人気の革靴ブランド・バーウィックが、コスパに優れる4つの理由 [Berwick]

スペイン製コスパ靴として人気を博しているバーウィック [Berwick] のご紹介でございます。
コストパフォーマンスの高さと、デザインや木型の選択肢、そして人気のモデルなどなど、ブランドについて総合的に掘り下げて参りますので、是非ご覧になってみてください。



バーウィック [Berwick1707]とは

バーウィック [Berwick1707] は、スペイン南東部の街アルマンサで1991年に創業したブランドです。
マッケイ製法の靴も展開されていますが、靴職人の手仕事と最新鋭の機械による効率的なグッドイヤーウェルテッド製法の本格紳士靴を良心的な価格で提供してくださっています。
クラシックなデザインが多い中、ヨーロッパの色気のある要素を融合させ、幅広いデザインの靴を展開されています。

高コスパ4つの理由

バーウィックの革靴は2〜3万円台のものがメインです。
グッドイヤーウェルテッド製法で、アッパーもライニング(裏側の革)もレザーを使った本格仕様にも関わらず、この価格を実現しているため、コストパフォーマンスに優れたブランドとして日本だけでなく海外でも広く認知されています。
レザーもアノネイやデュプイと言った、革靴ならこれでしょうという革が基本。それでこの価格というのは非常に良心的なお値段であることは間違いありません。

ではなぜこの価格帯を実現できるのか、というところについて4つ理由をご紹介してまいります。

①生産体制とコストマネジメント

ファクトリーの生産管理、そして早くて無駄のない生産によってこの価格が実現しています。
例えば靴のアッパーのパーツは、レーザーでものすごいスピードで裁断されます。
手作業でアッパーのパーツをカットしているというのが売り文句のメーカーもありますが、バーウィックの場合は1日の生産数の多さを考えるとレーザーのスピードと正確性は必須でしょうし、高価なレーザー裁断機械を導入できる資金力もブランドの強みかと思われます。
ちなみにですが、1日に1,000近く生産しているファクトリーで、グッドイヤーの工場ではかなりの生産規模です。

また、ファクトリーでは自社でソール(底材)の加工も可能であり、さらに底材の耐久性でも有名なレンデンバッハソールを自社で加工する権利を持っているメーカーです。
なので、材料を加工するところからバーウィックのコストマネジメントは始まっています。本格仕様でも3万円台を実現できるのはこのあたりが大きな理由であるようです。

また、アルマンサは昔から革靴の街としてしられており、ファクトリーに勤務する方は代々靴製造に携わっていらっしゃる方が多く技術があって製造が安定しているというのも、この地にファクトリーを構えるメーカーならではという気がします。

②デザイン170種類以上

バーウィックは靴のデザインを170種類以上展開しています。
常に全てのモデルが流れているわけではないかもしれませんが、その選択肢の多さもブランドの特徴です。モデル数が多いというのは生産ラインの品質管理も大変なわけで、厳格な生産体制も垣間見えます。
さらに毎週のように新しいデザインをリリースされているというのも驚きです。

今回カジュアルなものをメインに人気のモデルを3点お借りしました。
靴のご紹介は後ほど。

③23〜31cmの豊富なサイズ展開

バーウィックはサイズ展開も豊富なブランドです。
通常よく売れるサイズは25〜27cmで、このあたりがゴールデンサイズとなります。なので小さいサイズ、大きいサイズはそもそも作ってないというブランドが多い中、バーウィックはUK4〜12(23.0〜31.0cm)とかなり幅広いサイズ展開です。

ただ、バーウィックの木型は他社のものと比べると少し大きい印象です。
試着をされる際はいつも履かれているサイズと、少し小さめで試着をされると足に合うものを選べるかもしれません。
とはいえ、サイズ展開が豊富なので僕のような23.5cmの小さな足であっても、さらに小さめの選択肢があるというのはものすごく魅力です。

④木型約40種類

靴を作るときの原型となる木型も豊富なのがバーウィックの特徴です。
日本で展開されている木型は約40種類、本国の数も合わせると100種類以上です。2〜3万円という良心的な価格と木型の多さが魅力で、ビジネスからカジュアルまで幅広い需要を取り込めるというのもブランドの特徴です。

