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関西地区の革靴を楽しむ人たちの交流イベント「靴楽」とは?

靴磨きセットまとめ記事
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関西地区で定期的に開催されている靴楽というイベントについて、主催メンバーのおひとり靴aholic(@kutsu_aholic)さんに、お話を伺いました。
初めての方にもウエルカムなイベントですので、革靴に興味を持った方や靴磨きを体験してみたいという方は是非ご覧になってみてください。
次回のイベントの日程についてもご案内いただきました。

 

 

靴楽(くつらく)とは?

 

インスタで定期的に盛り上がっている、関西の靴楽(くつらく)というイベントですが、どんな内容のイベントなのでしょうか?

 

正式には「大阪靴楽(くつらく)CROSSROADS」と銘打ちました。
「CROSSROADS」は意味通り「交差点」を意味し、「革靴を楽しむ人たちの交流サロン」の様な位置づけになることを願って付けたものです。

 

本格革靴というのは、大多数の方からするとまだまだニッチな分野で、恐らく愛好家の皆様も職場や学校などで周囲にこういった話で一緒に盛り上がることができる理解者が少ないことも多々あるだろうと思い、いっそのことそういった人たちを集めて、イベントとして開催してしまえば面白いんじゃないか、そんな思いもありました。

 

 

またみんなで靴を磨いたり、お互いのファッションを観たりして、道具の使い方や磨き方、または革靴に合わせる服装など新しい発見があるのも会の一つの魅力かもしれません。

 

素敵です!
きっかけは靴ではありますが、そこから靴磨きの道具やファッションへと、いろんな話に発展することってありますし、そこはもう自由に楽しんでね、という文字通り交差点みたいな感じなんですね!

 

 

 

ちなみに、みなさん良い靴をたくさんお持ちだと思いますが「靴が好きになったばかり」という方もいらっしゃいますか?

 

確かに一般的に見ると高級靴というのが集まるイベントなのかもしれません。
会を始めたころは所謂「革靴愛好家」どっぷりな空気の方が多かった気がしますが、回数を重ねるごとに新規の方の割合も多くなって、中には「自分で靴を磨いたことがない」という方もそれなりに来て頂けるようになりました。

 

 

ちなみに、ご自身で靴磨きをしたことがない方や、靴磨き道具を持っていない方も安心してご参加頂けるように、幹事が自分たちで使わなくなった道具やクリームなどを持ち寄って、会で使える共有の道具としてご用意し、毎回会場に置いています。

 

自分で磨いたことがない方にとっては、磨き方やそもそも道具の種類すらご存知ない場合が多いでしょうから、いろんな道具が使えて、さらに使い方も教えてもらえる環境ってとっても親切ですね!
やはり不慣れな方に「靴が綺麗になったときのあの喜び」を体験してもらえたら嬉しいし、それを共有したいっていう気持ちが皆さんあるんでしょうね!

 

加えて、服飾ジャーナリストの飯野高広さんがご参加下さった時に、「関西の会の特色として、高級な靴から珍靴まで多種多様な革靴が集まっているけど、みんなが値段にこだわることなく色んな靴を見て楽しんでいる。」と仰って頂きました。

 

 

幹事としては革靴の値段うんぬんよりも、その靴に対する思い入れや、身嗜みとしての靴磨き、もしくは「旦那さん(彼氏さん)の靴を磨いて格好良くしてあげたい!」などの靴を楽しむ思いを大切にしたいですね。

 

いい話!
どっぷりな空気もそれはそれで楽しいんですが、靴楽というイベントとしては革靴であればウエルカムというスタンスなんですよね!
旦那さん彼氏さんの靴を…はきゅんですね!

 

 

おもろいんちゃう?

 

企画・運営の5名が知り合ったのはどんなきっかけだったのでしょうか?やっぱりSNSからでしょうか?
また、どういった経緯でイベントの開催に至ったのでしょうか?

 

話しは2017年頃に遡りますが、私が革靴や靴磨きにはまり始めた頃、革靴に詳しくなりたくて、大阪で色々探した結果、The Shoeshine Guild Japan の代表大岡辰徳さんに出会いました。

 

大岡さんはその当時から「革靴好きな人が気軽に集まって、飲んだり喋ったりしたい」という思いを持っていて、お店の常連さんのリューキ(@ryuki_h)さん、もう1人の常連の方、私の4人で2017年9月1日に飲み会を企画してくれました。

 

 

それが私も革靴愛好家の方々との初めての出会いだったのですが、思いの外緊張もせずに楽しくて…そういった飲み会が何度かある中で、人数も少しずつ増えて、「みんなで靴磨いたりしたらおもろいんちゃう」という話も。

 

その後、コロナが始まる前、2019年11月23日にとあるカラオケ屋さんの大部屋で(お店に許可を取って、片付けも徹底的にしました)、30人ほどで靴を磨くという、ある意味「第1回関西靴磨き会」を行いました。会は2次会も含め、やはり大盛り上がりでした。

 

カラオケ30名ってのもあったんですね!!
ちゃんと許可をとって、片付けも徹底されてるあたり、紳士で素敵!

