ブートブラックのシューポリッシュとハイシャインベースを磨き比べしてみましょう

ブートブラックの油性ワックス『シューポリッシュ』。
以前購入して、いろいろ使い方を模索してきましたが、ここらで僕なりに解釈してみたいと思います!

よければお付き合いください!

む…難しい…

まず感動するのが、フタを開けたらすりきりでワックスが入っているということです。
“メイドインジャパン” を感じざるを得ません。
誇らしい気持ちです!

しかし、鏡面にするの難しい…

以前購入してちょっと使ってみたわけですが、なかなか難しいという印象でした…

これは単純に僕が他の製品に慣れてしまっているだけなんです。
だからブートブラックの特徴を把握できてないだけですよね。

というわけなので、今回はブートブラックのワックスについていろいろ検証してみようと思います!

シューポリッシュ商品紹介

まずはとにかく、シューポリッシュのご紹介です。

目次

シューポリッシュの成分

・ろう
・油脂
・有機溶剤
これは他社のワックスも同じですね。

ただ、気になるのはamazonで見つけたこんな紹介文です。

光沢効果を追求した缶入り油性クリームです。最高級の光沢を生みだす植物系、鉱物系の8種類のワックスを配合しました。つま先等に行うハイシャイン仕上げに適しています。鏡面の様な最高のツヤをお楽しみ下さい。

これはシルバーラインのワックスの紹介文です。
ご存知シルバーラインは、通常ラインより少しリーズナブルで、初心者向けと言われていますね。

そして、通常ラインの紹介文はこうです。

革靴に光沢を与えたいときの油性クリーム。艶出し効果を与え、しっかりと油膜を作ります。コーティング&撥水効果も期待できます。

一見違うことが書かれているようですが、いろいろ調べてみると、通常ラインにも植物系のワックス鉱物系のワックスが多数ブレンドされているようです。
さらに、シルバーラインとの違いは、通常ラインのポシッリュの方が『保革の成分』が多く入っているようです。

シューポリッシュの使い方

一般的な鏡面磨き用のワックスと同じ使い方で大丈夫です。
薄く塗り重ねて下地をつくり、水とネル素材の布で磨いていく方法ですね。

ただ、個人的には新品の状態のまま使うのはちょっと使いにくさを感じました。
すごく油分が多く、革に塗ってもなかなか乾燥してくれません。柔らかい状態のままワックスを塗り足すと、柔らかさのせいで前に塗ったワックスを溶かしてしまうイメージです…

なので、ちょっとワックスに穴を開けて乾かしてみました。笑

※これあんまり乾きません。普通にこねた方が乾きます。笑

表面積を広げたら乾きやすくなるんじゃないかと思って…笑
すりきり入ってたから混ぜたらこぼれちゃいますからね。

ちなみにうかがった話なんですが、ワックスをラップにとっておにぎりをにぎるようにこねるという方法もあるみたいです!
それなら問題なさそう。

乾かすこと6日!
練りも加えて、だいぶ固まりました。
新品のときよりだいぶ乾いた印象です。

この状態で塗ってみました。

数回塗り重ねてみましたが、かなり塗りやすくなりました。

仕上がりはこんな感じです。

前回よりは、だいぶ定着も早くなり鏡面にしやすくなりましたが、やはりまだオイリーな感じがしてます…

まだ難しさを感じますが、やわらかいツヤは出てますね。
嫌いじゃないです。

ハイシャインシリーズとの違い

ブートブラックにはハイシャインベース、ハイシャインコートという鏡面磨き専用のグッズが出ていますが、それとの違いも気になるところです!

これ、ハイシャインベースです。
ベースは下地専用、コートで色を乗せるという使い分けができます。

ハイシャインベースは無色のみ。ハイシャインコートは、黒、茶、無色の3色展開です。

左右で磨き比べをしてみましょう!

ハイシャインベースの使い方

ハイシャインベースは下地用なので、油性ワックスに近い成分(ロウ、油脂、有機溶剤)でできています。

指や布にハイシャインベースを少量とり、つま先やかかとに塗り伸ばします。乾くのを待って、2〜3回塗り重ねてもOKです。
2〜3分程度乾燥するのを待ち、水で湿らせたネル素材の布などで優しく表面を整えます。

ちなみに5〜7回塗りました。

そうすると、こんな感じで表面のツヤ出てきます!

写真だとあまりわかりにくいかもしれませんが、ワックスを塗った部分と塗ってない部分の境目あたりに、白い点々がたくさんできています。
これは、無色のワックスを使うとよく起こる現象なんですが、革表面の毛穴が埋まりきらず、空気が入ってしまっている状態です。

ハイシャインベースは割と早く固まるので、柔らかいワックスに比べてこういうムラができやすいですね。

下地ができたら、次はハイシャインコートです。

ハイシャインコートはベースの上に乗せて仕上げをするためのクリームです。こちらはベースと違い、乳化性クリームでできています。
ベースでつくった下地の上にコートをうっすら乗せていきます。

ハイシャインベースとハイシャインコートで磨いたものがこちら。

黒いクリームが乗ったので、若干白い点々は目立たなくなりました!

仕上がりの違い

こう見るとあまりわかりませんが、もっと表面が見える角度だと…

左のハイシャインベースの鏡面の方が、表面が滑らかになっているのがお分かりいただけると思います。

ただ、これもあくまで僕の慣れの問題です。
シューポリッシュで、綺麗に鏡面を作られる磨き職人さんもいらっしゃいますからね!

最後に

ブートブラックのシューポリッシュとハイシャインベース・ハイシャインコートを使い比べてみましたが、綺麗な鏡面にしやすいのはどちらかというとハイシャインベースだと感じました。
シューポリッシュはかなりドライにしても油分が多いので、鏡面にするまで時間がかかる印象でした。

あくまで個人的な感想ですよ!

ただ、柔らかいワックスは持続力もありそうだし、好みの硬さに調整ができるというメリットもありますね。
そういう意味では、ブートブラックがプロ仕様と言われているのは納得です。

個人的な感想をまとめると、こんな感じな気がします。
それぞれにメリット・デメリットがありますね!

メリット デメリット
ハイシャインベース ・時短
・鏡面は作りやすい
・毛穴が埋まりにくい
・ハイシャインコートも塗らなきゃいけない
シューポリッシュ ・色数が多い
・硬さの調整ができる
・油分による保革効果もある
・時間がかかる
・油分が多いのでワックスが固まりにくい

ブートブラックのワックスでお悩みの方は是非参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

鏡面磨きの方法はこちらの記事をご覧ください。

はじめてでも簡単!鏡面磨き(ハイシャイン)の方法

鏡面磨き_メインビジュアル

革靴のお手入れが済んだら、是非鏡面磨きにもトライしていただきたい。鏡面磨きははじめてという方でも簡単な『3つのステップ』をご紹介させ…

記事を読む

related Entries

関連記事

Subscribe on YouTube

YouTubeチャンネルの最新動画はこちら

Profile

プロフィール

『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
詳しいプロフィール

月間最高閲覧数41万ページ
webサイト設計・コンサルティング
お問い合わせ

feedly でブログ更新情報を受け取りませんか?
feedly の無料アプリをご利用いただくとさらに便利です。