板橋区の小学校で革製品のお手入れをするセミナーの講師をさせていただいた。
学校のPTAが主催のイベントで、小学生とその保護者を対象にしたセミナーだ。小学生が革小物を持っているということはなかなかないはずなので、どちらかというと保護者がご自身の革製品をケアしたいという欲求のほうが強そうな感じではあったけど、子供たちも元気で少人数のアットホームなイベントだった。理科室のビーカーやフラスコが並んだ棚には懐かしさもあった。
内容はとても簡単で、革靴や革のバッグをお持ちいただき、それをお手入れしましょうというもので、こういう時に便利なのがレザーローションだ。クリームと違って液状なので面積の広いバッグなんかには最適で、これ一本で革がしっとり感とほんのりツヤを取り戻す。
今回ご用意させていただいたのは、サフィールのユニバーサルレザーローション。
このミニボトルと馬毛ブラシ、コットンクロスのセットで1,760円(税込)で購入できるので、靴、バッグ、財布問わず革製品をお持ちの方には是非1セット持っておいていただきたい。
少しずつ塗るんだよと説明してもちょっと多めに塗りたいお年頃の子もいて微笑ましい。基本パパママの革製品をケアするので、1時間経たずにみんな飽きちゃったね。笑
お菓子を用意してくださってたのは正解だったと思います。
革靴をお持ちの方はシューケアグッズをご自身でもお持ちだったので、鏡面磨きをレクチャーさせていただき、まずはとにかく薄塗りをするところから、そして重ねる回数、力の入れ具合などを体験してもらった。是非ご自宅でもお手持ちのワックスで鏡面磨きにトライしてみていただきたい。
パパの靴、とっても高いんだよ!
カサカサだったグローブも油分によって色が蘇る。
道具を大切に使うというのは物に対する愛着を育む素晴らしい行為だと思う。
革に関する疑問
いろいろ知っていると当たり前のように感じてしまいがちだけど、当然ながらそれを知らない方が多いわけで、ご質問いただいた内容を同じ様に知らない方って案外多いんだろうなぁというのがイベントをさせていただいた感想だ。
ブログや動画で一方的に発信をしているとそういう疑問になかなか気付けないけど、直接レクチャーさせていただくとそういった疑問に触れることができて個人的にはとても有意義だった。
革は水分や油分を含ませることで長持ちするという非常に重要で、しかしあまり知られていないことを多くの方に知っていただけたらと願う。それを簡単に叶えられるのがレザーローションなので、1セット持っておいていただくことをおすすめしたのはそういう理由でもある。
きっとまだまだそういうことがたくさんあるはずなのでこういう場を増やしたいし、別に僕じゃなくてもこういうイベントを開催してくれる人が増えるといいとなぁと思う。
はいここテストに出るぞーの図。
今回のお手入れグッズ
・Saphir – レザーケアユニバーサルミニボトルセット
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