究極のコスパ靴・レイマーのストレートチップをご紹介 [RAYMAR]

 

ブログ書くのが一番辛いのは、次にどの靴を買おうか考える系の記事。
でも、一番楽しいのは新しい靴を買った時の記事ですね!

 

 

レイマー(RAYMAR)とは

 

レイマー(RAYMAR)は、静岡県焼津市の有限会社サンレイが展開するブランドです。
インスタでもときどきお顔を拝見しますが、優しい笑顔の大石 裕介さんという方が担当されています。

 

レイマーのこだわりは何と言っても『価格を抑えようとも品質は落とさない』というところ。
後ほどご紹介していくんですが、とにかく品質というかこだわりがすごい!
そしてそれ以上に安い!!

 

このクオリテイーでこの価格?おかしいでしょ!っていう革靴を作られています。特に最近はSNSでも頻繁に見かけるようになりました。

 

 

そんな、なにかと評判のレイマー。
3/23に東京・国際ファッションセンター(KFC)で行われた展示会でマイサイズの靴に運良く出会えたので、僭越ながらレビューをさせていただきます!

 

 

ストレートチップを購入

 

今回はこちらのダークブラウンのストレートチップを購入いたしました。
大変結構!

 

 

こちらは ¥20,000(税込)で購入しました!
リジェクト品なのでちょっと安くなっていますが、それでも定価は ¥25,400(税込・送料込)です。
十分安い!笑

 

革はイルチア・ホースラディカ

革はイタリア・イルチア(ILCIA)社のホースラディカ(Horce Radica)という革が使われています。
イルチアといえば、ミュージアムカーフという革も有名ですが、こちらのホースラディカも手作業でムラのある染め方のされている革です。

 

革表面のまだら模様はもちろん必見なのですが、それ以上に…

 

 

毛穴が見当たらない…!

 

 

ホースラディカはコードバンのように仕上げられた革なので、恐らくですけど革の銀面が薄く削られているのではないかと思われます。
ただし牛革。ホースと言いながら牛の革なんです。

 

さらに、触り心地もかなりコードバンに近く、もっちりと柔らかい触り心地です。油分もそれなりに多いのではないかと思われます。

 

 

僕は初めて触る革なので、今後のエイジングが楽しみな革でもあります!
くぅぅぅぅぅううう!

 

ハンドソーンウェルテッド製法

 

コバもこんな感じの仕上がり。こちらはハンドソーンウェルテッドです。

 

 

靴底にも handsewn welted って書いてありますね。

 

 

 

ハンドソーンウェルテッド製法とは底付けの製法のことで、ウェルトと本底(アウトソール)を縫い合わせる出し縫い以外を全て手作業で行う製法です。九分仕立てなんて呼ばれたりもしますね。

 

ハンドソーンの図

 

底付けのほとんどを機械を使って行うグッドイヤーウェルテッド製法と比較すると次のような良さがあります。

 

ハンドソーンのメリット

  • リブテープを使わないので返りがよく、硬さが少ない
  • 接着剤を使う量も少ないので軽く仕上がる
  • 中物の量が少ないので履き込んだ後の沈み込みが少ない

 

 

ただ、手作業が増えるのでコストも高くなる傾向にありますが、レイマーはそうではない!!
安さの理由なんかも後ほどご紹介いたしますので、是非もう少しお付き合いください。

 

贅沢仕様てんこ盛り!

 

お伝えした通り、定価は ¥25,400 なんですが、オーダーシューズ・ビスポークシューズで見られるような贅沢な仕上げがてんこ盛りの仕様となっております!

 

ヒドゥンチャンネル

靴がお好きな皆さまならご存知だとは思いますが、しっかりヒドゥンチャネルです。これは一旦革の表面をぺろんとめくって出し縫いをした後にその革を戻すという仕上げ。
なので、高級紳士靴によく見られる仕上げのひとつですが、これをこの価格で平気でやってくる…

 

半カラス仕上げ

こちらもウエストの部分が黒く染めて仕上げられたもので半カラス仕上げと呼ばれています。
靴底なので見えにくい部分ではありますがエレガントな印象になりますね。境目にはこのようにスタンプが施されています。

 

 

あと、ハトメの裏側は金属で補強されていて、靴も傷めず紐を通しやすいという親切な設計です。

 

 

リジェクト理由

右ツマ先割レ

 

 

 

確かに、右足のつま先がちょっとひび割れたように見えます。でも正直これくらいは全然OK。笑
どうせワックス塗るんだから!

 

Uチップが本命だった

 

本命はこちらのUチップでした。ほんとはね。
あと、今季は製造されていないようですが、去年販売されていたアデレードのデザインも好きでした。

 

こに写真は知人の方がめでたくゲットされたものなのですが、こちらはピッチドヒールにもなっていて素敵でした!

 

今回はサイズがなかったみたいだし、僕はもともとストチが好きだし…く、悔しくないもんっ

 

 

5.5 のサイズ感

 

僕の足は左右の平均が 23.5cm なのですが、超ジャストサイズです。

 

かなりぴったりなので、最初は圧迫感があるかもしれませんが、その痛みも楽しみながら馴染むのを待とうかと。
履き口もかなり小さくなっているのと、かかとの丸みも足に食いついてかなり気持ちがいい!

 

 

ウエストもある程度絞ったつくりなのと、かかと周りの心材も長め。
まだ長距離歩いたわけではありませんが、部屋履きの時点では安心感は十分あります。

 

 

レイマーが低価格な理由

いろいろ贅沢仕様を語ってきましたが、なぜここまでの低価格を実現できるのでしょうか。
そのあたりも聞いてきたのでご紹介させていただきます!

