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レノベイタークリームでツヤ出しと靴底のお手入れ【サフィールノワール】

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レザーケア用品の有名ブランド・サフィールノワール。
今回は、サフィールノワールの数あるレザークリームのひとつ、『レノベイタークリーム』をご紹介します!

 

 

 

レノべイタークリームのご紹介

 

レノベイタークリームとは…

光沢のある上質なレザー専用のクリームです。

 

商品説明をご紹介。

美しい光沢を持つファインレザー専用のリッチクリームで、潤いや栄養を補給し、皮革表面の美しく自然な光沢を保ちます。
1920年代に開発されたビーズワックス + ミンクオイルベースの処方は、現在でも欧州の多くのブランドで高く評価されています。

 

要するにレノべイタークリームは、『光沢のある革用』の潤いと栄養補給クリームです!

 

 

使える革はこちらです。
・光沢のあるアニリンカーフ
・ボックスカーフ
・カーフ
・キップ
・本染め革
など

 

カバン、財布、ジャケットなど、スムースレザー製品全般にご利用いただけるみたいです。
光沢の出るクリームなので、光沢のある革に使ってください。光沢を出したくない革製品には、スペシャルナッパデリケートクリームをお使いください。

 

レノベイタークリームの成分

レノべイタークリーム成分は蜜蝋、ミンクオイル、ラノリンで、乳化性クリームと言われるものに属します。

 

蜜蝋(ビーズワックス) ツヤを出す成分
(多くの靴磨きグッズに含まれているとてもメジャーなものです)
ミンクオイル 革製の靴底などに塗って、栄養補給と柔軟性を高めるために使われる成分
ラノリン ラノリン (Lanolin) は、ウールに覆われた動物の皮脂腺から分泌されるロウ
化粧品などにも含まれる成分

 

 

レノべイタークリームの使い方

 

毎度ボトルのイラストがかわうぃーね (σ・∀・)σ

 

 

①汚れを落とし
②レノべイタークリームを塗って
③3分待って
④布で乾拭きしたら完成!

 

という使い方のようですね!

 

使ってみる

馬毛ブラシでとステインリムーバーで汚れを落としたのがこちら!

 

 

 

クリームは結構ねっとりしてますね。

 

 

 

塗ってみました!

 

左:すっぴん、右:塗布後

 

 

革のマッサージも兼ねて、ちょっとだけブラッシングして、乾拭きをしたものがこちら!

 

左:すっぴん、右:完成!

 

ツヤが出ました。いい感じです!
無色のクリームなのに、色も鮮やかになってる気がします!笑

 

左:すっぴん、右:完成!

 

触り心地もさらっと仕上がります!
ベタつき感もほぼありません。

 

 

デリケートクリームとの違い

レノべイタークリームは、スムースレザー全般に使えるということで、デリケートクリームと用途がとても似ています。

 

潤いや栄養補給ができるという面ではデリケートクリームと同じですが、一番の違いはツヤ出し効果の有無です。
通常、デリケートクリームにはツヤ出し効果はありませんが、このクリームはツヤ出し効果が非常に高いです。(さすがサフィールノワールって感じです!)

 

なので、ツヤを出したく無い革製品にはおすすめできませんが、ツヤが出てもいい、むしろツヤを出したい!という革製品をお手入れするのであれば、もってこいなクリームなんです。

 

スペシャルナッパデリケートクリームとの違い

 

次に、同じくサフィールノワール・スペシャルナッパデリケートクリームのご説明です。(レノべイタークリームと見た目はそっくりです!)

 

スペシャルナッパの商品説明をご紹介。

フランスの最高級レザー製品メーカーとのコラボレーションで生み出されたデリケートレザー専用クリームです。
ワックス成分や有機溶剤を一切使用していないのでシミや色落ち、ベトつきがありません。潤いや栄養を皮革に与え、柔軟性を保つことでヒビや劣化を予防するほか、すり傷もつきにくくなります。

 

 

簡単に言うと、革の潤いと栄養補給をしてくれるクリームで、ツヤ出し効果はほとんどありません。

 

 

レノべイタークリームとスペシャルナッパデリケートクリームが、それぞれ使える革の違いはこんな感じです。

 

レノべイタークリーム スペシャルナッパデリケートクリーム
・光沢のあるアニリンカーフ
・ボックスカーフ
・カーフ
・キップ
・本染め革
など
・シープスキン
・ラムスキン
・オーストリッチ
・ヌメ革
・光沢のないアニリンカーフ
・光沢のない本染め革
など

 

なので要するに、
レノべイタークリームは光沢のある革用
スペシャルナッパは光沢のない革用
という感じがわかりやすいのではないでしょうか!

