革靴の丸洗いはサドルソープとお湯がおすすめです!

足は1日でコップ1杯分の汗をかくって言われていますね。
そもそも靴って地面に接してるわけだし、雨にも濡れるし、ラーメンの汁はこぼすしで、汚れて当然なわけです。

というわけで、一年間お世話になった靴を丸洗いするために革靴専用の洗剤『サドルソープ』を使ってみようと思います!サフィール [Saphir] のサドルソープ。

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革靴の汚れが気になる方は、是非参考にしてみてください!

丸洗いの効果

サドルソープを使う中で試行錯誤があったためちょっと長くなります。
なので先に結論から申し上げたい…

サドルソープ、良き

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AFTER の方が革の表面がスッキリしてますよね!!
BEFORE に見られる表面のデコボコも解消されてます。

はじめてだったので不安はありましたが、やってみて『革靴の丸洗い、全然あり』という結論に至りました。

サドルソープとは

サドルソープとは皮革製品専用の石鹸のことで、汚れやシミ、塩ふきなどを洗い落としてくれます。保革成分も配合されているものが多く、革に栄養と柔軟性を与えてくれます。

要するに、汚れや汗による塩分などを綺麗にしてくれる革製品専用の洗剤なわけですね。革製品専用なので、靴以外にも使えるみたいです。

丸洗いのメリット・デメリット

つまり丸洗いによっていろんな汚れを洗い流せるというメリットがあります。

  • 革に蓄積された汚れ
  • 古いクリームやワックス
  • 雨によるシミや塩ふき
  • 臭いやカビ

しかし、丸洗いすることによって革の色が変色してしまうデメリットも考えられます。
また、洗剤によっては過度に革の油分を洗い流してしまうと、革が硬くなってシワやひび割れの原因になりかねません。なので、洗浄後はクリームやオイルで革を保革していただくことをおすすめします。

そのあたりのお手入れについては後ほど。

丸洗いの手順

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商品説明を確認するとちょっと長いので、簡単に天順をまとめてみたいと思います。
1.洗浄2.乾燥3.お手入れという3つのステップにわけるとわかりやすそうです。

step1. 洗浄

①事前に汚れを落とす
②革全体を湿らせる
③スポンジでサドルソープを泡立てながら革を洗浄する
④水ですすいだスポンジで表面の泡を取り除く

商品の使い方としては、水にどっぷり浸かるというよりは泡で洗浄する感じなんですね。

step2. 乾燥

⑤乾いた布で水分や泡をふき取る
⑥型崩れしないようシューツリー入れて乾燥させる

直射日光にさらすのではなく陰干しをするのが良さそうです。
あと、やっぱり大量の水分を革に吸わせることになるので型崩れを懸念してメーカー側もシューツリーの使用を推奨しています。

step3. 保革

⑦クリームやオイルで仕上げる

商品説明には、保革成分を配合しているので栄養と柔軟性を与えます、ってあるけどやっぱりクリームでケアした方がいいですね。
汚れ落としの成分と保革の成分って混在し得ない気がするので。

いや、そんなことないか!
リンスインシャンプーがまさにそれですね!

でもリンスインシャンプーで髪がサラサラになった経験は、一度もないです僕は。笑

丸洗いしてみる!

洗いたい靴はこちら。
2012年に買った靴。4年は履いてるので実はかなり傷んできてます。
新しいクリームやオイルの実験台になることも多く、とにかくお世話になっている革靴です。

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ぱっと見なんともないんですが…

よく見るとデコボコがありますね。

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一番の目的はこのデコボコを除去すること。
このデコボコは『銀浮き』と言われていて、雨に濡れてできた皮革表面のデコボコをスッキリさせたいなぁってずーっと思ってたんです。

塩ふきならクリーナーで簡単に除去できるんですが、銀浮きだけはしぶとく残ってました。

①事前に汚れを落とす

馬毛ブラシでホコリを落とし、クリーナーで古いクリームを落とします。
しかし、これから丸洗いするので必要無い工程かと思われます!

②靴全体を湿らせる

ちょっと勇気がいりますが、真冬の冷水おみまい…いえ、スポンジで優しくかけていきます。
※12月30日午前8時ですチクショー

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こんな感じで全体的に湿らせます!

