高円寺で専門性の高い6店舗を展開するヴィンテージショップ「SAFARI(サファリ)」とタッグを組み、靴好きを唸らせる至極のヴィンテージシューズを展示販売する『THE MUSEUM OF VINTAGE SHOES』が開催。
革靴からスニーカーまで、希少素材やデッドストックが500足集結するこのイベント…。そのお披露目会にご招待いただきました。ありがとうございました。
- 期間:2022年1月12日(水)~2月1日(火)
- 会場:伊勢丹新宿店メンズ館1階ザ・ステージ
間違いなく見どころはこの4つ
- 数々の希少素材・希少カラー
- 廃業メーカーの靴
- 廃盤ラスト
- 現行品より安い!?
ビンテージシューズはこういったイベントで展示されているもの以外、あまり多くを拝見したことがなく、そこまで明るくなかったわたくしでございますが、めちゃめちゃおもしろかったです。まず基本一点モノであるということと、革や素材に希少性の高いものが使われていること。そして廃業したメーカーの靴や廃盤になった木型やモデルが並ぶこと。
レアカードを集めたい我々男の子心をくすぐられまくり倒す、まさにそんなイベントかと。
伊勢丹メンズシューズバイヤーの宮下さんと、高円寺SAFARIの田島さんにイチオシの商品をご紹介いただいた動画も公開されていますので参考にご覧ください。
ビンテージシューズ一部ご紹介
タニノクリスチー[Tanino Crisci]
2011年に廃業してしまったイタリア最古と言われるシューメーカー。シルエットの保形状態も良く、発色の良い素材、アッパー・底付け共に非常に綺麗な一足です。
ジェイエムウエストン [J.M.WESTON]
2色のロシアンカーフで仕立てられたコンビのゴルフ。旧ロゴのためオーダー品の模様。
ニュー&リングウッド [NEW&LINGWOOD]
英国テイラーニュー&リングウッドの別注。
幻の革と呼ばれるロシアンカーフを使用したコインローファーはクロケット&ジョーンズ製。
エドワードグリーン [Edward Green]
ポールスチュアード別注のコンビシューズ。レースステイ横の穴飾りが特徴です。
エドワードグリーン [Edward Green]
グリーンがコードバンを仕様するのは非常にめずらしいとのことですが、アメリカのセレクトショップLEFFOTによる別注品。
シルバノラッタンジ [SILVANO LATTANZI]
イタリアのシルバノラッタンジのサイドゴアブーツ。クロコダイルを贅沢に使った1足。
ジンターラ [ZINTALA]
シルバノラッタンジの別名義として展開されたジンターラのイノシシ革を贅沢に使ったジップアップブーツ。
エンツォボナフェ [ENZO BONAFE]
ダチョウの革・オーストリッチを使ったキャップトウチャッカブーツ。
クロケット&ジョーンズ [Crockett&Jones]
アデレード+パンチドキャップのクロケットのコードバンオックスフォードシューズ。
同じくクロケのネイビーコードバンを使ったコインローファー。
ジョンロブ [John Lobb]
アイコン・シティ2の前身モデルシティ。
丸みを帯びたクラシックな木型8695を採用しています。
エドワードグリーン [Edward Green]
グリーンではめずらしいビットローファー…なのはイタリア製ということで納得。柔らかい仕立てがグリーンらしからぬ一足。
ボノーラ [BONORA]
廃業してしまったイタリアのボノーラのスエードローファー。
クラシックなイタリア靴らしい、柔らかな色合いと仕立てです。
ルーディックライター [LUDWIG LEITER]
オーストリア・ウィーンで創業したシューメーカー・ルーディックライター。
ウイスキーコードバンを使用したUチップ。
エドワードグリーン [Edward Green]
120周年を記念するブランメルというモデル。
オールデン [Alden]
オールデンだけでも100足ある模様。手前の6アイレットのチャッカブーツはモディファイドラスト。
ダナー [Danner]
コードバンを使った登山靴。
最後に
イベント情報はインスタグラムアカウントで随時更新中です。
@isetanmens_shoes
これは靴だけ見てもおもしろさは十分にありますが、これはこの靴がどんな靴なのかを聞いた方がさらに楽しめると思います。期間中、恐らく販売員の方が会場にいらっしゃるはずですので、気になった靴は販売員の方を捕まえて「この靴、どんな靴ですか?」と質問をしてみるのはいかがでしょうか?
その方がその靴の価値や魅力を存分に味わうことができるのではと考えます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
動画でもお話がありましたが、靴博2022も開催される模様ですので、そちらも楽しみにしております!
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