 

今後もこういった会を続けていくには、幹事を一緒にやってくれる有志がもう少し必要だということになり、途中経過は割愛しますが、
カズくん(@kazuzion0329
タイチョー(@11taichoshoeshine
カバ(@kutsu_to_kaba_n
に声掛けして、現在に至ります。

 

またこの会を立ち上げる一番のきっかけになった大岡辰徳さんも、いつもこの会には参加してくれていますし、プロの方もいることで私たちも安心して会で靴を磨いています。

 

靴aholicさん含め、お名前の上がった5名が幹事をされながら、大岡さんのサポートもあって運営されてるんですね!

 

大阪靴楽の幹事をご紹介しておきますね。
皆さんファッション関係以外が本職の5人です。あくまでも靴aholicの主観なので、正しくキャラクターをお伝え出来ているかは不明ですが、皆さんコミュニケーション能力も比較的高く、話しやすい紳士だとは思いますので、是非会場でお気軽に声を掛けて下さいね!

 

リューキさん@ryuki_h
大阪靴楽幹事の良心であり、知能派。他の幹事4人が頼りにする大黒柱的存在。
しかし、スニーカーはもとより、革靴に関しても余りにもレンジが広く、JLをメインに超高級靴を多数所有する一方で、リューキ動物園・水族館の館長かと思うばかりのエキゾチック靴のラインナップを有する。
靴aholicと靴のサイズ感がほぼ同じだが、革靴の嗜好が大きく違いすぎてライバルとなる事は少ない。
カズくん@kazuzion0329
沖縄出身の元No. 1営業マン兼元走り屋。広島への幹事遠足の時は、ミニバンの3列目で半身後ろ向きで覆面パトカーの有無動向をパーフェクトに運転手に伝える特技を持つ。
速さを求める姿勢は今も健在で、イベントや飲み会の会場の下調べや予約は超高速のスピードスター。
また20万円の靴を買うためなら、3ヶ月間昼食を袋麺のみにする攻めた節約も出来るイケメンアラフォー。
カバ@kutsu_to_kaba_n
京都在住のアラサー技術者。大阪靴楽幹事でひと癖ある革靴マニア勢。
人に喜んでもらう事を好み、会では参加者の方に持ち出しでシャンパンを振る舞う太っ腹。
姫路のレザーフェスティバルでは、鹿の全身大の革を購入し、電車で京都まで(直線距離約100km)運んだ、リアルモンスターハンターさながらの大胆さで周囲を驚かせた。
タイチョー@11taichoshoeshine
大学でも体育会運動部に所属していた、靴楽の爽やかアラサー青年。
大阪でディンケラッカーのローファーWienを購入した日、余りの履き心地の良さに感動し、その場で履き下ろし、店舗前の道路で走り回った逸話を持つ。
革靴購入に関しては固め撃ちをする事があり、幹事の中でも時に年間革靴購入ダービーの単独トップを爆走する時がある。
靴aholic@kutsu_aholic
靴楽幹事の中で唯一のアラフィフ。雑食革靴愛好家。普段の靴楽イベントではいつも受付で色付きメガネを掛けてお金を嬉しそうに数えている。
革靴に対しての拘りは弱く、メーカーや金額はあまり気にせず、直感で格好良いと思ったモノを買い続け、今は約140足ほどを所有。
将来の夢は定年後に自宅の一部で靴アホミュージアムを作ること。

 

おもしろすぎる…笑
マジで皆さんに会いたい。笑

 

大阪靴楽のイメージが瓦解する過程をご覧頂けるかと…笑笑

 

いえ、最高ですよ!
靴楽の雰囲気が伝わる素敵なメンバー紹介、ありがとうございます!

 

 

会場は梅田周辺・参加費1,000円程度

 

ここ最近はイベントが開催しやすい雰囲気になってきましたが、その他はどんな会場で開催されてるんでしょうか?

 

会場は先述のカラオケ屋さん(1回のみ)、レンタルスペースで行ったこともありますが、ここ最近は会議室に移行しつつあります。

 

場所は大阪のキタ(梅田)エリアで行うことが多いです。近畿圏内の広範囲からご参加下さる方がいらっしゃいますので、大阪、兵庫、京都、奈良で集まりやすそうな場所ということで選んでいます。あとビジネス街なので会議室も多く、会場選びに苦労しないというのもキタエリアの利点かもしれませんね!

 

 

関西圏の方がほとんどかと思いますが、遠くから来られた方もいらっしゃいますか?

 

そのお話に関しては、感謝しかありません。
過去会においては、東京はじめ関東圏、北陸から車でお越し下さったり、広島からなど、広くご参加下さっています。本当に有り難いことです。
もし遠方からいらっしゃる場合は、是非お気軽に幹事にお声掛け下さいね!ランチでもしましょう!