また、日本から木型の制作を本国スペインに依頼できるのも強みのひとつです。
日本人向けに作られた木型:ミレニアルラストは、かかとが小さめで甲は高く幅も広い、丸くて可愛らしいシルエットです。サイズ4から展開があります。

さらに、マヨルカラストはバーウィックの中でも細身の木型です。サイズは5からしかありませんが、それでも足の細い方に人気とのこと。
このあたりの木型も試着させていただいたので後ほどご紹介します。

人気モデル

今回、売り上げ上位トップ3のモデルをお借りすることができました。

  • タッセルローファー 4340
  • 外羽根Uチップ 4477
  • コインローファー 4456

タッセルローファー 4340

サイドの装飾が編み紐になったバーウィックのアイコンモデルのひとつです。
僕も以前持っていましたが、この編み紐が何よりかわいい。

このモデルはバーウィックの代表的な木型 8 が使われています。
ちなみにですが、23.5cmの僕の足に対しては、4.5 がジャストサイズでした。

ソールはダイナイト [Dainite] ソールです。

外羽根Uチップ 4477

シンプルな外羽根のUチップです。
こちらも丸みのあるカジュアルでかわいらしいモデルなのですが、ノルウィージャン製法なのでソールに耐水性と堅牢性をもたらします。見た目にもボリューム感が出ています。

ソールはビブラムソールですが、なぜかこのソールめちゃめちゃ軽いです。

ご覧の通り、奇をてらったデザインではなく、非常にオーソドックスで良い意味でクセのないデザインが個人的にはバーウィックの魅力と感じています。
独自性をウリにしたブランドもそれはそれで魅力ですが、こういったシンプルでオーソドックスなデザインを幅広く、しかも良心的な価格で展開しているというところもエントリーブランドとしておすすめである理由のひとつです。

コインローファー 4456

クラシックなフレンチタイプのコインローファーです。こちらもシンプルで素敵。
アッパーのモカシン縫いは革を薄く漉いて貼り合わせています。

※こちらはソールの仕様が違います

サイドも後ろもシンプルな仕上がりです。端正。

ソールはレザーとラバーのコンビのダブルソールで、見た目の重厚感と耐久性も期待できる仕様です。

バーウィック販売店舗

現在バーウィックは東京・丸の内と大阪に直営店があります。
2021年3月24日から ZOZOTOWN でも取り扱いが始まるようですが、公式オンラインショップだけでなく、百貨店や一部セレクトショップなどでも広く販売されています。
その中でもやはり一番販売足数が多いのは丸の内と大阪の直営店です。直営店の方が他の店舗より取り扱い点数が多いというのも理由のひとつと思われます。

先日丸の内店で試着させていただいたものも簡単にご紹介します。

261:ミレニアルラスト

ミレニアルラスト(261)はサイズ4だと指先は浮きましたがサイズはジャストです。丸みがあってかわいらしいラストです。
他の261のモデルもいくつかありました。

ちなみに先ほどご紹介した 8 という木型より、さらに日本人向けに開発されたローファー用の木型:262もあります。

915:マヨルカラスト

細身の木型:マヨルカラスト(915)です。サイズは5からですが、それでも細身であることがわかるフィット感でした。個人的には4で履いてみたい。

240

マッケイ製法のベルジャンシューズです。タッセルのついたものや、モンクストラップタイプのスリッポンなども展開されています。
こういうモデルはゴールデンサイズしか作ってくれないメーカーが多い中、サイズ4から展開してくださっています。親切。

僕は4でジャストでした。写真は撮り忘れました!

最後に

バーウィックが高コスパ靴な理由と人気のローファーとUチップをご紹介 [Berwick1707]

お借りした靴を試着している様子も動画でご紹介をしていますのでよければご覧ください。

直営店でも多くのモデルがご覧になれますので、アクセスが良いのも我々消費者にとっては嬉しいところです。是非お気に入りの1足を探してみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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プロフィール

『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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