③スポンジでサドルソープを泡立てながら洗浄する

もともとサドルソープに同梱されてたスポンジを使います。
水に濡らしてわしゃわしゃ。

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決してゴシゴシこすったりしません。
優しくね、優しく。

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汗を吸ってるであろう内側もしっかり。

④水ですすいだスポンジで表面の泡を取り除く

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水をかけてゆすぐ感じで。

⑤乾いた布で水分や泡をふき取る

写真撮ってないけどポンポン拭く。優しくね。

⑥型崩れしないようシューツリー入れて乾燥させる

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木のシューツリーでも、水分をそれほど吸ってくれるわけではないので、バネタイプのシューキーパーが良いと思います。
と同時に、靴を立てかけて靴底の通気性を確保しましょう。

乾燥時間は丸1日、このように放置しました。冬で空気が乾燥しているからか全然乾きました。

塩…再び…

1日置いたらつま先が白くなってるんですけど…

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これ塩ふきと何が違うんだろうか?

いや塩ふきでしょ!

考えられる原因はこんなとこでしょうか…

  1. 冷水だったため洗剤の溶解度が下がったり浸透率がさがったりして汚れを落としきれなかった
  2. 古いワックスやクリームが十分落ちておらず洗剤が染み込まなかった
  3. サドルソープ自体に含まれる成分が乾燥と同時に浮いて出た

あくまで想定ですが、原因がどれであったとしてもサドルソープを使わずにさらにあったかいお湯で洗えば、どの原因も解消できる気がします。

最初からそれがやりたかったんですが、靴が傷まないか不安…

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お湯で再び丸洗い

自宅の洗面台にあったかいお湯を溜めで、そこにしっかり浸してみます。
うちの温水の設定は50℃を少し上回るくらいです。

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もう少しすると、クリームやワックスが溶けて洗面台の側面にビッチシ張り付きます!

ちょっと引いたもん。
一回洗ったはずなのに、

あ、ぜんぜん汚ねえわって

とにかく、あったかいお湯(設定は50℃)に浸すことでクリームやワックスが溶け出したんだと推測できます。

ということで、落とし損ねた汚れを、もう一度サドルソープで綺麗にしたいと思います!
ちなみにお気付きでしょうが写真は撮ってません。汚れが落ちるのが目に見えて実感できて、過度に興奮したからです←

あと、すごい革の臭いがしてきます。
きっと革がすっぴんになった証拠なんでしょうね。気持ちいいです。

デコボコ(銀浮き)は見事に解消できました!
キズはいっぱいありますけどね。

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綺麗になった!

お湯でしっかり洗ったので汚れだけでなく革に必要な油分も一緒に流れてしまっているはず。
なので、天然素材にこだわったタピールのレーダーオイルを染み込ませます!

レーダーオイルについてはこちらの記事をご覧ください

レーダーオイルでテラテラの刑に処すも、オイルが浸透するのが早くてこんな感じ。
塗りすぎると他のクリームとかワックスが乗らなくなるので、少量を塗り伸ばせば十分です。塗りすぎにご注意ください。

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丸洗いする頻度やタイミング

個人的には、よっぽどのことがない限り丸洗いする必要はないかと思います。
例えば今回のように雨に濡れてデコボコ(銀浮き)ができたような場合や、水溜りにどっぷり浸かってしまったとか、何か食事をたっぷりこぼしたという場合には、丸洗いしてもらうのがよいと思います。

しかし、そのように大きな汚れがなければ、基本的には普段のお手入れだけで革は良い状態を保つことができますので、基本は必要ないというのが個人的な意見です。
ただ、普段靴買っているクリームもちゃんと落とせてない場合はロウの成分などが蓄積されるので、強めのクリーナーをお使いでない方は2〜3年に一度くらいは丸洗いしてもいいかもですね。

ちなみに、雨に濡れた靴の銀浮きを洗わずになおすお手入れ方法はこちらの記事でご紹介しています。

https://kusumin.com/%e5%a1%a9%e5%90%b9%e3%81%8d%e3%81%8a%e6%89%8b%e5%85%a5%e3%82%8c/

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まとめ:お湯とサドルソープが正解

あったかいお湯 x サドルソープの組み合わせがよさそうでした。

丸洗いする前にステインリムーバーで汚れを落としたつもりだったんだけど、全然落とせてなかったのか…。
あったかいお湯で古いクリームやワックスを溶かしてあげると、より汚れが落としやすくなる、というわけです。

丸洗いすることによってどれほど靴の状態がよくなるのか、それとも逆に負担がかかるのかまだわかりませんが、僕のエゴとしてはデトックスできてだいぶ気持ちいいです!!

よかったら試してみてください!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
革靴の磨き方もご紹介していますので、よければこちらの記事もご覧ください。

https://kusumin.com/%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%84%e9%9d%b4%e3%81%ae%e7%a3%a8%e3%81%8d%e6%96%b9%ef%bc%88%e7%b0%a1%e5%8d%98%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%bb%e3%83%96%e3%83%a9%e3%82%b7%ef%bc%89/

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『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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