クリーム・オイル革靴

アーティストパレットで今までと違った靴磨きを【使い方・取り扱い店】

[Loose & Colorful] For ladies page
クリーム・オイル

 

ブートブラック(Boot Black)の革靴用油性クリーム『アーティストパレット』をご紹介したいと思います。

 

ご存知の方も多いと思いますが、このアーティストパレット、ネットで売ってないんですよね。楽天でもアマゾンでも売ってないです。取り扱い店についてもご紹介したいと思います。

 

 

Boot Blackについて

コロンブスのトップシャイニスト独自の判断基準を採用し、「磨きのプロ達」が創りあげたジャパンメイドのニューブランド。それが『Boot Black Series』です!

 

コロンブスは、靴クリーム、靴用品、革製品のお手入れ用品の、企画・製造・販売をしている日本の企業ですね。本社は東京の台東区にあります。創業は1919年、設立は1948年という老舗の企業です。
(もうすぐ創業100周年ですね!すごい!!)

 

要するに、そんなコロンブス社の知恵とノウハウの集大成のブランド、それがBoot Blackというわけです。

 

スポンサード リンク



 

アーティストパレットについて

 

こちらです。
ボトルかわいいですね。

 

 

色数はそこそこ多くて、20種類もあります。

 

 

アーティストパレットという名の通り、画家のように色彩を楽しんでもらいたいという思いを込められているのです。
だから色のラインナップが多いというわけなんです。

 

 

 

商品説明・成分

 

ボトル裏面です。

 

 

天然アルガンオイル配合、とありますがもう少し詳しくご紹介すると…

 

●天然ワックスを中心に保革効果の高いアルガンオイルを配合
●透明性の高い仕上がりと防水効果が得られる
●色数が豊富な水を含まないソフトな油性靴クリーム
※靴の染め替えには使用できません。
※皮革の素材により、シミになる場合がありますので目立たない部分で試してからご使用下さい。

 

という具合です。

 

革へ栄養を与えて、ツヤだけでなく防水効果も発揮するという優れものです!

 

 

 

主成分は、ろう、油脂、有機溶剤とありますが、具体的には
・天然ワックス
・アルガンオイル
・その他

で構成されています。
水を含まないというのが、他のクリームとの違いですね。

 

アルガンオイルとは
アルガンノキの種子から得られる植物油である。 古くからモロッコで利用されてきた。
出典:Wikipedia

 

化粧品などによく使われている油で、常温で液体のため浸透しやすいという特徴があります。

 

顔料ベース

靴の染め替えには使用できません、という注意書きがありましたが、これはアーティストパレットが顔料ベースのクリームだからです。

 

靴のクリームには、染料ベースのものと顔料ベースのものがあって、染料ベースは革をしっかり染めるのに対し、顔料は革の上に色を乗せるだけです。
なのでアーティストパレットは、靴本来の色は維持したままちょっと違う色を乗せて深みを出してみたい!なんてことが可能なわけです。

 

本当に絵の具のようなイメージです。

 

 

使い方

ボトルの裏には、
①布に取り、靴全体に薄く伸ばす
②少量の水を含ませた布で拭く
③乾いたら柔らかい布で磨き上げる

 

とあります。
ブラッシングは必要ないんですね。

 

 

コロンブスさんの動画だと、塗って→水拭き、の繰り返しです。
クリームを乗せて、水で表面を整えて、の繰り返しなので、これって鏡面磨きのイメージに近いんです。(だからブラッシング必要ないんですね!)

 

今までは、クリームで下地を作ってから、ワックスで鏡面磨きをする、という流れだった靴の磨き方が、アーティストパレットであれば両方一度にできてしまうというイメージです。画期的!
商品化まで20年かかったって担当者のインタビューに書いてありましたよ。

 

 

 

 

こんな感じです。

 

香りは、ココナツオイルみたいな臭いがするかと思ったら、そのあと有機溶剤の臭いがします。他のクリームたちと比べるとちょっとキツいかなって気がします。

 

 

 

布に取った感じ、とっても柔らかいです。
アルガンオイルが入っているからなんでしょうね。

 

 

塗っていきましょう!!

 

 

 

塗ってみました。
左の塗る前の状態と比べて、マットな感じになっていますね。

 

塗った感じとしては、クリームが柔らかいので伸びがよく、さらに浸透性も高そうです。

 

 

 

ここから、水拭きをしていきます。

 

 

早くもツヤが!

 

 

全体を水拭きすると、こうなりました。

 

何もしない状態よりはツヤが増しています。
クリームが柔らかいせいか、革が少しだけペタペタした触り心地になります。やはり乳化性クリームと違って、サラッとした仕上がりにはならないようですね。

 

 

最後に乾拭きです。

 

 

水拭き後とそんなに見た目は変わりませんが、表面の余分なクリームは取れました。
残っていたオイルのペタペタ感はあんまり気にならなくなります。

 

 

しっとり感は確実に得られるます。栄養補給は問題なしですね。
ただやはり、ニオイはちょっとキツめです。

 

 

スポンサード リンク

 

 

取り扱い店

先にもお伝えしましたが、楽天やアマゾンでは購入できません。
僕は新宿・伊勢丹のメンズ館で購入しましたが、伊勢丹のオンラインストアでも購入することができますよ。

 

名古屋の靴磨き屋さん GAKU PLUS さんのオンラインストアでも購入できます。

 

 

最後に

今までの靴磨きの方法とは少し違った方法を楽しめるのが、このアーティストパレットです。

 

クリームとしての機能もちゃんと果たしつつ、遊び心を兼ね備えたおもしろいクリームです。ちょっと靴のイメージ変えてみたいなぁとか、ちょっと違う色を乗せてみたいなぁとか、そんな欲求に応えてくれるコロンブスさんの遊び心を是非味わってみてください。

 

同じ油性クリーム Saphir Noir の CREME 1925 とアーティストパレットを比較した記事もありますので、よろしければご覧下さい!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

クレム1925とアーティストパレットの違いを徹底比較してみます

僕も普段使わせていただいてる革靴用クリーム・サフィールノワールのクレム1925。そして何かと話題のブートブラックのアーティストパレット。

記事を読む

COMMENTS コメントを投稿する

革靴ブランド記事一覧

タイトルとURLをコピーしました