その他革靴

革靴の素敵な写真を撮るために必要なことを考えてみました

Uチップ入荷しました!
その他

 

 

“みなさんは革靴のかっこいい写真、撮りたくないですか?”

 

 

僕は撮りたい

 

 

僕もこのブログで革靴の写真をたくさんご紹介させていただいてますが、写真の撮り方はいっつもワンパターンです。正面上からか、斜め前からの構図ばっかりです。

 

いつもiPhoneでサクッと撮影してるんですが、いつも同じ構図でうんざりなんです。

 

 

革靴の魅力を表現したい

革靴って、単純に形がキレイだったり曲線が美しかったりするじゃないですか。

 

 

あとは革の質感だったり、靴のつくりだったり。
もしくは、ツヤの具合や磨き方や仕上げなど。

 

靴の立体的というか、プロダクトとしての美しさみたいなのが、やっぱり平面(写真)で見ると難しいなって思うんですよ。

 

 

それをちょっとでもうまく写真で表現したいんですよね。

革靴とか靴磨きの魅力を伝えたいという思いでこのブログを運営している僕からすれば、もっとはやく気付くべきだったなぁと反省しています…

 

 

ということで、我が家に眠っている一眼レフを活用して、もっと素敵で魅力溢れる写真を撮ってみたいと思います!

 

 

革靴の素敵な写真を撮るために

さて、どうすれば革靴の魅力を存分に引き立つ写真を撮ることができるのでしょうか。

 

 

僕の結婚式の写真も撮ってもらったカメラと写真が趣味の地元の知人からこんな名言を聞いたことがあります。

 

“いい写真とはすなはち、被写体への愛である”

 

はい、拍手。
いい言葉。
 

 

なので、まずは革靴への愛を込めて、今まで自分の足と体を支えてくれたことを感謝し、同じ釜の飯を食べ、一緒にお風呂に入り、同じ布団で寝ることにしましょう

 

すみません、マジメにやります
どうもはじめまして、くすみともうします。
これからはワタクシ、『革靴写真研究家』としても活動していきたいと思います。

 

 

 

ということなので、靴の魅力を引き出す方法を3つ考えました!

 

1.チャームポイントを認識する
2.光の方向を考える
3.シーンを演出する

 

 

ちなみにワタクシ、学生の頃祖父にもらったフィルム一眼レフカメラで写真を撮っていましたが、そこまで熱心に写真を勉強したことはなく…。
これを機にもうちょっとカメラ使えるようになりたいなって思った次第です。

 

 

ちなみにうちにあるカメラは、奥さまが昔買ったデジタル一眼。

 

 

3つの方法をひとつずつ試していこうと思います!

 

1.チャームポイントを認識する

とにかく被写体への愛です。
いい写真に必要なものは。

 

機材とか技術を凌駕する決定的な要素です。

 

 

なので素敵な靴の写真を撮ろうと思ったら、まずは『この靴のどこが好きなのか?』を認識することだと思います。
それが存分に表現できる構図や角度で写真を撮ってみようと思います。

 

 

まずは、この靴。

 

※スマホで撮影した写真

 

 

この靴はとにかく形が好きなんです。
甲の部分が平たくなっていて靴紐の部分がスーッと持ち上げられている。それでいて、土踏まずの部分がしっかりくびれているという。

 

これを表現したいわけですね。

その魅力が存分に表現できる角度をファインダー越しに探していきます。

 

 

例えば、この写真。

 

※デジタル一眼で撮影

 

 

両足がちょんちょんと丁寧に並べられて、可愛らしく撮れてると思うんですが、土踏まずのくびれが全く表現できてないわけですね。

 

※デジいち

 

これくらいだと靴の曲線がよく表現されていると思います。
いかがでしょう??

 

 

ちなみに、同じ構図をスマホで撮影するとこうです。

 

※スマホ

 

やっぱりちょっとベタっとしますね。
構図的には同じですが、革の質感とか明るさも違います。

 

 

やっぱ一眼ってすごい!
カメラ好きな人がレンズとか機材にお金かけるのわかる気がします!
楽しいもん。もっと撮る技術上がってきたら、いろんな写真撮りたくなって、じゃあレンズ買わなきゃねってなってと。

 

この撮り方がベストかどうかわかりませんが、いろいろ試してみるのが楽しいですね。
靴の曲線や形はある程度表現できてるんじゃないでしょうか?

