ブランド革靴

22.0〜24.0cmの革靴ブランド、ローンチ前のプリプリローンチ

Uチップ入荷しました!
ブランド

僕の足は右23.5cm、左23.8cmと小さめです。

 

世の中には素晴らしい靴がたっくさんあります。しかし、残念ながら僕は自分に合うサイズが少なく、悲しい想いをしてきました。

 

いろいろ調べていると、足長が23.5cm以下の男性の割合は、統計上約10.96%であることを知りました。
となると、僕と同じように靴のサイズが無くてお困りの方や、履きたい靴が履けない方が少なからずいらっしゃるのかもしれないと考えたのでした。

 

 

 

そこで、2年前からずっと構想を練っていた、小さいサイズの革靴を取り扱うブランドを作りました。正確には作っています。

 

このブランドでは、今まで靴選びが自由にできなかった極一部の方のために、次の3つを体験していただける商品をご提案したい、そんなブランドです。

 

  1. 革靴を選ぶ楽しさ
  2. 履く喜び
  3. 所有する満足感

 

靴というプロダクトをご提供したいというよりは、選ぶ楽しさや履く喜びを体験していただきたいというところを重視しています。

 

この記事をご覧いただくより、是非ともブランドサイトをご覧いただきたいところですが、この記事では上の3つについて簡単にご説明させてください。
こんな想いでブランドをローンチしました、という理念みたいなものがお伝えできればと考えています。

 

 

 

何もわからないところから木型制作を開始し、まだ少し仕様が変わりますが、ようやくお披露目できる状態に仕上がりました。
ロゴも何度も作り直しました。

 

いやぁ、ほんっとに時間かかった。笑

 

 

1. 革靴を選ぶ楽しさ

 

まず1つめです。
「革靴を選ぶ楽しさ」とは、自分のサイズの靴が選べるということです。

 

まだまだ選べるデザインは少ないですが、自分の足に合う靴があることを知っていただくことと、その中から気に入ったものを選んでいただけるという体験をお届けしたいです。
今まで選べなかった方に、選べるという安心やワクワクを感じていただきたいということです。

 

 

しかし当然、木型によって、足に合う人もいれば合わない人もいるわけです。
なので、当ブランドでは、木型の設計コンセプトを明確にすることで「これなら自分にも合いそう」と思っていただけるような発信を目指してまいります。

 

ただ、木型に関する説明には難しさを感じています。
めちゃめちゃ簡単に解釈しても、木型という立体物には縦と横と高さの概念があり、さらに細かい話になるともう手に負えません。
それをあーだこーだ書いても、お客さんにしてみたら「じゃあそれ、オレの足に合うの?」という話になります。
そこが革靴の難しいところ。

 

なので、革靴というプロダクトにおいては実物を履いていただくのが一番です。
というわけで当ブランドでは、「無料で試着サンプルをお送りして、履き心地やフィット感を確かめていただけるシステム」を設けております。
それによって、安心して靴選びを楽しんでいただけることを願っております。

 

 

 

ただ、作った木型はめちゃめちゃ「非汎用的」でして、合う人には180%合うが、合わない人には全くおもしろくない木型になっていますし、これからもそういう木型を展開していく予定です。
そのかわり極一部の方には、180%の高い満足感を味わっていただきたい。
※180%は当社比

 

また、定期的にパターンオーダーを受注するイベントなども開催していきたいと考えています。
あなただけの靴を選ぶ楽しさを存分に味わっていただけるブランドでありたいと考えています。

 

 

2. 履く喜び

 

2つめ。
履いていて気持ちの良い靴を目指します。
僕自身、合わない靴はだんだん履かなくなったり、なんかワクワクしなくなるという経験があるからです。

 

当ブランドの靴は、歩くための道具であるというところを重視して設計しています。
なので合う人にとっては、履くことにワクワクを感じる・毎日でも履きたくなる靴を目指して設計と試作を繰り返してきました。
そのための木型の修正やデザインパターン、素材選定には徹底的にこだわりました。

 

試験的に、プレメンテもシワ入れもせず乱暴に履き下ろしをしましたが、足の痛みはほぼ無く、なかなかに良いシワが入っていることに驚いています。
そうです自画自賛です。

 

 

 

ちなみに靴の製造は信頼できるアトリエにお願いしています。吊り込みも見事で僕の意向にも積極的に耳を傾けてくださる頼もしいアトリエです。

 

しかし残念ながら今の段階では、何十足も何百足も製造を依頼することができないので、少量で製造をお願いするかたちになります。
そうするとどうしても製造コストが下げられず、靴の単価も下げることはできません。いい素材を使ったりこだわった作りを実現しようと思うとなおさらそれは叶いません。

 

なので、結果的に高価な靴になってしまいましたが、それでも品質は満足いくものに仕上げていただいてるので、そこに価値と魅力を感じていただける一部の方へ少しずつ販売していきたいと思っています。
いかんせんニッチですので。

 

試着サンプルを履いていただく際のご相談やフィッティングサポートも承ります。詳しくはwebサイトでご紹介しております。
また、足に合わない方への販売は、涙を飲んで販売をお断りする可能性もあることをご留意ください。

 

 

3. 所有する満足感

 

3つめ。
毎日でも履きたい靴と申し上げたのは、履き心地が良いこと以外にも、まず何よりかっこいい靴でないといけませんよねという単純な話です。
「この靴、めっちゃ履き心地いい!でもあんまりカッコよくないよね…」という靴では僕は物足りません。

 

