こんばんは、靴の話ではありませんが、1年の終わりという節目ですので、今年の振り返りをしたいと思います。
今年はどんな1年だったか、一言で申し上げると『とっても怠惰』な年でした。笑
くすみは普段何やってんの?って聞かれることも多いので仕事のお話も少しさせていただきます。
包み隠さずいろいろお話をさせていただくと、こんな感じです。
去年 | 独立して1年 仕事頑張る |
今年上半期 | 頑張った仕事の結果が出る |
今年下半期 | 働くことをやめひたすらゲームする |
ざっくりこんな感じです。
思いついた順に書いていくので、かなりぐちゃぐちゃな文章になると思われます。
2019年の浮き沈み
去年は独立して1年で、まだ貧乏だったので仕事頑張りました。
何十万もかけてネットビジネスの勉強をしてそれを実践して、効果検証と改善のサイクルを回しまくる日々でした。
そして去年の年末ごろから仕事の結果が出まくりました。
自慢みたいでやらしいのですが、結構お金を稼ぎました。時間を売る仕事は絶対にしないと決めていたので自由な時間も増えました。
結果、それなりに趣味の靴に割ける時間とお金が増えました。
ただ、僕のやってるビジネスはGoogleの検索結果に大きく左右されるため、儲かるときは儲かるけど、落ちるときはガッツリ落ちます。
なので、場合によってはGoogleの仕様が変更されると、その結果が簡単に覆って精神を持って行かれます。
月に何十万稼いでたサイトが簡単に数万になります。
もちろんリスクヘッジはするので生活ができなくなるほど大きく売り上げが下がることはないはずですが、Googleに精神を委ねてる状態がだんだんしんどくなってきました。笑
そして今年の秋頃からは、このビジネスをやめました。笑
イヤなことはしないと決めたので。
まぁでも自分でこれだけのお金を稼げるんだという自身には繋がったので、良い経験でした。
いや、ほんとは全部やめてしまったら生活できないので、ある程度Googleに広告費を払って売り上げを立てるという戦略に切り替えました。
最低限の生活は全然できるので、もうしばらくこの手法で生きていこうと思います。
ただ、今も絶賛売り上げは落ちているので、来年は確実に貧乏になります。笑
でも思ったんです。
あれ、イヤなことなんてひとつもやってないし、生活も全然できるし、今すごい幸せだぞと。
お金と時間と精神状態にある程度余裕が生まれるのはよいことが多いですが、一方でそうでないこともあります。
余裕ができて安心してしまったせいか、新しいことやおもしろいことをしなくなる。資産運用のこととか本気で考えはじめて、いよいよ守りに入りはじめると、そんな自分からは何もおもしろいことは生まれません。
余裕があるんだからむしろもっと新しいことをやろうよ、という考え方をしたいじゃないですかむしろ。
ブログという自己表現
ブログの収益は良くて20万ちょい、悪くて10万ちょいという感じです。革靴系は夏にアクセスが落ちますからね。
これだけだと全然生活できないので、これ一本で生きていくつもりはさらさらありません。副業扱い。
だから僕はビジネスという捉え方ではなく、ライフワークのひとつとして自分の趣味として捉えていました。
ただ、あるイベントでお会いした方がおっしゃった一言で、僕の中にあった趣味とかライフワークという言葉の意義が覆りました。
その方がおっしゃってたのは「みなさん、インスタとかSNSでご自身の靴をアップされて自己表現をされていることってすばらしいことですよね」というような内容でした。
僕はその自己表現という言葉にやられました。
僕は前職はwebの業界にいたのですが、そもそもはコンテンツが作りたい、自分で表現したい、目に見えるものが作りたいと思って転職した業界でした。その延長でブログをはじめました。
しかし、気づけば僕は趣味とかライフワークという言葉に甘えて、記事のクオリティとか価値については深く追求することはしてきませんでした。わかりやすく言うと、趣味だからそれなりでもいいでしょ?というマインド。
だから、今年はライティングにおいては全く成長した実感がありません。去年はそれなりに記事数も出したのでいろいろ気づくことはあったのですが、今年は全く。
なので自己表現の一環であったはずのブログであったにも関わらず、僕のしたい自己表現ってなんだろう?って考えれば考えるほど、ブログを書いていて楽しくなくなってきました。
革靴というものが好きで続けてきたブログでしたが、自分で価値を見出せなくなり、何を書いていてもつまらない。そんな下半期でした。
でも、その方がおっしゃった自己表現という言葉は僕にとってはすごく大きな意味のある言葉でした。その言葉に出会えたことはすごく感謝しています。
靴を買うことで幸せにはならない
さらにそんなモヤモヤをこじらせて、靴を買うこと増やすこと集めることを人生の目的にしてしまうと、幸せになることはないということに気付いたんです。笑
極端な言い方ですが、これは僕のライフスタイルに基づいた個人的な考えです。
自分の気に入った靴や足に合う靴を探すことは長い目で見たら幸せに繋がると思います。
でも例えばブログの記事を増やすために、靴を闇雲に増やすというのは幸せじゃない。僕の場合は洋服もそう。人に合わないのに、そんな服あってもしゃーない。
ただでさえ革靴は高いのに、場所もとるし管理も必要だし、何よりそんなに履けないし、履けないってことはエイジングも進まないし。笑