 

どちらも値段は ¥2,200 なので、革によって使い分けていただくのが良さそうですね。

 

スペシャルナッパデリケートクリームはベトつきがないので、直接肌に触れるカバンや財布、ジャケットには最適です!
もちろん靴にもお使いいただけますよ。

 

 

クレム1925との違い

 

写真は、クレム1925の無色です。
こちらも見た目がクリソツですね!

 

しかし成分はちょっと違います。

 

クレム1925 レノべイタークリーム
成分 ろう、油脂、有機溶剤 蜜蝋、ミンクオイル、ラノリン
種類 油性 乳化性

 

クレム1925は栄養補給もできるけどどちらかといえばツヤ出し油性クリーム、レノべイタークリームはツヤ出しもできるけど潤いと栄養補給のための乳化性クリームというイメージです。

 

お値段も、クレム1925は ¥2,000 なのに比べて、レノべイタークリームは ¥2,200 と少しだけお高めですね。

 

サフィールノワールの革靴用クリーム、クレム1925の素晴らしさ [Saphir Noir CREME1925]
...

 

 

他の靴にも塗ってみる

楽しくなったので他の靴にも塗っていきます!笑

 

左:すっぴん、右:完成!

 

あれ、これも色が鮮やかになってる気がする!笑

鮮やかになっているというか、ツヤが出て色のコントラストが強くなったので、発色が良く見えるんでしょうね!

 

 

 

いいですね。これは。

 

革の色を選ばない

最初はネイビーだったこの靴も、徐々にネイビーと深い緑の中間くらいになってきました。まぁこれはこれで気に入ってるので、あえて色を乗せずにこの色を維持する方向で、お手入れをしていきます。

 

 

レノべイタークリームは無色なので、革の色を選びません!

 

黒の革靴であれば、黒のクリームを塗ってバチっとキメるのが良いのですが、黒じゃない靴の場合、色つきのクリームを塗ると革本来の色や風合いを損ねてしまいます。
なので、そういった黒以外の色や特殊な塗装の靴に、このレノべイタークリームを使っていただくのが良いですね。

 

 

レノベイターをレザーソールにも

レザーソールのお手入れにもレノべイタークリームはもってこいなんです!

 

というか、個人的におすすめしたいのはこっちです!!

 

レノべイタークリームにはミンクオイルが入っているので、ソールのケアに向いているんですね。

 

 

 

ソールは革靴の中で一番消耗の早い部分です。レザーソールならなおさら。
手入れのされていないレザーソールは硬く、反りがよくありません。逆に手入れされているレザーソールは柔らかく、反りが良くなるのでつま先の減りも、それ以外の減りも少なくなります。
そう、意外にも、ソールが柔らかい方が削れにくく、長持ちするということなんです!
なので、ソールのお手入れも非常に大切なのです。

 

1. サフィールのソールガードを塗り込む

 

革に栄養を与えて、水の浸透や劣化から守ってくれるものです。

ソールガードのご紹介

 

2. レノべイタークリームを塗る

 

塗っていきます。ソールガードをレノべイタークリームのロウの成分で閉じ込めるイメージです。

 

3. ソールの面を整える

アビィ レザースティックがあればいいのですが、なければプラスドライバーのハンドルみたいなもので面を整えます。
※アビィ レザースティックとは、水で濡れて膨れた靴の表面をなめらかにする水牛の角を使用した皮革用スムーサーです。

 

これだけでおしまいです!

 

※かかと部分以外はソールガードとレノべイタークリームを塗布しました。

 

色が変わって、直接触っても柔らかくなりました。

 

 

ソールの張り替えって平気で ¥15,000 とか、お店によってはもっとします。
ソールの交換は靴にも負担をかけるので、できるだけ頻度が少ない方がいい。レザーソールの大事な靴、もしくはいい靴を購入された場合には是非最初にお試しください。
ソールが長持ちしますよ。

 

これはほんとにオススメです!!

 

 

まとめ

光沢のある革に潤いと栄養補給をしてくれるだけでなく、十分なツヤ出し効果も発揮してくれます。

 

なので光沢のある革に使ってください。靴だけでなくカバン、財布、ジャケットなどにも使えるとっても優れたクリームです!
さらに、レザーソールのケアにもおすすめです。ソールが柔らかくなって履きやすくなるだけでなく、すり減りが軽減し長持ちするようになります!

 

 

是非お試しください!

 

 

革靴の磨き方もご紹介していますので、よければこちらの記事もご覧ください。

 

初心者でも簡単な靴磨きのやり方【手順・革靴手入れ・クリーム仕上げ・おすすめの道具】
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