レーダーフレーゲ [LEDER PFLEGE] が届きました!
相変わらずボトルかわうぃーね (σ・∀・)σ
タピールとは
タピールとは、皮革ケア用品を製造しているドイツのブランドです。
タピールの特徴は、とにかく素材へのこだわりがすごい!ということに尽きます。
タピールのwebサイトでも、動物保護、環境保全などを謳っており、天然素材のみを使った製品づくりをされています。
それぞれの植物性原料は、すべて有機栽培されたものを使い、また遺伝子組み替えされたものは使いません。
ご覧の通り、他のブランドとは一線を画していることがわかります。
革だけでなく、自然にも地球にも、我々人間にも優しい皮革ケアグッズを展開されているのです。
ロハスの権化です。
感動です
もうスタンディングオベーションです
以前から使っているタピールの製品レーダーオイルもすごく気に入っていたので、レーダーフレーゲも試してみたい!ということでamazonでポチりました!
ちなみに、タピール [Tapir] というのはドイツ語でバクという意味ですね。
ご存知、夢を食べると言われている動物のバクです。
レーダーフレーゲのご紹介
そんな自然派の権化・タピールのレーダーフレーゲをご紹介していきます!
レーダー(Leder)は革、そしてフレーゲ(Pflege)は手入れや保護と言った意味の、その名の通り『皮革保護用の乳液』です。
レーダーフレーゲの成分
商品の裏側にも皮革用乳液と記載がありますが、成分を見てみると…
・ミツロウ
・カルナバロウ
・ホホバオイル
・オレンジテレピン
・バルサムテレピンオイル
・植物性ステアリン
・アンモニア
・水
ミツロウやカルナバワックスはご存知クレム1925にも入っているツヤ出し用のワックスです。
というように、ツヤ出し成分も含まれているのです。
あとはオイル系の成分もたくさん含まれてますね。
ツヤも出せて栄養補給もできると、そういうことです。
他のメーカーであれば、成分に有機溶剤とか油脂って書いてあるところを、タピールはこんなに具体的に表記しています。
革に良い成分しか使ってません!という確固たる姿勢を垣間見ます。
レーダーオイルとの違い
オーガニックの権化・タピールのレーダオイルとの違いもご紹介します。
成分を比較してみるとわかりやすいのですが、レーダーフレーゲはワックスとオイルが主成分なのに対し、レーダオイルは油が主成分です。
レーダオイルにも記載がありますが、レーダーオイルは汚れを落としながら栄養補給をする、というものです。
それに対して、レーダーフレーゲはツヤを出しながら栄養補給をするという使い分けになります。
レーダーフレーゲ | レーダーオイル | |
成分 | ・ミツロウ ・カルナバロウ ・ホホバオイル ・オレンジテレピン ・バルサムテレピンオイル ・植物性ステアリン ・アンモニア ・水 |
・ひまし油 ・なたね油 ・バルサムテレピンオイル ・オレンジテレピンオイル ・酢 |
用途 | ・ツヤを出し ・栄養補給 |
・汚れ落とし ・栄養補給(油分がメイン) |
容量 | 100ml | 200ml |
値段 | ¥2,400 | ¥2,400 |
ただ、レーダーオイルはオイルに色がついています。
こんな感じです。
なので、黒の靴に使うぶんには問題ありませんが、色の薄い革に使用すると色が濃くなってしまったりシミになってしまう可能性があるかもしれません。
ご注意くださいね。
レーダーフレーゲの使い方
優しさの権化・タピールのレーダーフレーゲの使い方です!
1. 使用前にビンをよく振ります。
2. 柔らかい布に少量を染み込ませて、革になじませるように均等にのばします。
3. 15分ほど休ませてから、柔らかい布またはブラシで磨きますと、美しい艶が出ます。
15分休ませるというあたりがスローライフで素敵ですね。
注意点
・表革以外には使えません。
・使用前に必ず目立たないところで試してから全体にお使いください。
・つけすぎにご注意ください。
です。
乳液タイプなので革への浸透も早く、シミになってしまう可能性がありますので、必ず目立たないところでお試しください。
どの革のお手入れグッズにも書かれている内容ですね。
使ってみる
天然の権化・タピールのレーダーフレーゲを使ってみます。
まず振る!
つけすぎないよう少量布に取り、
乳液だけにとろっとしてます。
水で溶いた石膏みたいな感じです。
オレンジの成分も入っているため、柑橘系の香りもほんのりします。
レーダーオイルは酢の香りも相まって、ドレッシングの香りがしますが、レーダーフレーゲの香りはほんのりどまりですね。
薄く伸ばすように塗っていきます。
おっと!
かなり皮革表面が曇りましたが、大丈夫でしょうか?
15分寝かせて…
ブラシでマッサージ!
想像以上のツヤでした。笑
ブラッシングした部分のくもりが取れて、しっかりツヤが出てますね。ブラッシングしていない部分との境界線がくっきり出ています。
一応、乾拭きで仕上げます( ・`ω・´)キリッ
そして仕上がりがこちら。
※左:すっぴん、右:レーダーフレーゲ後
しっかりツヤがでました!
色も濃くなって潤った感がありますが、ベタついた感じもなく、割とさらっと仕上がります。
仕上がりだけ見ると、レーダーフレーゲは乳化性クリーム枠(もしくは、レザーローション枠)に分類される感じがします。
逆に、レーダーオイルの方がオイリーなので革がもっちり潤います。レーダーオイルはツヤはでませんからね。
全然違う製品と思っていただいて大丈夫です!
他のクリームとの違い
コロニル1909シュプリームクリームデラックスとの違い(ディアマントの後継)です。
シュプリームはデリケートクリームのようなジェル状であり、ツヤ出しもできるという。レーダーフレーゲと位置付けとしては近いのかなぁという気がしてます。
ということで、もう片方の靴にシュプリームを塗ってみました!
ツヤに関しては、レーダーフレーゲの方がしっかり出ています。
逆にシュプリームは自然な仕上がりという感じですね。
全然違いました。
まとめ
しっかりと革への栄養補給ができましたね。
自然なツヤも出てすごく良い感じです。
レーダーフレーゲ1本あれば潤いを十分感じられますが、ぱっと見や触った感じでは、他の乳化性クリームとの違いはそれほど感じませんでした。
でも、やはり他のクリームと差別化すべきは、天然素材を使っているので革にとってヘルシーなのは間違いない、ということだと思います!
僕は、靴には少しでも長持ちしてほしいと思っているので、革に優しいであろう素材を使うのは大歓迎です。
でももし、ツヤ出し用のクリームやワックスをもうお持ちで、ツヤが出せればいいという方であれば、レーダーフレーゲは必要ないかもしれませんね。
逆に、レーダーオイルは汚れ落としなので、確かに古いクリームを落とす効果はあります。しかし、革もびっくりするほど潤うので、定期的に革への栄養補給をしっかりされたいという方にはおすすめです。
例えば、靴を丸洗いした後なんかには大活躍ですよ。
よければ、試してみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
レーダーオイルについても詳しくご紹介していますので、よければご覧ください。
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