茶色の靴、それもフルブローグの靴が欲しいのです。
具体的にブランドも決まっていて、CHEANEY の Arthur という靴、これが欲しいんです。
今まで黒かネイビーの割とシンプルな靴ばかりを好んで履いていました。わたくし、靴においては、とにかく徹底してシンプル イズ ザ ベスト!だったわけです。
ちょっとこの靴についてああだこうだ言わせてください。
茶色の靴もいいかも…
靴の種類を色々お勉強してみたり、人様のインスタの投稿を拝見すると、茶色の靴も好きかも…なんて思ったり、ブローグの靴も案外素敵かもなんて思ったりするのです。
ほら、隣の芝が青く見えるそれです。
(参考:あえてメンズ革靴の種類とシーン別の選び方についてお勉強してみようと思うのです)
ちなみに、ブローグというのは上の写真のような穴飾りがたくさんある靴のことです。
案外いいかも〜なんて思ったら思ったで、今度は茶色の靴って自分の持っている服やスーツに合うのかぁと、急に不安になったりするわけです。
まるで乙女がデートに着ていく服を選ぶときの気持ちのよう
いろんな人に背中を押されてようやく彼と付き合うことを決心しました。
じゃなくて、この靴を買おう!と決心しました。
ただ、売ってない
そう、この靴売ってないんです…
先日新宿に行った時、伊勢丹メンズ館の靴売り場を拝見したけど無かった…
東京駅の大丸にも無かった…
会えないとわかれば、なおさらこの靴への想いは募るばかり。
見てください!
このやわらかくて質の良さそうな革。
そして、あくまで自然な革本来の艶。
ドレッシーだけど上品な穴飾り。
その側に出すぎていないソール(コバ)。
さらに、土踏まずのセクシーなくびれ。
アッパー全体は丸みを帯びてなんとも言えない可愛らしさを醸しています。
品の良さ、色っぽさ、可愛らしさを兼ね備えたこの靴はまさに英国紳士。(CHEANEY は英国靴なのです。)
僕みたいなしがないサラリーマンも、英国紳士に憧れたっていいじゃないか。
30であっても夢を見たっていいじゃないかと
セミブローグという選択肢
これは、ほんとに僕の男らしくないところでもあるんですが、こっちの靴もいいかなって…
さっきのより、ブローグがが控え目です。(セミブローグ)
一応、世間一般的にはブローグの靴はドレッシーな印象を与える靴であるとされています。なので、ビジネスに相応しくないとは言いませんが、フォーマルではないという位置づけです。
幸い、職業柄スーツ着用を義務付けられてはいないので、多少ドレッシーな靴であっても問題ないのです。
ただ、
えぇ〜まだちょっとドレッシーすぎるかなぁ〜
なんて思っちゃったりするわけです。
そう、まさに乙女がデートに着ていく服を選ぶときの気持ちのよう
お穴飾りは控え目にしておこうかなぁ〜♪
いや、やっぱりドレッシーなのにしようかなぁ〜♪なんて。
30のオッサンが
迷うわー♪
セクシーなのーキュートーなのー
どっちが好きなのー♪
松浦亜弥状態なわけです。
でもこの時間が楽しい
まぁ要するに結論、この迷ってる時間が楽しいんです。
なかなか出会えないこの靴に想いを馳せ、ときめきを膨らませている期間が一番輝かしい。
恋の類と同じです。
その瞬間、人は輝いて見えるのです。
いつもと違う自分も一興
いずれにしても、今まで自分の中に無かった選択肢を選ぶと言うのはなかなか勇気とエネルギーが必要です。
靴だけに限らず、いつもなら絶対選ばなかった服を着て見るとか、普段なら絶対に行かないような汚い店でラーメンを食べてみるとか、いつもと違う道で帰ってみるとか…。
とにかく、慣れない環境に身を置くというのは、いつもとは違う新しい何かに出会えるかもしれないし、何より自分自身を豊かにしてくれると信じているのです。
自分のスタイルが確立されている人であればなおのこと、思い切って自分の枠から脱却してみるというのも悪い人生じゃないのではないかと思うのです。
話はとっ散らかってしまったけど、我ながらいいこと言う。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
あなたがいい靴に出会えますように。
ま、この靴買ってから言えって話ですけどね←
今度伊勢丹に電話して聞いてみようと思ってます。取り寄せってお願いできるもんなんでしょうか。
切に。切に欲しいのです。
あと…
一応貼っておきますね。
ご存知ない方のために。
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