日本伝統の仕事着である「前掛け」にフォーカスをし、より一般の方に親しんでもらえるようにシューケアに適した生地を使用した、「2号前掛けロング M.MOWBRAY」を限定で発売いたします!
職人が「豊橋工場」で織っている2号前掛け生地は、軽くてしなやかで、優しい手触りが特徴。靴磨きの際に腰に巻いても、違和感なく磨きを愉しんでいただけます。
縫製ももちろん日本国内で、1枚ずつ丁寧に行っています。
染めは、職人の高い技術により、色落ちしないようにしっかり染め上げながらも、柔らかく風合い良く仕上がっています。 生地、腰紐(帯)も綿100%なので、大変丈夫に作られています。
適度に伸縮性のある紅白の紐は、100年前の前掛けにも同じく付いており、「神聖な」という意味と共に「商売繁盛」の願いが込められています。
商品概要
- ブランド:M.MOWBRAY×ANYTHING
- 用途:シューケア、その他日常生活において衣服の汚れ防止
- 原産国:日本
- 素材:綿100%
- サイズ:幅47cm × 丈67cm
- 内容:前掛け1枚
- ¥8,800(税込)
帆前掛けの原点’1号前掛け’を40年振りに復活させた「エニシング(ANYTHING)」
エニシングでは、日本で最後に残った前掛けの産地・愛知県豊橋市の前掛け織工場「芳賀織布」から約100年前の「トヨタ製」「スズキ製」「遠州製」のシャトル織機9台を引き継ぎ、 最高級品の「1号前掛け」を織っています。前掛け業界では、「1号」→「2号」→「3号」と言う通称があります。時代とともに帆布の糸、織りが変わり、次第に生地の厚さも変わっていきました。
しかし、エニシングは「前掛けの原点に戻った1号前掛けを作ることで新しい未来が見えてくるのでは」という想いを常に持っていました。
そこで、愛知県豊橋市の前掛け職人最後の一人であり、前掛けの師匠である芳賀さんと共に、40年前に作られていた1号の厚い生地をもう一度復活させることになりました。
40年前当時の風合い、厚くてやわらかい生地を目指して試織を何度も行いました。試行錯誤の末、ついに1号前掛けが完成し、2011年10月から正式に販売開始となりました。
※「1号前掛け」…昭和30年~40年代に作られていた生地の厚みを復活させた最高級品。
前掛けの歴史
江戸時代に今の形状になり、明治時代から屋号が染め抜かれ、ユニフォームや広告宣伝として使われるようになりました。
日本一の前掛けの産地、愛知県豊橋市では、1950〜70年代かけてに爆発的に広まりました。
日本の経済成長とともに、前掛けの生産量も急激にアップし、全国の酒蔵さんを皮切りに、お米屋さん、味噌屋さん、醤油屋さん、肥料屋さん、食品メーカーなどあらゆる業種で次々と会社やお店の屋号、 社名が入った前掛けが作られて全国へと広がりました。
店舗の顔となる前掛けは、お盆や年末にお得意様に配られていました。
日本の伝統的な仕事着である「帆前掛け」は、腰骨でギュッと締めて巻くことで重たいものを運ぶ時の腰の負担を和らげる役割があることから、
古くから酒屋や米屋、味噌屋など荷運びの多い職場で活躍してきました。使い込まれ、擦れて少し毛羽立っていたり汚れが付いた帆前は、その持ち主が仕事と向き合ってきた時間を雄弁に物語ります。
100年前の前掛けから現在のものまで「紅白の帯」が付いています。
「赤」と言えば「朱色(橙色:だいだいいろ)」を指しますが、昔から神社の鳥居、達磨、赤べこなどと同じく前掛けの腰ひもはこの色が使われてきました。
神聖な、という意味と共に、厄除け、商売繁盛、おめでたい、などの願いが込められています。
M.MOWBRAYとのコラボ前掛けは軽くてしなやかな2号生地を選び、シューケアアイテムが収納できるポケット付きの仕様で商品化しました。
デザインは、弊社が輸入・販売を行っていたメルト二アン時代の靴クリームの瓶の蓋のデザインをモチーフにしています。
基幹ブランドであるエム・モゥブレィのこだわりである”クオリティ”を表現する言葉「謹製」、「品質優良」、「本式靴墨」を入れ、前掛けらしいデザインに仕上げました。
M.MOWBRAYと帆前掛け。本物を追求したコラボレーションを感じ取っていただけたらと思います。
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YouTubeのプレゼント企画 Mモウブレイさんのデリケートスプレーが送られてきました。
有り難うございました。
つい最近まで毎日履く革靴は消耗品と思っていましたが、スコッチグレインのストレートチップを入手してから靴の手入れに関心が高まりチャンネル登録させていただいております。
普段ばきしているリーガルも含め大事にシューケアいたします。
動画楽しみにしています。有り難うございました。
コメントありがとうございます!
抽選と送付はR&Dさんにお任せしてまして、どなたが当選されたのかわからない状況でしたので安心いたしました。
是非これからも楽しんでケアしながら履いていただけたらと思います。もしご不明なことなどあれば、お気軽にご連絡ください。
この度はご丁寧にありがとうございました。