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革靴のカビ対策や玄関の除菌スプレーにモールドクリーナー [M.MOWBRAY]

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高温多湿気候に拍車がかかる日本では、この雨の多い季節になって革靴のカビが気になり、さらに流行りのウイルス事情もありで、細菌を認識する機会が多くなっています。しかし、幸い我々日本人には玄関で靴を脱ぐ文化がありますので、玄関まわりにおいては『玄関と下駄箱だけ除菌とカビ予防をしておけばいいのではないか説』というのが有力なのではないかと考えております。

 

今までに2度や3度、雨の日に履いた靴を玄関に置きっぱにしていて、ソールにカビが生えたことがありますが、雨の日のお手入れとしても役立ちそうなアイテムがあると教えていただきました。

 

 

天然成分の除菌・防カビスプレー

 

シューケアグッズを展開するR&Dのブランド、M.モゥブレィ プレステージ [M.MOWBRAY PRESTIGIO] から販売されている、モールドクリーナー。モールド [mold] はカビですね。
革靴はもちろん、スニーカーなどの靴底や玄関、下駄箱など、靴周辺環境をまとめて除菌・防カビができるミストスプレーです。

 

ちなみに、いくつかサイズがあって、今回ご紹介するものは一番小さいサイズの100mlのものです。

 

 

そもそもなぜカビが生えるのか?

高温と多湿、そこに汗や足の汚れ、という3要素が揃うと、汚れを媒介にしてカビが発生します。
逆に言うと、どれかひとつを取り除けばカビは発生しなくなります。
革靴に生えるカビは革表面だけでなく、革の繊維の内側にも根を張ると言われています。なので、革を良い状態に保つために特に革靴の場合はカビ予防はしっかりしておきたいところです。

 

天然成分が主成分だけど99.9%除菌

このモールドクリーナーは、シューケアグッズメーカーのクリーナーなので、スムースレザー、スエード・ヌバックなどの革靴にも使えるというのがウリ。その除菌効果は 99.9% という検証結果も出ています。
天然成分なのに除菌力が高い有機ヨードが主成分で、カビの表面を覆っている細胞膜を壊して除菌。一般的な塩素系のアルカリ性のクリーナーよりも安心して使うことができるのも特徴です。アルカリ性の成分は皮革にとってはダメージになってしまうためです。

 

また、発生してしまったカビの除去だけでなく、防カビにも役立ちます。雨の日、ご帰宅後に靴に吹きかけたり、長期保管前のカビ予防としても最適です。除菌力が強いと聞くとなんとなく不安になりますが、直接靴に吹きかけても大丈夫なんです。

 

個人的にアトマイザーが好き

 

クリーナーは独特の香りがあるものもありますが、個人的には無臭なのも嬉しいところです。これ、ほんとに除菌してくれてますか?って思うくらい無臭で、液体のベタつきなどもありません。不思議。

 

あと何より、アトマイザータイプのスプレーというのがいいじゃありませんか。
靴用の消臭スプレーや除菌スプレーには、ガス缶タイプのスプレーのものがいくつかあります。そういったものは消臭や除菌を目的にしたものなので、ガスの香りこそ気にはならないものの、中身が無くなった後の缶の処分がちょっと面倒じゃありませんか?

 

そういう意味では、僕にとってこのアトマイザータイプのスプレーは小さいし魅力的に見えるのです。
大きいタイプのものもあるみたいです。

 

 

モールドクリーナーの使い方

 

モールドクリーナーは主に3種類の使い方があります。

  1. 革靴の除菌・防カビ
  2. 革靴に生えてしまったカビの除去
  3. 玄関や下駄箱の除菌・防カビ

 

①革靴の除菌や防カビの場合

 

靴底除菌にもと書かれていますので、靴全体の除菌・防カビもできます。アッパーにも内側にも。

  1. ブラシで靴についた土やホコリを払い落とす
  2. 靴全体にモールドクリーナーを吹きかける
  3. 靴底や靴の内側にもモールドクリーナーを吹きかける
  4. 靴を立てかけて1日休ませる

 

②革靴に生えてしまったカビの除去方法

 

靴にカビが生えてしまった場合、このモールドクリーナーを布に取って拭き取ります。

  1. 不要な布に40cm以上離してモールドクリーナーを吹きかける
  2. 布でカビを優しく拭き取る
  3. カビの再発を予防するために靴の内側にもモールドクリーナーを吹きかける
  4. 5〜7日程度風通しのよい日陰で乾かす

 

カビを拭き取った布は、使用後処分してくださいと説明があります。なので、不要な布を使っていただくことをおすすめします。

 

また、モールドクリーナーの成分が染み込んだモールドクリーナーシートもありますので、こちらを使っていただいても結構です。シートタイプは使い捨てなので、放置してカビが広がるような心配もありません。衛生的です。

 

 

 

 

③玄関や下駄箱の除菌・防カビ

 

下駄箱の風通しが良くない場合、下駄箱内部は湿気がたまりやすく、特に夏は温度も高くなりやすいので、直接モールドクリーナーを吹きかけます。
玄関の床も同様に吹きかけておくと、除菌や防カビになります。革靴そのものの除菌や防カビではなく、空間除菌も可能ということです。

 

また、2020年から玄関でウイルスを除菌したいというニーズが増えたこともあり、このモールドクリーナーは前年比400%で売れているそうです。我が家の玄関は広くありませんが、もっと玄関が広いお宅のための空間除菌用に、モールドクリーナーのエクストララージサイズのものも発売されるようです。
エクストララージサイズは、元はプロ仕様だった業務用と同じサイズです。

 

 

防カビ効果と除菌効果

M.モゥブレィのカビ除去資料を掲載させていただきます。

 

靴底の一部にテーピングをしてモールドクリーナーを吹きかけます。

 

 

次に、その靴と湿らせた雑巾をビニル袋に入れてカビ天国をご用意。気温の高いところで数日間保管し、たっぷり繁殖していただきます。

 

結果、モールドクリーナーを吹きかけた部分にはカビが生えていませんでした!

 

 

ご覧の通りカビにとって最高の環境をご用意しても、スプレーした部分だけはちゃんとカビを予防してくれているという安心感があります。

 

また、先ほども申し上げたとおり、レザーソールが雨に濡れてしまった場合、吹きかけて置くとカビ予防ができて安心です。
とはいえ乾燥を促すために、濡れてしまった靴は壁に立てかけておくことをおすすめします。

 

 

最後に

服を脱いだら脱ぎっぱなしという僕みたいなだらしない人間でも、シューキーパーを入れてブラッシングをするという習慣を続けられるのは、靴に対する想いがあるからこそですが、確実にカビを生やさないためにも雨の後はソールにワンプッシュするよう習慣づけたいと思います。

 

 

 

 

靴のニオイが気になる方におすすめな防臭スプレーはこちらです。防カビ効果もあるみたいですので、よろしければ。
キツすぎず本当に良い香りです。

 

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