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#靴博2019 靴磨き世界頂上決戦 [Champion of Champions] 優勝は長谷川 裕也さん

靴磨きセットまとめ記事
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皆さま、もうご存知かとは思いますが、本日 #靴博2019 にて、世界一のシューシャイニストが長谷川 裕也さんに決定いたしました!

 

長谷川さん、おめでとうございます!

 

 

チャンピオン・オブ・チャンピオンズ ということで、歴代の世界大会チャンピオンと日本チャンピオンの計6名が対戦した本日の戦い。
大変見ごたえのあるエキシビションでございました!

 

 

大会概要

 

日時 2019/9/14(土)14:00〜17:00
場所 ISETAN 靴博特設会場
参加者
(敬称略)
・長谷川 裕也
・石見 豪
・杉村 祐太
・アントン ツイピン(ロシア)
・ミカエル ハッカンソン(スウェーデン)
・ジョン チャン(シンガポール)
審査員
(敬称略)
・飯野 高広
・沖本 浩一郎
・静 孝一郎
・菅原 幸裕
・服部 暁人
・廣川 雅一
・丸山 尚弓
・ジェスパー インゲルヴァルドソン

 

靴磨き世界頂上決戦ルール

磨く時間 1足(両足)15分
採点方法 ・審査員:80点
・オーディエンス:最高80点
採点基準 ・磨きの美しさ
・磨きのバランス
・所作

 

審査員はひとり10点で計8名の80点。
オーディエンスはインスタグラムの『いいね数』1位が80点で2位が75点…と、それ以降は5点ずつ少なくなっていきます。

 

今回は3回磨いたのでそれぞれ3倍の点数の合計で審査されたということですね。

 

磨く靴は3足

今までの靴磨き選手権大会とは違い、6名がいっせいに磨きます。
磨く靴はこちらの3足。

 

 

イセタンメンズ ストレートチップ
(カーフ・黒)
カルミーナ プレーントゥダービー
(コードバン・ボルドー)
スコッチグレイン グレインレザーウイングチップ
(グレインレザー・黒)

 

今回は今までの選手権大会とは違い、両足をたった15分で磨かなければならないというかなり厳しい戦いです。
さらに、カーフ、コードバン、グレインレザー(シボ革)と、磨く革のバリエーションも豊富です。

 

 

ちなみに1位の方にはこちらのトロフィーと、Old Parr のウイスキー2本プレゼント。

 

舐めるだけでもいいから味見したかった

 

各作品一覧

磨かれた靴、全部載せちゃいますが、ライティングの違いなどで多少実物とは見え方が違うところがあると思います。

 

イセタンメンズ・ストレートチップ

長谷川さん

 

石見さん

 

杉村さんだけ逆ですみません!

 

アントンさん

 

ミカエルさん

 

ジョンさん

 

しかしこの靴、木型がキレイですね!
かっこいいです普通に。

 

カルミーナ・プレーントゥダービー

長谷川さん

 

石見さん

 

杉村さん

 

アントンさん

 

ミカエルさん

 

ジョンさん

 

現場にいらっしゃった靴好きの方が、15分で正解だったとおっしゃってました。
20分だと磨けちゃうから、15分だと技術の差もわかりやすいと。

 

確かに!

 

スコッチグレイン・グレインレザーウイングチップ

長谷川さん

 

石見さん

 

杉村さん

 

アントンさん

 

ミカエルさん

 

ジョンさん

 

シボはどうなることかと思いましが、釣り込みで多少シボ感が薄れているんですね。
シボ革を磨くというのはとてもおもしろい試みです。

 

 

FORZASTYLEにてYouTube 配信


各選手の手元の映像もそのままアップされるとのことですので、FORZASTYLE のYouTube チャンネルもチェックしてみてください。
※9/15 3:00現在、未確認

 

 

決戦の流れ

 

今回もすごい人!

 

 

選手紹介、審査員紹介、ルール説明を経て、選手のみなさんは使う道具を選びます。

 

 

1足目。

 

 

日本勢も真剣です!

 

 

もちろん海外勢も!

 

 

 

審査員の皆さまも、この眼差し。

 

 

 

僕はポジション的に、杉村さんカット多め。

 

 

 

この日、シューシャインアーケードで磨かれている、三村 ミチオさん、冨樫 輝好さん、新井田 隆さんも解説をされます。

 

 

 

映えカットが撮りたかっただけ。

 

 

 

2足目。

 

 

 

コードバン。贅沢ですね!

 

 

 

そして、もちろんジェスパーさんも審査に。

 

 

 

ミカエルさん。

 

 

 

廣川社長、自社の靴を審査。

 

 

 

集計を経て結果発表。
長谷川さんもドキドキ。

 

 

 

ヒーローインタビュー。

 

 

 

菅原編集長からトロフィーの授与。

 

 

 

丸山さんからウイスキーの授与。

 

 

 

ジェスパーさん、日本で開催できて嬉しい、そしてまたやりましょうとコメント。

 

 

 

3〜4年後にまたやろうって言ってました。

 

 

 

最後に

 

改めて、長谷川さん優勝おめでとうございます。
やっぱり長谷川さんは日本の靴磨き界の立役者でいらっしゃいました。

 

でもみなさん、真剣に磨いている姿がほんとにカッコいい。
また、靴が光っていく過程も、参加者それぞれ磨き方が違うのもおもしろい。

 

 

 

台湾の OAK ROOM から職人さんがいらっしゃってたり、上海から職人さんが靴博を見に来ていますが、アジア圏でこんな大会が無いことを残念に思っているそうなのです。
今回の海外勢はスウェーデン、ロシア、シンガポールの方々でしたが、もっと他の国の方も交えて、もしくは他の国でも開催されたらいいのにと。
こんな風に海外の靴磨き文化と交流ができて、それによってお互いが感化され、もっと盛んになったらいいなぁなんて思います。

 

ここ数日、いろんな方とお会いしてそう思いました。
革靴の業界が厳しいなんて言われているようですが、靴が好きな身としてはそんなことを聞くのはおもしろくないもん。

 

何十万もする靴を買わなくても、とりあえず靴をキレイにするという『靴磨き』というものがもっと多くの人に知ってもらえたらいいなぁなんて。
そしたら、もっと革靴の魅力が認知されて、業界が盛り上がってくれたらいいなぁなんて。
そんな風に思って今日の出来事を僕なりに発信させていただいてます。

 

スーパー月並みですが、そう思います。

 

 

 

というわけで、アリスのチャンピオンという曲をお送りしたいと思います。

 

 

2コーラス目から、ベースがめっちゃ前ですね。
ユアーキンゴーキングス!

 

 

 

皆さま、1日お疲れ様でございました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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