 

 

 

楽しくなったので、いろいろ試してみます。

雑誌みたいに片足で撮ってみました。デジタル一眼とスマホの撮れ方の違いも比較してみたいと思います。

 

※デジいち

 

 

※スマホ

 

 

撮り方を変えて。

 

※デジいち

 

 

※スマホ

 

同じ光の当たり方でも一眼レフとスマホだとかなり撮れ方に差があるようです。
話がとっちらかってしまった…すみません。

 

 

この靴だと、革が巻いてあるバックルと、ステッチの見えない仕上げにファーカスしたいので…

 

 

こんな感じになりました。
なんかもう少しやりようがある気がしますねぇ…なんかのっぺりしてる。

 

ちなみに、ステッチ見せない仕上げのことを、『レベルソ仕上げ』っていうらしいですよ。

 

 

2.光の方向を考える

光ってとっても大事です。

 

革靴写真研究家として、是非おすすめしたいのが自然光を使うということ。
やっぱり自宅の蛍光灯は、光源が点なので光の反射も局所的になって、目に優しくない写真なります。

 

しかし、自然光つまり太陽光を光源にすると、すごく自然で柔らかい写真になります。
さらに、光が均等に靴にあたるため、革の質感や色のグラデーションも自然な写真が撮れるわけですね。

 

 

 

さらに、大切なのは光の向きです。

 

例えば、この写真。

 

 

構図としてはつま先の丸みや革の質感にフォーカスしていて、おもしろい写真だと思うのです。

 

しかし、レンズの先に光源があると被写体に反射して、なんだかコントラストの強い写真になってしまします。
僕はこの写真も好きなんですけどね。

 

 

逆にこちらの写真。

 

 

構図的にはなんでもない写真ですが、こっちの方が革の質感がよく表現されていますよね。

 

光がどこから当たっているか意識することで、より被写体の魅力を引き出す写真が撮れるんじゃないかと思います。

 

 

本当は接写ができるレンズがあると、革の質感やツヤにもっとフォーカスした写真が撮れるんでしょうね。
拙者、接写用レンズが欲しいでござる

 

 

3.シーンを演出する

シーンを演出するとは、つまり靴が日常に溶け込んでいる感じだったり、何か物語があるような雰囲気を醸す写真を撮るということです。

 

 

同じような構図でばかりではちょっと味気ないですよね。

 

なので、まずは普段は撮らない構図にチャレンジしてみようと思います。

 

 

 

 

 

この並べ方は、靴磨きはじめるぞ感が漂っていておもしろいんじゃないでしょうか。
靴の側面も見えますしね。

 

 

もしくは、いつもとちょっと違った雰囲気の写真を撮ってみる。

 

 

思い切って引きで撮ったはいいけど、構図としてはちょっと遠すぎる気もしてきました。
あと、いつも撮影しているように自宅のフローリングが写り込んでしまっていては、やっぱりちょっと生活感が出てしまいます。

 

 

なので、もう少し寄って、背景を変えてみます。

 

 

いつもと違う雰囲気でおもしろいですよね。
フローリングで撮るより床の色が淡白なので、革の素材感とか色が引き立つ気がします。

 

 

逆に思いっきり並べてみるとか

 

 

ひとつの靴にフォーカスしすぎてる気がするので、もうちょっと広くフォーカスしてみました。

 

 

 

 

いい眺めです。笑

 

 

あとは、例えば夕日に照らされる横顔を写すことで、青春の一ページを物語るような煽情的な写真。

 

 

これは完全に自己満でした

 

 

あとは、あえてカーテンの陰でちょっと暗くしてみたり。
たまたまですが、これは革の質感が表現されてて気に入ってます。

 

 

 

あとはシューケアグッズにフォーカスしてみたり、っていう感じですかね。

 

 

お手入れしているシーンが思い浮かびますね。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
個人的にはスマホで撮影するよりも、ずっと鮮明に撮れるのですごく楽しかったです。

 

 

 

ああでもないこうでもないといろいろ試しながら、写真を撮るのが単純に楽しいということだけはわかりました!

 

素敵な写真が撮れたのかどうかは正直わかりません。笑
これからも革靴の魅力を存分に表現できる革靴写真家としていろんな写真を撮っていこうと思います。

 

特に正解があるというものでもない世界だと思うので、自分の撮りたいように撮る、それでいい気もしてます。
ただやっぱりスマホで撮るよりデジタル一眼で撮った方が圧倒的に写真を撮るのが楽しくなります。これは間違いありません。

 

 

 

 

ただ残念なことが
何度も何度もしゃがんだり、前かがみになったり、四つん這いになったりして

 

 

 

 

 

 

 

腰をやりました

 

 

 

 

以上です。

 

是非腰に気をつけて撮影してください。普段しない姿勢をするときはくれぐれもご注意ください。
お付き合いいただきありがとうございました。

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