革靴ジャーナル.
LEATHER SHOE JOURNAL.
クリーナー

靴磨きのクリームに含まれるロウ分はちゃんと落とさないと蓄積する

更新: 2026.08.02
靴磨きのクリームに含まれるロウ分はちゃんと落とさないと蓄積する

 

靴のお手入れをするとき、汚れ落としを使いますね。

 

僕は革をあまり傷めたくないので、いつも片足につき2回くらいサラッと拭き取る程度で汚れ落としをしてきました。汚れ落としでこすりすぎて、その部分だけが白くなってしまうという失敗をしたことがあるからです。

 

でも、実はちゃんと落とせてなかったということに気付きました。汚れというよりは、クリームの方が落とせていませんでした。

 

 

落とせてないとこうなる

 

汚れ落としが不十分だとこうなるようです。
ちょっとカサカサ感のある白く細かいシワが目立ちますね。

 

 

最初は、革が乾燥してるんだって思ってたんです。

 

でも実はそうじゃなくて革表面に蓄積したロウがひび割れてるからそう見えるんです。
実際、水をつけてブラッシングするとボロボロと剥がれて落ちてきます。驚きました…スーパー銭湯でアカスリをした時のようにボロボロと落ちるので。最初は革の表面が削れているのかと思いました。
あまりの衝撃に写真を撮り忘れたことが一番の失敗でした。

 

 

乾燥してるだけだと思って今まではクリームを塗り重ねるだけだったんですけど、実はそうではありませんでした。ある程度剥がすと、革の表面があらわれて毛穴が見えるようになりました。

 

ちなみに、僕はこのひび割れてる部分にワックスを塗ることはほとんどないので、クリームの成分ということで間違いないかと思われます。

 

 

落とすと気持ちがいい…それだけ?

個人的に思うのは表面に多少ワックスが乗っていても、その下の革に必要な油分が含まれていれば特段問題ではないと思ってます。
ただ、こうやってロウ分が積み重なるとちょっとしたことでひび割れてしまうので、見栄えが悪い…
それだけ。

 

もしくは豚毛ブラシでのブラッシングが足りなかったのかもしれません。革に浸透しなかった不要なクリームをしっかり落とせていなかったんじゃないか説です。

 

とにかく、古いクリームが十分に落ちていない状態で上からクリームを塗り重ねると、このようにロウ分が積み重なりひび割れたような見た目になってしまいます。
だから時々しっかり落としてあげるとすごく気持ちがいい。

 

もしかすると、ロウが残っていることでクリームが浸透しない、なんてこともあるかもしれませんが、残念ながらそこまではわかりません。

 

 

強い汚れ落としも必要か?

 

ロウ分を落としてあげるために時には強い汚れ落としも必要なのかもしれません。

 

なので、こういったロウ分の蓄積を感じたら、普段のクリーナーではなくワックスを落とすためのクリーナーを使ってみるとか。ただし、落とすことを意識しすぎて革を強く擦ることだけはしてはいけません。

 

 

M.モウブレイのワックスクリーナー、ワックスをスッと溶かして使いやすいです。

 

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何かと時短と効率を求められる昨今。鏡面磨きにかかる時間が10分とか20分とか昔はよくそんな話をしてて、それなりの鏡面をそれなりの時間で仕上げられるまでにはなったと自負してますが、人生で一番時短したいのは鏡面磨きのワックス...

 

 

 

 

そのあとはクリームによる栄養補給も忘れずに。

 

 

余分なクリームが残らないようにしっかりブラッシングしましょう。

 

 

最後に

 

というように、ときどきしっかり落としてあげるとすごくスッキリします。
靴をご覧になって、なんかひび割れてるなぁ思ったらワックスやロウ分が残っている可能性を疑ってみてください。

 

お手入れの頻度ややり方を見直すきっかけにもなるかもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

革靴用クリーナーは種類によって落とす力や革への優しさが違います。クリーナーの比較と選び方はこちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

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楠美皓平
EDITOR / 運営者

楠美 皓平Kohei Kusumi

content creater, web marketer, videographer
革靴の取材は累計250件以上。記事や動画制作の傍ら、革靴ブランドのメディア運営・マーケティングサポートに携わっています。