裏側にも滑り止めの床が縫い付けられていて、それが芯材の役割を果たしています。

 

 

 

靴の内側を見ると、革の銀面にはまとまった毛穴が見られるので、アッパーの素材はピッグスエードかと思われます。
豚革は案外透湿性が高いだけでなく、しなやかで案外耐久性にも優れた素材なので、こういう靴にはよく使われてる印象です。

 

 

マッケイ故?底は少々硬め

 

底は染色もロウも乗せてない、ナチュラルな仕上げです。
ナチュラルな仕上げは製造時の汚れが目立つので嫌がられると聞いたことがありますが、とても綺麗に仕上げていただいてます。
ソールにはプレートのようなものを埋め込むこだわりも。

 

底の薄さ故、ついついセメンテッドかと思っていましたが、SHIPのサイトを見るとマッケイであるというような説明がありました。
また、インスタでDMをくださった同時期に靴を購入された方からもマッケイと伺っていたので、よく見るベルジャンシューズと同じ様な見た目ですが、マッケイをメインに展開されているのかもしれません。

 

 

というわけで、先にご紹介した芯材も相まって、他のアンラインド+セメンテッド靴と比べると全体的に少し硬め。
あと、中は全敷ですが、他のアンラインド+セメンテッドは低反発のクッションが入っている場合が多い中、この靴はスポンジ無しの割と硬めな仕様です。

 

 

 

しかしヒールの削り込みはとっても綺麗です。

 

 

 

ただ、中底というか中敷の縁の部分には、革と同じ色のテクスチャーが見えるようになっていて、ちょっとシャレオツ。
金の箔押しには象のロゴマーク。

 

 

サイズ感、大きめ

サイズはいつもUK5で購入することが多いので、この靴も5で購入しました。
オンラインで靴を買うときの一番恐ろしいところですが、思ったよりも大きかったです。印象としてはハーフサイズでなく、1サイズ落とすくらいが丁度良さそうでした。

 

幸いグッドイヤーの硬い靴ではないので、そこまで足に負担がかからないとは思います。
ですが、やっぱり大きいとかかとがカパカパする恐れがあるので、やはり僕は小さいサイズで購入したい派です。
ただ、セメンテッドよりは底は若干硬いですが、マッケイだからか底の返りも良く、割と楽に履けそうです。

 

 

 

少しボリューム感のある白のコットンパンツに合わせて、春夏を満喫してまいります。

 

 

ついつい革靴という括りで認識してしまうと、マッケイだのアンラインドだのという言葉で説明をしてしまうのですが、こういう新しいデザインや新しいアイデアに心躍りますし、黒茶以外の色も新鮮でいいですね。

 

サイズだけは惜しいところでしたが、靴自体には満足しています。

 

 

EDHÈN MILANO 公式webサイト

 

 

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