コレクターを目指そうと考えたときもありましたが、僕はそこを目指すのはやめました。もしかしたら以前もそんなことを書いたかもしれませんが、自分に合う最高の10足を時間をかけてゆっくり選びたい…くらいのスタンスです。
ただ、革靴は好きなのと、僕から革靴を取ったら残るものって多くありません。笑
自分の気に入ったものだけをゆっくり選びながら増やしていって、それを発信していきたいと思っています。
でもひとつ確実に思っているのは、売れない売れないと嘆かれている革靴が、このままどんどん売れなくなって世の中からなくなってしまうのは寂しいなと思うんです。
これはいつも変わらず思っています。
別に履く人を増やしたいとかは思ってませんが、少なからずビジネスマンの多くが革靴を履いてらっしゃるわけですから、その靴を買うときにいろんな選択肢があるんですよ、さらに磨くともっといいことあるかもしれませんよ、ということを知ってもらうきっかけになればいいかなと思ってます。
そういうスタンス。
自己表現とブログの価値
お世話になっている方から、僕がブログで紹介させてもらったあの靴は定期的に売れてるという言葉をいただきました。
もちろん靴自体が素晴らしいから売れているのは間違いありませんが、そうやって僕の活動に少しでも価値を感じていただける方がいてくださるのはすごく嬉しいことです。
僕がブログを続けられる理由がこれと言っても過言ではないかもしれません。ライフワークとしてブログを運営する価値を実感できます。
でも、僕はこの靴のここに魅力を感じてます!みたいな話をお伝えしたくて記事をかくことが多いわけですが、そこがすごく曖昧でわかりにくい記事がたくさんあります。
グリーンのチェルシーの記事なんかまさにそれです。笑
またこれも僕のダメなところなんですが、書き直すの超めんどくさいんですね。笑
ほんとダメなところ。やります、はい。やります。
話それましたが、そう感じていただける文章や写真を追求するのは、僕が絶対にしなければいけないところ。
また、自己表現という意味では、靴のカッコいい角度を追求するとか、そういう細々した話はありますが、それ以外に超個人的なこともあったりします。
時間を割いて読んでくださった方に少しでも楽しかったと思っていただけたら、そんな嬉しいことはありません。でも僕はおもしろいことは言えません。
なので、「うわ!しょーもなっ!」っていう小ボケくらいは頑張って挟みたい。できるだけ挟みたい。
以前、書いた記事に対してボケがないと指摘してくださった方がいてくださったのは、嬉しいご指摘でした。
小ボケを挟むことが僕のアイデンティティと感じていただいてる気がしたので。笑
まぁ冗談はさておき。
もっとわかりやすい文章を書けるとか、もっと価値のあるアウトプットができるように、守りに入らず新しい刺激に触れて吸収していける体質でありたいと思っています。
写真や文字以外の自己表現方法もあると思っています。
とにかくコンテンツメーカーでありたい。
とりとめもなくいろいろ書いてきましたが、自分のブログとの向き合い方を見直すことができた良い年でした。
とにかく、いろんな方のご協力のおかげで実現できたことやイベントがたくさんありました。
失敗もたっくさんありますが、お陰さまで有意義な体験をたくさんさせていただきました。
やっぱり靴と靴から生まれた出会いに育てられています。
今年もありがとうございました。
月並みな言葉ですが、今年もいろんな方にお世話になりました。良いお年をお迎えください。
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お疲れ様です。
非常に赤裸々な文書、拝読いたしました。
靴を集めても幸せにはならないという事、全く持って同意見です。以前お会いした時に靴をこれ以上増やすことは多分もうしないと思う、とお話したことに近いと思います。
自分の生活の中で必要以上のナニカがあると言うことは結果として精神的に良くないかもしれません。
コンテンツとして、全く同じことを続けていくということも然り、終わりのないモノは存在しませんので、くすみさんなりの革靴との付き合われ方にみなさん着目されていると思います。自分もその読者の1人です。
靴磨きや靴作りと言った、クラシックな文化は世の中の一部の人間にしか興味は持たれない、”ウケない”宿命だと思います。
がしかし、伝統的なこのような文化が若い世代のファッションや生活様式に今まさに取り込まれて来ているのは、くすみさんはじめブロガーや、若い靴磨き職人、靴職人の活躍あっての事です。
生活が”豊か”になると言うことは、お金に囲まれていると言うことではなく、選択肢が増えるという事であると常に考えています。
おそらくですが、くすみさんのような存在が我々の生活を豊かにしてくれているおおきな要素であると思います。
超個人的見解、ならびに上から目線なコメント失礼しました。
またお目にかかれる日を楽しみにしています。
くるくるさま、いつもコメントありがとうございます!
共感する部分・納得する部分がたくさんありました。
自分の心が豊かになりたいという気持ちでやっていましたが、そう言っていただけるととても励みになります。
2020年は心を入れ替えたので、いろんなことに挑戦したいと思っています!
僕もまたお会いできるの楽しみにしております!!!