 

箱や副資材の削減

 

多くのブランドは、箱や紙袋などにロゴを入れたりお金をかけていますが、レイマーは違います。箱も紙袋も簡易的なもので、ロゴなどの印刷はありません。

 

たしかに、箱や紙袋ってすごく一時的なもので、結局使うのは靴。
そういう意味では合理的ですね!

 

それでもまだまだ安い!笑

 

革の歩留まりを徹底管理

レイマーでは革の使い方も徹底的に管理されています。

 

一般的に革靴は、血筋やトラ(縞模様)、小傷などのある部分を使うのはNGとされていますが、レイマーの靴には積極的に使用されています。
生き物の命をもらったからこそ得られた革を大切にすることはもちろん、型入れの際に歩留まりを良くすることに大きく繋がり、材料費も抑えているというわけです。

 

ただ、血筋やトラは基本的に目立たない部分(靴内側など)に入れるような努力もされています。
あまりにも酷い部分は、靴には使用せずノベルティのシューホーン等に使用し、余すことなく革を使い切るように考えられているのです。

 

実店舗を持たずヤフーショッピングにて販売

 

ネットでの販売に絞ることにより、人件費、店舗費用などの諸経費が大きく削減されます。
また、中国の提携工場から直接靴を仕入れることで、中間コストを削減されています。

 

広告費をかけないブランディング

また、大手メーカーでは広告にも力を入れていますが、その分の費用は当然商品に上載せされます。しかしレイマーでは広告宣伝などは行っておらず、その費用を製品の品質向上にあてています。

 

また、レイマーはかなりブランディグもお上手です。
RAYMAR Reflect Voice Order(RRVO)と題して、ユーザーからデザインの要望を掲示板上で募集してそれをデザインに反映させるということもされています。
あとは、レビューを書いたら送料無料にされてたり、いろいろとお上手です。大手がやらないことをやってどんどん知名度を上げられていますよね。

 

 

また、インスタでもユーザーとのやり取りや訪問時の様子などを積極的にアップされていて、すごくユーザーに寄り添ったブランディングをされています。

 

こういうのって、一件一件リプライが必要だったりとか、本来は面倒な作業なはずです。
にも関わらず、そうやって大石さんご本人がいろんなところで尽力されている。そりゃファンになるでしょ!そして買うでしょ!
そんな印象です。

 

ただ、webサイトはせめてスマホ対応した方がいい!笑

 

簡易試着サービス・アシーレ

出典:RAYMAR公式サイト

 

アシーレとは、靴の木型をかたどったビニールの袋みたいなものです。
実際の木型を用いて作成することで、おおよそのサイズ感を確認できるという仕組み。

 

アシーレで擬似的に靴の試着をすることで、実店舗を持たないことによるデメリットを解消されたということです。
これにより、サイズ交換や返品のリスクが大きく改善されました。

 

 

 

というわけです。

 

 

木型

木型はいくつか種類があるようですが、代表的な2つをご紹介させていただきます。

 

木型番号:0401

ワイズ(幅)はEE程で、日本人の足に合うように踵と踏まずを絞っている為、少しピッタリ目なフィット感が特徴的。
つま先から甲にかけての駆け上がりも意識し、甲部分も足にフィットする様に設計されています。

 

フォルム面ではノーズが長すぎず、短すぎずパンツを選ばない美しいフォルムでビジネスシーンからカジュアルシーンまでをカバー出来る形状です。

 

履いていて上部から見ても土踏まずからつま先にかけてのラインがとても綺麗で、履いている人を飽きさせない曲線美が特徴的です。

 

レイマーでは、サイドエラスティックやダブルモンクでも使用されている足入れ実績のある木型です。

 

木型番号:5722

ワイズ(幅)はEE程で、伝統的な英国靴のフォルムを再現したオーソドックスな木型です。
加えて日本人向けの足にフィットする様に設計されています。

 

幅は他の木型(0401番)に比べやや余裕があり、更に今回は土踏まず部分の絞りを改良し全体的にフィット感を高めました。
つま先から踏まずにかけては優しく踏まずを支えてくれるホールド感を保ちつつ、踏まずから踵で足をしっかりホールドするため、快適な歩行を可能とします。

 

革靴入門の木型としてもオススメの木型で、ビジネスシーンからカジュアルシーンまでをカバー出来る形状です。
履いていて上部から見てもノーズが長くないので、足元をコンパクトに見せると共に美しいフォルムも損なわない万能木型です。

 

レイマーではこれまで、クォーターブローグ、フルブローグ、でも使用されてた足入れ実績、人気のある木型です。

 

 

最後に

 

おわかりいただけたと思いますが、これはまさにレイマーの、そして大石さんの知恵と努力の賜物!
サンレイの企業努力によって、このお値段が実現できているというわけです。

 

これだけのクオリティーの靴をこの値段で提供されているわけだから、ほんとにすごいことですよ。ほんとにそう思う。

レイマー販売サイト(Yahoo!ショッピング)

 

 

 

というわけでこの後は、プレメンテナンスをしてこの靴との付き合い方を考えていこうかなって思っています。
新しい靴買ったら絶対にプレメンテナンスしてくださいね!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

新品の革靴を柔らかくする履きおろす前のお手入れ【プレメンテナンス】

革靴の磨き方もご紹介しています!

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1986.9.25 愛知県生まれ
趣味で靴を磨いて8〜9年。革靴・靴磨きに関して情報発信をしています。自分のやりたいことをして生きる人生を模索しています。
音楽と甘いものも好きです。
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