疲れてるなぁって思った靴に、このレーダーオイルを薄く塗ってあげるのが僕の喜びです。
どうもはじめまして。くすみと申します。
ブラッシング後に表面が整った革を見て、自分の顔がにんまりしているのに気付き、さすがにちょっと自分に引いております。
さて、こちらのレーダーオイル。
塗りすぎるとクリームで艶が出なくなってしまうのですが、うっすら塗ってあげるぶんには、革が潤ってもっちりするので非常におすすめです。
ただですね、その後靴をブラッシングすると、レーダーオイルの油分が豚毛ブラシに残ってしまい、その後もブラッシングをしてもなんだかべたっとした感じが拭えないときがあります。
なので、今回は豚毛ブラシに残ったオイルやクリームを落としてみたいと思います!
僕のようなケースだけでなく、クリームを塗りすぎてしまった結果、気づけばブラシが真っ黒になってしまった!という方にもおすすめです。
洗う前のブラシ
こんな感じです。
ぱっと見なんとも無いように見えますが、ブラシの毛先は指で触るとちょっとべたっとします。
毛先の色は言うまでもなく真っ黒ですね。
あと、実は古いクリームの蝋分が毛の中に入っていて、黒い点々がいくつか見られます。
クリームを塗りすぎるとこうなってしまうので、気を付けましょう!(自戒込め)
豚毛ブラシの洗い方
熱湯でオイルやワックスを落としていきます。
丸洗いはしません!
500円の豚毛ブラシだし、何かあったら怖いので。笑
雑巾に熱湯を含ませて、ブラシの毛先のオイルやクリームを落とすイメージです。
お湯でなく熱湯を使うのは、オイル系の成分はすでに液体なので落ちやすいのですが、植物由来のワックスなどは融点が80℃ほどです。
なので、僕は結構高い温度でやっています。
こんな感じで雑巾にブラシを擦りつけます。
優しく優しく擦ります。
500円のブラシなので。笑
ぐりぐり…。
雑巾には熱湯がたっぷりかかっています。
なので火傷にはご注意くださいね。
ブラシの毛が熱湯に浸って、ブタさんの動物らしい匂いがします。笑
洗うとこんな感じになりました。
あまり変わっていないようですが、実はそれなりに色が薄くなってるんですよ。
ほら!
わかりますか?
ブラシが乾くのを待って毛先を触ってみましたが、毛先はサラサラになってました!
ブラシに残っていたオイルや古いクリームの蝋分はしっかり落ちたようです!!
ブラシ洗浄の効果の程は
オイルやクリームが付きすぎたブラシって、ブラッシングすると毛の跡が残るんです。
ご経験ありませんか?
左:ブラシ洗う前、 右:ブラシ洗った後
左はブラシを洗う前にブラッシングした写真です。
古いオイルやクリームによるブラッシングの跡がうっすら入っているのがお分かりいただけると思います。
でも、ブラシを洗った後は跡がほとんどなくなりましたね。(写真右)
もうひとつ。
こっちはもっと顕著です。
左:ブラシ洗う前、 右:ブラシ洗った後
こちらも同様です。
左の写真は横向きにブラシの跡が残っています。
右の写真は跡がほとんど、というか全く見えませんね!
ブラシを洗ってスッキリすることができました!
匂いはちょっと残ります
ただ、ちょっとブタさんの匂いは残ります。
おそらく、毛を植える前に、豚の毛は何かしらのコーティングされたりするのではないかと思います。でも洗った後は熱でそれが解けるのか、単純に洗い流されてしまうのか…という風に予想しています。
これはブラシにもよると思いますので、もし匂いが気になるという方はご注意ください。
とは言っても、近くで匂いを嗅ぐと少し感じるくらいなので、これによって部屋中に豚さんの匂いが充満するということは一切ないですよ。
最後に
ブラシを育てる、なんて言いますが僕みたいにいろんなことを試していると、なかなか難しいものですね。
他の記事でも時々書いていますが、我々がブラシを育てているんじゃなくて、我々がブラシに育てられているんじゃないかと。
そう思うんです。
靴も一緒です。
靴を育てるんじゃなくて、我々が靴に育てられてるんじゃないかと、本気で思っています。
こちらの記事で熱い想いを語っていますので、よければ読んでみてください
また、やりすぎは禁物ですがレーダーオイルはこちらの記事でご紹介していますので、よければお試しください!
COMMENTS コメントを投稿する