革靴のワックスの落とすレノマットリムーバーの使い方

靴好きの方ならご存知だと思います。
鏡面磨きの楽しさを。

鏡面磨きは、革をキズや汚れから守ってくれるというメリットがありますが、ワックスを長期間塗ったままにしておくのは革の通気性を損ねるため良くありません。
時には革をすっぴんの状態に戻してあげて、栄養を与える必要もあるのです。

ちなみに乳化性クリームにもロウが含まれているものが多いので、塗り続けたまま長期間放置してしまうのは良くないんですね。

なので、少なくても半年に一度はワックスを落として保湿をしてあげないといけません。
乾燥を防ぐことでシミやひび割れの危険を予防します。

乾燥を防いで栄養を与えた後なら、ワックスでのツヤ出しも思う存分楽しんでいただいてOKです!

ということで、ワックスや古いクリームを落とすサフィールのレノマットリムーバーをご紹介します。
革靴用クリーナーの使い分けはこちらの記事でもご紹介しています。

おすすめの革靴用クリーナー

商品説明

サフィールのレノマットリムーバーは、中性タイプの強力な汚れ落としです。

鉱物系の溶剤が使用されていて、革に深刻なダメージを与えないように作られています。
なので、ひどい汚れを落としたい場合には効果を発揮しますが、革が持つ油分は抜かれてしまうので、レノマットリムーバーを使用した後には必ず栄養と潤いを革に与えてあげる必要があります。

●頑固な汚れ
●塩吹きやカビ
●鏡面磨きのワックス
●古いクリーム

これらをしっかり取り除きます。

ワックスを落とすにあたって

レノマットリムーバーはプロ靴磨き職人さんも使用する万能クレンジングです。

ワックスを落とす際、強くこすりすぎると革を傷めてしまう恐れがありますが、長期的に見るとワックスを落とさない方が革にとってはダメージです。
あくまで優しく汚れを拭き取ってあげてください。

他の汚れ落としとの違い

気になるのが他の汚れ落としとの違いですよね。

モウブレイ・ステインリムーバー

このブログでもご紹介しているステインリムーバーは水性の汚れ落としなので、ちょっとした汚れは落とせてもワックスやしつこい汚れは落とせません。
水性なので革には比較的優しいので、どちらかといえば普段のお手入れの際にピッタリな汚れ落としです。

ただ、ツヤ出し効果の高いクリームを使っていると、ステインリムーバーではワックスの成分が十分落ちていないなぁと感じることが時々ありました。
もちろんある程度はちゃんと落ちているんですけど、他のクリームを塗ると落ちていなかったワックスの成分が少し浮き出てくるということがあるのです。

革靴用の汚れ落としはステインリムーバーがオススメです

僕がレノマットリムーバーを使っている理由は、このステインリムーバーで落とせない古いクリームを落としたいからなんです。

ブートブラック・ハイシャインクリーナー

こちらは、ワックスを落とす効果はあります。ただし、汚れ落としとして使用するものではないのです。

ワックスを落とすだけなら申し分ないのですが、古いクリームのワックス成分やしつこい汚れを落とすためのものではないのです。

革靴のワックスのひび割れ補修にはコレ!

使い方

実際に使っていきます。イラストかわいいですね。

まず、ブラシで全体の泥やホコリを落とします。

乾いた布にレノマットリムーバーを取り、汚れやシミを拭き取ってください。

落ちてます!

片足だけ落としてみました。

全部落としたら、完全に乾くまで15分ほど放置してください。

15分放置した後は、やはり革の表面はカサカサになっていました。

黒なのでそれほどわかりませんが、クリームで補色していた色味もちょっと落ちてる気がします。
色落ちとまではいきませんが、さっぱり感はありますね。

ビーズワックスファインクリームやユニバーサルローションなどで栄養補給してください。と書いてあるので、栄養補給をします。

今回はタピールのレーダーオイルで栄養補給します。

※左:レノマット後、右:オイル塗布後

出来上がりです。

保革してちょっとブラッシングで革をマッサージしたらこの通りです。
履きジワはあるものの、革の状態は全然良くなりました!

使用上の注意

・革が湿っている場合は乾いてから使ってください。
・スエードやヌバックの起毛革には使えません。
・エナメル、爬虫類の革にも使えません。

このあたりはまぁわかりますよね。

ちょっと注意が必要なのはこちらです。

・吸引すると有害です。換気の良い場所で使ってください。

これは先ほどご紹介したように、シンナーの香りがします。
強めの汚れ落としなので、揮発性が高いシンナーのような成分が含まれているものと思われます。なので、火気の近くでも使用しないでください。

使った感想

ワックスはもちろん、確かに古いクリームが落ちてさっぱりした感じはあります。

ただ、ワックスを落とす際、注意が必要だなと思うのは、やはり揮発性が高い汚れ落としなのでゆっくり丁寧に拭いていると乾いてしまいます。

ワックスをかなり重ね塗りしていたのもありますが、全部落ちてすっきりするまでにかなり時間がかかりました。

しかし、古いワックスやクリームが十分落ちたので、オイルがしっかり浸透してくれます。
鏡面磨きをしない靴でも、半年か一年に一度はやってあげた方がいいかもしれません。

また、今回はよく実験に使う革質の良くない靴で試したのですが、汚れを全て落としてスッキリさせると、ところどころ小さいキズがあったり傷んでいるところがあることがよくわかりました。

実験用とはいえ大事に履いてあげないとなと、心を改めさせられました。
スミマセン、かなり私的な感想になってしまいました…

最後に

サフィールのレノマットリムーバーのご紹介でした。

ワックスや気になる汚れでお困りの際は試してみてください。

鏡面磨きの方法もご紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
はじめてでも簡単!鏡面磨き(ハイシャイン)の方法

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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プロフィール

『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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