TWTG・石見豪さんのオリジナル靴クリームをレビュー!

靴磨き専門店TWTG [THE WAY THINGS GO] の石見 豪さんが2年半という歳月をかけて開発された、TWTG オリジナル靴磨き用クリームが少し前に発売されたのは靴磨きがお好きな皆さまはすでにご存知かと思います。
僕もようやく購入させていただきまして、こちらのブログでもレビューをしてまいります。

とりあえずビンがオシャレ!
よければご覧になってみてください。



成分などクリームの特徴

成分は、ロウ、油脂、有機溶剤、水と書かれた乳化性のクリームになります。
柔らかさと浸透性、そして伸びの良さを重視するために、成分の60%を水分がしめているこちらのクリーム。水分比率の多さ、とにかくここが重要なポイント!

水分を多く含んでいるため浸透性が高く、水溶性のホホバオイルがしっかり革に浸透して柔軟性を与えてくれます。
革は人の肌とは違い、多くの成分を配合しても十分効果を得られないこともあるため、水の多い比率での設計になっているようです。

また、ロウ分は革表面に皮膜を形成するための柔らかいロウと、しっかりツヤを出すための固めのロウとのバランスを考えられています。水分比率を高くすることで、ブラッシングすることでロウが伸び、革表面にロウの皮膜を作りながらしっかりとツヤを出す設計。

さらに、こういった靴磨き用クリームの多くは通常エキゾチックレザーには使うことを推奨していないものもありますが、このクリームはエキゾチックにもコードバンにも使えます。

色展開4色

2021年5月時点では、色展開はこちらの4色です。

  • ブラック
  • ブラウン
  • バーガンディー
  • ナチュラル

新色も検討されているようですので、ダークブラウン、ネイビーあたりが出てくるのではと勝手に予想しております。

ブラックのクリームは売り切れてたので今回は無色(ナチュラル)を購入しましたが、水分比率が多いので色付きのクリームであっても指に色が残りにくいのも特徴のようです。

仕様の際の注意点

浸透性が高いので、塗りムラがあると色ムラになってしまう可能性があります。
クリームが多くついたところ少なくついたところが無いように、素早く均一に塗り伸ばすのがよいそうです。
これを聞くと色付きのクリームも欲しくなってしまう…笑

このパッケージ

先ほども申し上げたとおり、非常にかわいらしいボトルです。
石見さんのお顔のイラストと、お洋服はよく見ると TWTG と描かれているのがわかります。

これは、TWTG というお店を知らない人が見た時に、「この人がこのクリームを作りました。この人は靴磨きの日本チャンピオンです。」という意図が伝わるように描かれたイラストです。
スーパーのお野菜でもよくある『生産者の顔』が見れる、安心安全の商品であるということ。靴磨き好きな方々だけでなく、初心者の方も対象にされているパッケージであることも伺えます。

すりガラスの白遮光のビンなのは、人によって保存状況も違うでしょうから、外からの光を遮断できて品質変化しづらいようにと選ばれたものです。専門の問屋にも流通していないので、わざわざ海外から輸入されているビンなのだそうです。
ま、とにかく上質で化粧品のような清潔感のあるボトル、すごく素敵です。

内容量は50ml。
容量が多いと気付いたらカピカピになってしまってる…なんてことが我々靴好きにとっての『クリームあるある』ですが、プロの職人さんほど頻繁に使わない我々であっても使い切りやすいサイズにと考えられたものです。
その分、¥2,530(税込)と良心的なお値段で提供してくださってます。

クリーム使ってみる

実際に使ってみたいと思います。
まずは黒の革靴。

塗ってみて感じたのは、塗り伸ばしやすさももちろんなのですが、浸透性の高さは明らかです。(普段オイル系のクリームばかり使っているので、それと比べると当然なのですが)
この靴はクラスとレザーを染めたものなので浸透はしやすいものですが、クリームがどんどん入っていくので多めにとってそれをささっと伸ばすのが塗り伸ばしやすいと感じました。

あと、水分の多いクリームは浸透する水溶性の成分と油分が分離して、塗ったあとに革表面に残るものがありますが、このクリームはそういうことはありません。ムラなく塗れているのがお分かりいただけると思います。
結構しっかり塗りましたが、表面にロウが浮いているのが見てわかります。

左:before / 右:after

ブラッシングをしてみました。
ブラッシング後しばらくするとさらっとした質感に仕上がります。ご覧の通りしっかりツヤも出てます。

上:before / 下:after

茶系の靴にも使ってみました。

上:before / 下:after

はい、一目瞭然。
黒靴よりも茶色の靴だとわかりやすいですね。なんか合成でもしたんじゃないかってくらい色とツヤの印象が違いますが、してません。
ツヤと潤いを伴って、若干革の発色も良くなっているように思います。

最後に

普段オイル系を使うことが多いので、ササッと塗れてスッと浸透して、パキッとツヤの出るこの乳化性の使いやすさを再認識しました。素早さも求められる靴磨き職人さん仕様のクリームという印象でした。

茶色も使ってみたくなってしまった…。とはいえ、ご覧の通りナチュラルでも十分綺麗に仕上がりますね。
公式オンラインショップも是非ご覧になってみてください。

THE WAY THINGS GO オンラインショップ

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

昨年11月某日、渋谷のユニオンワークスにてTWTGの石見さんに靴を磨いていただきました。 最近猫を飼い始めたと...

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『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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