こちらのお靴。
どちらも2014年に新宿伊勢丹で購入したものでした。
気付けばもう4年近く履いてる靴なんだ。感慨深いです。
そして時の流れは早い!
無情であります。笑
伊勢丹オリジナルブランド
さて、そんなことはどうでもよくて、こちらのお靴。
どちらも伊勢丹のオリジナルブランドの靴なのです。
ISETAN MEN’S – MADE IN ITALY
この靴についてブログで紹介をしたことがなかったので、今回はこの靴について紹介させていただきたいと思います!
よかったらお付き合いください!
美しいフォルムが”あり”
まず何と言っても特筆すべきがこの形でございます!
すごく洗練されている!
こちらのストレートチップ。
まぁ形については好みもあるので何とも言えませんが、シュッとしていながら少し丸みを帯びたこのデザインがすごく上品だと思うのです。
最初はちょっと青すぎたので、小っ恥ずかしくてあまり履いて無かった靴ですが、クレムのネイビーを根気よく塗り続けて、革も足に馴染んだ結果、すごく自分好みの良い仕上がりになってまいりました!
あと、トゥチップのレベルソ仕上げ。トゥチップの縫い目が見えない仕上げです。
僕はこのレベルソ仕上げがすごく好きで、気付いたら3足になってました。笑
別にネイビーの靴を探していたわけでもストレートチップを探していたわけでもなかったんですが、気付いたら買ってました。(4年前で記憶がないだけ)
そして、こちらのローファー。
細身なのに、出るとこ出てて、しぼれるところはしっかり絞れているというダイナマイトボディーっぷり。
見る角度によっては若干のロングノーズ感はありますが、それほど嫌味な感じでもないと個人的には思っています。
この靴も最初は青みの強いターコイズみたいな色だったんですが、一度クレムのネイビーを塗ったところ、ステッチにクリームの色がガッツリついてしまいました。
それ以降は無色のクリームを使ってケアしていますが、いつの間にかこんなトブ…いや、深めのエメラルドグリーン色になっていました。笑
革質も”あり”
革も柔らかく、とっても履きやすいです。
ときどきつくりがすごくしっかりしていて、新品だと硬くて履きにくい靴ってあるじゃないですか?
この靴はそういうことは一切ありませんでした。
硬い・柔らかいだと、どっちがいいのかって言われれば正直わからないのですが、ストレスなく履けることはすごく大事なことだと思うのです。
ストチもローファーもすごくキメの細かい革ではありませんが、それでも構いません。
もちろんいい革であれば嬉しいですが、そこまででなくても十分に楽しめます。
これはこれでいいかなって思ってます。
履き心地は全く問題ないかと言うと、やはりローファーだからか足を支える部分が若干少なく、少しゆるく感じることはあります。
ローファーは仕事が忙しかったときにお手入れを怠っていたせいで、深い履きジワが入ってしまってますが、それも今ではいい思い出です。
つくりも”あり”
ストチもローファーも製法はマッケイです。
この履きやすさはマッケイ故かもしれません。
そして、どちらもレザーソールです。
しばらく履いたので靴底はそれなりに摩耗して、ストチはトゥにラバーを、ローファーはハーフラバーを貼っていますが、特段問題なしです。
ハーフラバーを貼ったのは、いろいろメリット・デメリットがあるって言いますね。
個人的には摩耗だけ回避できればいいのでそれほど気にしていませんが、通気性を損ねるという意見もあるようです。でもそんなこと言い始めちゃうと、もともとラバーソールの靴は全部ダメですね。
だからそんなに関係ないと思いますけどね。
でもやはり、ある程度時間が経つとこのラバーも剥がれて貼り直しをしなければいけないタイミングが来そうです。
マッケイの宿命ですね。
ハーフラバーを貼ったときの記事はこちら
> ハーフラバーを貼ってもらいました!
お値段こそ”あり”
この靴、正確な金額は忘れちゃったんですけど、税込で3万円後半だったと思います。
いや、片方はギリギリ4万超えるくらいだったかもしれません。
やっぱり、6万とか8万とかしちゃうとさすがにブランド感ありますが、4万弱なら比較的お求め安い価格だと思うんです。
高すぎず安すぎず。
靴は好きだけどそんな高い靴は買えない!っていう若い頃の自分にはぴったりの価格帯でした。
マッケイですが、これくらいの値段なら手が出せないこともない。
当時29,800円の革靴しか持っていなくて、ちょっとだけ良い革靴買ってみようかなって思ってた僕にとってはちょうど良い買い物でした。
とにかく、革質、つくり、値段から考えると、すごくコスパは良い革靴だと思います。
デザインを重視で選んだ靴でしたが、コスパも十分という。
イタリア産も”アリ”
中底にも書いてあるんですが、イタリアでつくられた靴のようです。
伊勢丹がイタリアの工房に作ってもらってるんでしょうか。その辺りはすごく興味深いところですが、調べても出てこないので是非伊勢丹の店舗で聞いてみてください!(丸投げ
国内メーカーが監修してるんじゃないかって少し思ってるんですが、違います?
どうなんでしょう?
エイジングも”あり”
これは、この靴だからということはないと思いますが、ええ感じに仕上がってきてると思います。
いや、ちょっと特殊な色だったからこその仕上がりなのかもしれません。
新品の時は、こんなに新品感があったんですが今となっては、もうすっかり味が出てきています。
こうなるまでに4年かかったのかと思うと、非常に感慨深いです。
この4年間、楽しいこともつらいことも、いろんなことがあったなぁと。そんな思い出に浸って、気づけば日が沈んでいるなんてことも。笑
それくらい思い出深い靴になりました。
そして、このローファー、最初はこんな色だったんです。笑
今よりかなり鮮やかですよね。
いつかもっと汚くくすんだ色になってきたら、染料で補色するかもしれません。
しかし、色が抜けてもあえて経年変化を楽しむという靴の育て方もあると思っています。
さらに、このローファーにはずっとワックスを塗ってこなかったんですけど、塗ってみたら案外深みが増して…ええやないの、なんてことも全然あります。
あぁー書いてて楽しい。
楽しいわ。
最後に
色的にも磨き甲斐のある、育て甲斐のある靴です。形もコスパも素晴らしく、とってもおすすめしたい革靴です。
なぜかネイビーと濃いめのターコイズという特殊な色の靴が揃いましたが、黒も茶色もありました。定番もちゃんとあるので、ビジネスでもカジュアルでもどっちでも大丈夫です。
もし気になった方は伊勢丹に出かけてみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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