 

東京からも!笑
みなさん、革靴なのにフッ軽でいらっしゃるんですね!

 

参加費など、参加するために必要なものはあるんでしょうか?

 

お若い方やライトな方も参加してもらいやすい様に会費は1,000円前後を目処として、幹事も参加費を払う完全割り勘制度で会の繰り越し金などは作らない様にしています。
また、基本的には屋内の会場をご用意して、雨天開催も可能にしています。

 

 

さながら水族館・動物園

 

ちなみに、完全に僕の興味本位なのですが、とんでもない靴や珍しい靴を持って来られた方もいらっしゃったりするんでしょうか?

 

どちらかというと珍しい靴が多いでしょうか。
勿論人気のレアカラーコードバンや、John Lobb、Gaziano & Girling、Edward Greenなどの高級靴もお持ち下さいますが、エキゾチックレザーでウミガメの靴や、ゾウ、アザラシ、(ウナギの所有者も…)…水族館や動物園さながらになることもあります。

 

 

また時にはご自身で作られた愛靴をご持参される方もいますし、ビスポーク(型からのオーダー靴)をお持ちになる方もいらっしゃいます。

 

壮観です!!!

 

 

前回はBerlutiのRapiece Repriseが3足並んでいましたね…(笑)
私は過去に1930年代のビンテージ靴や、重くて死にかけましたがハントダービーを2足持って行ったこともあります。
時にはそういった個性満開の名靴・珍靴を見ることも出来るかもしれませんね!(※私はREGALさんの靴を履いて行ったこともあります、ご安心を)

 

 

ハントを2足は一泊二日の旅行よりは確実に重くなりそう…。笑
こういうどっぷりな空気感もイベントの醍醐味かと思いますが、ずらっと並んだ高級紳士靴や珍靴が参加費1,000円で見れるのは、ちょっとした水族館や動物園行くよりは安いはずですよ!

 

 

 

ちなみに今回ご掲載頂いた写真の中には、革靴イラストレーターとして活動されているMi Pintura(ミ・ピントゥーラ @mi_pintura.theshop)の山本麻衣さんが一眼レフで撮影して下さったものも何枚かあります。
美しい靴を素材とした革靴カレンダーなど革靴愛好家が思わずニヤリとする商品を多数制作される中、こういったイベントで撮影されたどなたかの靴が原型になっている可能性もありますね!

 

 

ちなみにMi Pinturaさんは、この靴楽のロゴにおいても、私が描いた雑なドラフトを綺麗にデジタル化して下さいました。
ロゴの「靴楽」の文字の中には、「男女の靴」「参加者皆さんの笑顔」靴磨きに必要な「靴やブラシ」が盛り込まれていますが、イメージ通りのデザインで作り込んでくれたので、幹事一同とても気に入って使わせて頂いてます。

 

うわ!ほんとですね!
レディースのブーツは気付きましたが、「楽」という文字が笑顔になってる!!
イベント名に込められた想いも伝わります。
木製のフレームに入っていて、シューサークルの中央に置いて毎回撮影されるのもいいですよね!

 

靴楽で出会って、また別の機会に飲み行ったりなんていうスピンオフ的なこともあるんでしょうか?

 

それはもちろんあります!
幹事仲間ではつい先日も暑気払いをしましたし、近い年代の愛好家同士で交流もあるようです。靴楽としても「革靴愛好家飲み会」も企画したいと思っています。

 

まずは会を安定開催することで、皆さまが顔なじみになり、初心の方や初回参加の方へのサポートもしやすく、気軽に話しやすい雰囲気になってきているかと思います。このまま、より愛好家の親睦が深まることを望んでいます。同じ趣味を持っていることで、話しやすい雰囲気になり飲み会も十分に楽しめるのではないかと思っています。

 

 

次回は9/23に開催!

 

次回開催の日程や詳細が決まっていたら是非教えてください!

 

次回は「靴磨きの日」、9月23日(土・祝)に開催するべく、もう会場をおさえてあります。場所は淀屋橋駅近くの会議室で、時間は12:30-16:00あたりの予定です。

 

詳細告知は8月下旬に、Instagramの大阪靴楽のアカウント(@kutsuraku)や幹事のアカウントのストーリーなどで流す予定です。是非お気軽にご参加頂ければと思います!

 

東京でも「靴の日」、9月2日(土)に@ryo_saitohさんが靴磨きイベント(こちらの記事)を開催されるようですし、全国にこの様な愛好家主導のイベントが頻発すると面白いですし、業界のプロイベントへの架け橋(イベント参加への小さな後押しの一歩)にもなると良いですね!

 

おっしゃる通りですね!
関西圏の方は是非足を運んでみていただきたいですし、東京や大阪以外でもこういったイベントを開催されることを願っています!
靴aholicさん、改めてインタビューのご協力ありがとうございました!

 

 

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