ブラシ

デカい馬毛ブラシが使ってみたい【サフィール・グランドホースヘアブラシ】

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ブラシ

 

サイズのデカい馬毛ブラシを買ってみました!
あまりデカさに届いたとき笑ってしまいました。笑

 

 

 

玄関と部屋の両方に馬毛ブラシが欲しかったんです。

 

馬毛ブラシを玄関で使うと部屋で使えない。いや、実際は使えるんだけど、持ってくるのがめんどくさい…。持ってきたら持ってきたで、玄関に置いておくのを忘れて、帰宅後にブラッシングできない…。
という状況が長らく続いていました。

 

 

せっかく買うなら長く使えるブラシを買おうかと思ったんですが、欲しいものが売ってない…。別の記事でもご紹介しようと思いますが、職人さんの手植えブラシが欲しかったんですホントは。
クリームは劣化したり使い切ったりする消耗品ですが、ブラシは毛が残っている限りずっとずっと使えます。

 

 

 

もともと使っていたブラシはセットで購入したもので単品でも1,200円程度のリーズナブルなものですが、全然問題なく使えます。
でももうひとつ買うなら、ちょっと違ったものがいいなぁと思っていたのでした。

 

例えば、毛足の長いものを選んでみるとか。
例えば、小判形のものやもっと大きなものを選んでみるとか。

 

 

というわけで、気付けばこんな大きなブラシを買っていました。笑
せっかく買ってみたので、今回はこのブラシを使ってみた感想をレビューさせていただきます!

 

 

サフィールのグランドホースヘアブラシ

とにっかくデカいです!

 

 

このデカさも特筆事項ではありますが、グランドホースヘアブラシっていう名前がかっこよくないですか?
なんか強そうでしょ!

 

 

そして、写真で伝わりますかね?この毛量!笑

 

 

このグランドホースヘアブラシ、長さは21cmもあるんです。
ちなみに18cmのグランドホースヘアブラシもあります。あえてデカい方を選んでやりました!

 

そして毛の密度でいうと、下のブラシの方が濃いです。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

 

あと、ブラッシングしやすいように考えられているのか、ちょっと持ち手の部分が反ったデザインになってます。

 

 

 

 

 

ニスの仕上げにムラがあったり。

まぁ、全体的に大味なブラシとなっております。笑

 

 

大きい馬毛ブラシのメリット

大きいことによるメリットをいくつかご紹介したいと思います!

 

 

 

靴に触れる面積が大きいです。
なので、簡単なホコリ程度であれば少ないストロークでブラッシングが完了します。
サッ!サッ!サッ!くらいなもんです。

 

でも個人的にはブラッシングしている時間が幸せなので、これはデメリットでもあるのかなと。
時短ではあるが欲求を満たせないというジレンマに苛まれています。笑

 

 

 

 

 

さらに、これだけ毛足が長いと細かいところにも毛が届きやすいです。
これは間違いないです。

 

例えば、こういったダブルモンクの隙間。
ここって死角のようで案外砂やホコリがたまります。

 

 

 

この隙間に毛が届くので便利です。
僕はダブルモンクストラップって、下のストラップなかなか外さないんですよね。笑

 

 

大きい馬毛ブラシのデメリット

このサイズの割に、3,000円なんですこのブラシ。
だから実はかなりお安い!

 

もちろん職人さんの手植えブラシではなく機械植えでしょう。
なので、抜け毛がなかなかにすごいです!
そのうち落ち着くと思いますけどね。

 

 

 

あと、持ちにくいです。
僕は手が大きくないので、このサイズになるとちょっと持ちにくい…。
というかちょっと重い。笑

 

 

 

ブラッシングするときに握力を求められるので、手首がちょっと疲れますね。
そんな何十分もブラッシングし続けるわけじゃないので、特段問題はないんですけどね。

 

 

 

そして、持ちにくいということはつまり、コントロールがしづらいということでもあります。

 

恐らく慣れも存分にあると思いますが…

 

 

この角度から…

 

 

この角度に移動するのが難しい!

