たまには”落とす”ことにも意識してみませんか?

靴のお手入れをするとき、汚れ落としを使いますね。

僕は革をあまり傷めたくないので、いつも片足につき2周くらいサラッと拭き取る程度で汚れ落としをしてきました。汚れ落としでこすりすぎて、その部分だけが白くなってしまうという失敗をしたことがあるからです!

でも、実はちゃんと落とせてなかったということに気がついたんです!
どちらかというと汚れというよりは、クリームの方が落とせていませんでした。

落とせてないとこうなる

どうやら汚れ落としが不十分だとこうなります。
ちょっとカサカサした見た目になっているのがわかりますね。

これ、革が乾燥してるんだって思うじゃないですか?

実はそうじゃなくてロウがひび割れてるからそう見えるんです。
実際、水をつけてブラッシングするとボロボロと剥がれて落ちてきます。

乾燥してるだけだと思って今まではクリームを塗り重ねるだけだったんですけど、実はそうではありませんでした。ある程度剥がすと、革の表面があらわれて毛穴が見えるようになるんです。

ちなみに、僕はこのひび割れてる部分にワックスを塗ることはほとんどないので、クリームの成分ということで間違いありません。

落とすと気持ちがいい…それだけ

個人的に思うのは表面に多少ワックスが乗っていても、その下の革に必要な油分が含まれていれば特段問題ではないと思ってます。

ただ、こうやってロウ分が積み重なるとちょっとしたことでひび割れてしまうので、見栄えが悪い…
それだけ。

もしくは豚毛ブラシでのブラッシングが足りなかったのかもしれません。必要なクリームをしっかり落とせていなかったんじゃないか説です。

とにかく、古いクリームが十分に落ちていない状態で上からクリームを塗り重ねると、このようにロウ分が積み重なりひび割れたような見た目になってしまいます。
だから時々しっかり落としてあげるとすごく気持ちがいいんです。

もしかすると、ロウが残っていることでクリームが浸透しない、なんてこともあるかもしれないと思ってますが、残念ながらそこまではわかりませんね。

汚れ落としは液体か固形か

ロウ分を落としてあげるのはどちらがよいか…
しっかりロウ分を溶かして拭き取ること必要があるので、多少強く革をこすることを想定します。

汚れ落とし、特にワックスを落とすものを含めると、液状のものと固形のものと2種類ありますね。
液状のものは革に染み込みやすいので、革がやわからくなりますね。なので布でこすることによって表面が痛みやすくなります。強力な溶剤でゴシゴシしちゃうと、簡単に色が抜けたり革が傷んだりするので注意が必要ですね。

逆に固形のものは革に染み込みにくいため、革が柔らかくなりすぎず、ある程度は安心です。
固形っていうか軟膏っていう感じでしょうか。

僕は、ワックスを落とすためのクリーナーやクレム1925の無色を使う場合が多いです。
こういったクリーナーも多少ロウ分が残ることもあるのですが、クレムであればそこまででもありません。

布にちょっと多めに取って、表面のワックスを溶かして拭き取ります。
結構しっかりやります!

そのあと、しっかりブラッシングをすることも忘れないでください。

クリームがまた残らないようにするためですね!

最後に

ここまでちゃんと落とさないといけないかと言われれば正直そこまででもないと思いますが、ときどきしっかり落としてあげるとすごくスッキリします。

靴をご覧になって、なんかひび割れてるなぁ思ったらワックスやロウ分が残っている可能性を疑ってみてください。

お手入れの頻度ややり方を見直すきっかけにもなるかもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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プロフィール

『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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