クリーム・オイル

天然由来成分にこだわった化粧品メーカー共同開発のレザーコスメという新しいカテゴリ

靴磨きセットまとめ記事
クリーム・オイル

おもしろいケアグッズをご提供いただきました。

 

デリケートクリームと乳化性クリームの中間に位置付けられるという、こちらの商品。「革製品用ケア乳液」と書かれているので、既存の商品のカテゴリでいくとレザーローション的なポジションなのでしょうか。

 

ナチュラルでオーガニックでエシカルと、なにやら横文字多めな設計になっているようですが、ひとまず香りがめちゃめちゃ良い!

 

 

化粧品メーカーと共同開発

 

こちらは化粧品メーカー・アースアンドユー、靴磨き職人・冨樫 輝好さんの協力のもと、ジェイアール名古屋タカシマヤが企画した商品で、化粧品のようなシューケアグッズで靴好きの方だけでなく、女性や若い世代の方、そしてSDGsに関心の高い方にも使ってもらいたいと開発されたもの。

 

百貨店として、履き込むことでその魅力を増していく革靴という商品を提供していくだけでなく、その魅力を引き出す「ケア」に一歩踏み込んでほしいという思いが込められています。

 

製造はライオン靴クリーム本舗の谷口化学工業所で製造されており、国産のプロダクトです。
化粧品のようなボトルもいいですね。

 

化粧品メーカーと共同開発した理由

香りの良さを最初にお伝えしました。
確かに香りの良いシューケアグッズは使っていて心地よさがあるので、個人的に大好物でして、香りの良さは僕にとってすごく重要なポイントです。

 

しかし、化粧品メーカーと共同開発しているもうひとつの理由は、ポリフェノールによる抗酸化作用をシューケアグッズに取り入れるためでもあります。

 

ブドウの「つる」から取れる、レスベラトロールというポリフェノールには抗酸化作用があり、革に塗った後、時間と共に油分が酸化して硬くなってしまうのを防ぐ効果が期待されます。

 

ご存知の通り、植物に含まれるのがポリフェノールで、「カテキン」や「イソフラボン」などはよく耳にする名前ですが、老化を防いだり健康維持を手助けする成分として知られています。
コーヒーやワイン、お茶などに多く含まれると言われています。
そんなポリフェノールの一種をレザーケア用品に配合した商品です。

 

 

ちなみに、アースアンドユーという会社は、長野県上田市で育てられたワイン用ぶどうの副産物を美容に活かすエシカルコスメを作っている会社です。

 

エシカルとは?
人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動

 

 

成分が酸化(硬化)しにくいということは、つまりクリーナーを頻繁に使わなくてもいい、ということです。
それって革にとっても優しいし、スローケア推奨派(ズボラケア推奨派の意)の僕にはとても魅力的に聞こえます。

 

天然由来成分99%

 

また、オーガニック成分も多数含まれています。

  • ベルガモット果実油
  • レモン果皮油
  • オレンジ果皮油
  • ニオイテンジクアオイ油
  • イランイラン花油
  • ローズマリー葉油
  • セイヨウネズ果実油

 

こちらのオーガニック成分は化粧品にも使われているもので、主に香りづけが目的です。

 

その他には、カルナバワックス、ミツロウ、シアバター、ラノリン、エゾジカ脂、テレピン油、そしてブドウつるエキスなどが含まれており、逆にこのあたりは我々靴好きにとっても聞きなれた名前で、よく見る成分名をコンプリートしている感があります。

 

 

ほどよさが魅力

 

確かにデリクリと乳化性の中間というのは納得でして、使用感もさらっとしていて、ツヤ重視というよりは潤い重視という印象です。

 

乾燥している革製品にクリームやオイルを塗ると、吸収力が高いため色が濃くなってしまったり、塗りムラができてしまうことがあります。
ただ水分も割と多いので、クリームをたくさん吸って革の色が濃くなりすぎることもないので安心です。(一時的に色が濃くなる場合もありますが、時間が経つと落ち着きます)

 

香りは化粧品を使っていると錯覚するほど、とっても良い香りです。
最初はちょっと香りが強いかなと思ったのですが、そうでもありません。いい香りでもキツすぎるとツラいということがありますが、ほどよいですね。

 

ロクシタンのハンドクリームを使っているのですが、結構香り強くてウッてなるときがあります。このクリームはそういうことはありません。ほどよい。

 

厚い革へのアプローチは控えめ

 

こまめにお手入れしていればこういうことにはならないのですが、しばらくこのバッグを使っていなかったのと、エアコンが当たりやすい場所に置いているので、なかなかに乾燥している状態でした。
こういうナチュラルで厚めの革は結構吸い込みが強いので、全体に薄く塗り伸ばした程度だと、潤った感はまだ感じられませんでした。

 

でも3〜4回しっかり塗ったら、ある程度表面がうるんとしました。
やっぱり革製品のお手入れは怠らないことが大切。笑

 

財布にも使う

 

日常的に使うものなので、それほど乾燥している感はありませんでしたが、塗ったらやはりしっとり感を味わえていいですね。
少し時間が経つとサラッとするので、直接手に触れる革小物は相性バツグンかと。

 

クリームをネル生地に取って塗りましたが、布にロウ分が残る感じもなく、ツヤ重視というよりは潤い重視な設計が伺えます。

 

革靴にも使ってみる

 

個人的には、たっぷりロウを乗せてギラっと光らせるよりは、ナチュラルシャインが好きなので、そういう仕上がりをお求めの方にはピッタリかと思います。
また、この使い心地ならクリーナーでしっかり落とさなくてもいい。

 

ちなみに、左足(向かって右)に塗って、ブラッシングしました。見た目の差はほとんどわからないですね。

 

婦人靴は紳士靴より薄めの革が使われていることも多いので、相性がいいかもしれません。紳士靴ならライニングに使うというのはアリですね。

 

 

まとめ

まとめとしましては…

 

  • ツヤより潤い重視
  • サラッとした仕上がり
  • 香りがとても良い
  • 厚い革・硬い革ならそれ専用のクリームの方が効果が高い
  • 紳士靴ならライニング
  • 失敗しにくい設計

 

 

50ml で ¥3,960(税込)と比較的高価な部類のクリームです。
僕はこの使い心地はすごく好きですが、どちらかというと直接手に触れる革小物なんかに使っていきたい気分になります。

 

レザーケアだけでなく化粧品も、潤いを求めるとベタついたり、ベタつきが嫌ならサッパリ系を選んだり、その中間がちょうど良かったり、人によってちょうど良い使い心地があると思います。
好みがわかってくるとそういうものを選ぶ楽しさもありますが、まだどれを選べばいいかわからないという方にとっては安心して使えるレザーケアグッズかと思います。

 

ジェイアール名古屋タカシマヤでしか販売されていないみたいですが、リモショピというオンライン決済か、電話でも決済ができるようですので、とりあえず迷ったら電話してください、とのことでした。

 

ジェイアール名古屋タカシマヤ 7階 紳士靴売場:052-566-8186

リモショピのご案内はこちら

 

 

 

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