 

ただ、毛足が長いのでコントロールしづらいなりにも、土やホコリは落とせます。

 

コントロールはしづらいけど破壊力はある。
ストツーでいうザンギエフとか、マリカーでいうクッパとか、そんな感じです。

 

ちなみに僕はバルログとピノキオ派だったので、全く逆ですね。笑

 

 

 

 

毛足が長いことのデメリットもありました。
細かい部分に届きやすいというメリットはありますが、弾力が弱くなるように感じます。

 

例えば、コバの隙間に入ったネル記事の繊維を落としたいとき、これくらいの毛の長さであればサクッと落とせるんですが、毛足が長いと毛がさらに柔軟になるので落としにくい場合もありました。

 

 

逆に言うとデリケートな革には優しいブラシかもしれないですね。

 

まぁしょうがないですね!
小さなホコリを払い落とすのは簡単なんですが、なんというか、一長一短という感じです。

 

 

個人的には好き

でもいいんです。
僕はこのデカさが好きなので!この存在感がいい!

 

あと、ブラッシングの回数は少なくても靴のホコリはササッと落とせるので、玄関で使うのも便利です。

 

 

楽しみなのは、しばらく使い続けてこのブラシが育ったときですね。
これだけの毛量のブラシが育ったらそれはそれはもう強力なブラシになるんじゃないかと思うのです!笑

 

まぁでかいのでガシガシブラッシングするのもいいんですが、それほどつくりが良くないとは思うので、優しくブラッシングする要因として使っていこうと思います。

 

山羊毛と馬毛の間のポジションで革を優しく撫でるイメージですかね!

 

 

最後に

まとめるとこんな感じです。

 

メリット
・ブラッシングの回数が少ない
・隙間に届きやすい
・毛の弾力が強すぎないので柔らかい

 

デメリット
・抜け毛が目立つ
・ちょっと持ちにくい
・毛の弾力が少し弱い

 

 

デメリットも目立ちますが、全然使えないことはないですからね!笑
個人的には部屋にも玄関にも馬毛ブラシを置けるようになったので、単純に便利です。

 

僕は案外このサイズが気に入っていますが、大きいブラシをお探しの方がいらっしゃったら、ここまで大きくなくてもいいと思うよとお伝えしたい。笑
18cmのサイズのものもありますしね。

 

別に馬毛は一本あればいい!という方には、毛の抜けない長持ちするちょっといいブラシがひとつあればいいと思います。
もう少し小さいサイズのブラシでも毛足の長いものもありますしね!

 

 

 

サイズがでかけりゃいいってもんじゃないよ!って話でした。
ブラシをお探しの方はよければ参考にしてみてください!

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
靴磨き用ブラシの違いや使い分けについては、こちらでご紹介しています。

 

靴磨き用ブラシの違いと種類の使い分け方を徹底的にご紹介!【おすすめブラシ】
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COMMENTS コメントを投稿する

  1. いーくん より:

    くすみさん
    初めまして。
    「もう少し小さいサイズのブラシでも毛足の長いものもありますしね!」その商品を紹介してもらえないでしょうか?
    クリーム延ばし用ブラシは、豚毛は育てられるってありましたし化繊は長持ちしそうだし1つ紹介してしてもらえると嬉しいです。わからなくなってきて・・・
    拝見させてもらってるとクリームはサフィールが良さそうなのでいいですか?(鏡面しないのなら1925だけで)

    • くすみ より:

      いーくんさま、コメントありがとうございます。
      こちらのページでそのあたりご紹介していますので、よければ参考にしてみてください。馬毛、豚毛、それぞれご紹介しています。
      一般的な牛革のドレスシューズであれば、クレムでいいと思います。
      クレムのご紹介はこちらのページをご覧ください。

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