デザインバランスも素材も美しい靴にしていきます。
また、素材選定にはこだわりましたと申し上げた通り、良い革を使わせてもらっていますし、汎用的でないことにより、メリハリのあるシルエットとデザインバランスに仕上がったと自負しております。

 

というように、履き心地も見た目も、さらに靴を選ぶ過程も含めて満足度の高い靴をお届けできるよう尽力してまいります。
履き下ろすまで枕元において寝たくなるような靴、そんな「所有していることに喜びを感じていただける靴」を目指しています。

 

Ready To Wear のサイズは22.0〜24.0cmの5サイズですが、それより大きな足の方で万が一興味を持っていただいた方へは何かしらの方法で試着をしていただける仕組みを整える方向で検討しています。

 

 

 

まだまだ選べる靴は少ないですが、季節に1デザインくらいのペースで少しずつ増やしていきたいと考えています。もしくはSSとAWで2つずつくらいですかね。
いや、まだ木型が少ないのでもう少しゆっくりのペースかもしれませんが、素敵な靴を選べる楽しさをお届けしてまいります。

 

 

ブランドネーム

 

ブランド名は「Loose & Colorful」です。

 

今まで靴を選べなかった方がそれを自由に選べるところ。
そして、僕がご提案したい革靴の価値は「格式や歴史は大切にしつつ、それよりはもっと自由で開放的で柔軟なものでありたい」というところ。
そんな自由という意味での Loose と柔軟や開放的という意味での Colorful というワードをチョイスしました。

 

ロゴにもそんな想いを込めました。

 

 

一応お伝えしておきたいのは、ルースだからユルい靴というわけではありませんし、カラフルだからいろんな色の革を使うという意味でもありません。笑
なんというか、概念的な意味で捉えていただければと思います。

 

このブランドを通して、革靴の価値を今一度解釈しなおし、大切にすべきところは踏襲し、改善すべきところはアップデートし、靴選びにおいてより自由で多様な靴の選択ができる世の中を目指します。
時間はかかると思いますが。笑

 

 

試着してみませんか?

 

取り急ぎブランドプリローンチにあたり、モニターさんを募って無料で試着をしていただき、いろいろと感想をお伺いしたいと思っています。

 

その貴重なご意見を踏まえて改善・改良を加えながら、ローンチに向けて取り組んでまいります。興味を持っていただき靴を試着してみたいという方は、お気軽にご利用ください。

 

モニターとして試着をしていただいたからと言って、靴を購入しなければならないというわけではありません。履き心地に関するアンケートにご協力お願いしたいというのが目的です。

 

ただ、もし靴を気に入っていただけたモニターの方には「割引クーポン」など特典もご用意していますので、是非この機会にご利用ください。一定人数に達した段階で締め切りとさせていただきますのでご了承ください。
webサイトに無料試着の案内がございますので、そちらからお申し込みください。

 

 

今後のスケジュール予定

2022年
11月
・今回の告知
・モニター様への特典付き
先行試着サンプル申し込み開始
 [pre-pre-Launch]
2022年
12月
・サンプルシューズ完成
・試着サンプル製造開始
2023年
3月頃
・モニターさんへの特典付き
先行試着サンプルレンタル開始
 [pre-Launch]
2023年
4月頃
・通常試着サンプル無料レンタル開始
・【第1回 オーダー期間】
 [Launch]
2023年
夏以降
・商品発送
・通常販売

 

 

ブランドサイトとSNS

ブランドサイト作ったので、是非ご覧ください。我ながらいい出来です。
あと、webサイト制作のお仕事も承っております。

 

Loose & Colorful ブランドwebサイト

 

 

 

 

基本的にはwebサイトとインスタで発信をしていきますので、是非インスタもご覧ください。

 

Loose & Colorful instagram

 

 

ブランドに込めた想い

僕は靴作りに関してはほぼ素人で、なんとなく工程をしっている程度の知識しかありません。
そんな僕が靴のブランドを立ち上げられたのは、製造をお願いしているアトリエの方のアドバイスのおかげであることは間違いありませんし、何度も僕のワガママを聞いてくださった木型メーカーさんのおかげです。

 

でも素人の僕がディレクションをしてできあがった靴は、「靴作りの当たり前」に捉われていない、ユーザー目線の要素が多く含まれていると自負しています。
靴の設計も売り方も、その他の細かい様々な要素についても同様です。

 

こういう話をしだすと長くなるので詳細は割愛しますが、今までもこれからもずっとユーザー目線に立ち続け、決して多くない一部の人にとって最高にご満足いただける体験をご提供してまいります。

 

まだまだ顧客目線として十分でないことも多くもどかしさを感じていますが、徐々にブランドの在り方を確立してまいりたい所存です。
まだまだ、ほんとにまだまだやりたいことがたくさんあります!

 

 

 

ちょっと余談なのですが、シューフィッター養成講座を受けに行ったとき、大きなサイズのパンプスを作っている方と隣になって、その後もいろいろ情報交換させていただきました。
そこで、女性で大きい靴がなくて困っている人がいるのと同様に、女性でも紳士靴を履きたいと思っているのにサイズが無くて諦めている方がいると伺いました。
そういう方にもお試しいただきたいブランドです。

 

世の中には、肉体的に男性でパンプスを履きたい方がいるわけですが、肉体的に女性の場合も同様で、Gender Equality を掲げていきたいとも思っています。

 

 

 

ちなみに箱屋さんが事業を縮小して、箱が作れてません。笑
他のメーカーさんも同じ箱屋さんに依頼されてるところが多いみたいで、靴業界の箱不足が危ぶまれています。

 

箱を作っていただける方を探しています!

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