足と靴でお悩みの方はシューフィッターさんに会いに行ってみて!

 

シューフィッターさんってご存知ですか?
その人の足に合った靴を選ぶお手伝いする資格を持った方』です。

 

もう最初に書きますけど、この記事でお伝えしたいことはただひとつです!
靴で選びでお困りの方、いやそれだけじゃなくて足や靴のことでお悩みの方はシューフィッターさんに会いに行ってみてください。

 

 

 

じゃあシューフィッターさんどこにおんねんってことですよね。
こちらで探せます。所属されてるお店もシューフィッターさんのお名前も掲載されてます。

 

きっとその悩みの解決方法を提案してくれると思いますよ。
お悩みの方だけじゃなくてもいいと思います。靴が好きな方は是非一度、シューフィッターさんに足をみてもらうことをおすすめします。

 

そんな話をシューフィッターの原田さんに伺ってきました。
足や靴のことでお悩みの方はよければ参考にしてみてください!

 

 

おしつけではない

最初に足に合った靴を選ぶお手伝いする資格を持った方って書きました。
勘の鋭い方ならおわかりかと思いますが『お手伝い』というところが大事なんですね。

 

 

例えば、足のサイズが全く同じふたりの人がいたとします。足のサイズが同じなら同じ靴がそのふたりに合うかと言うとそうではないんです。

 

同じサイズを提案しても、ちょうどいいと言う人もいれば、ちょっとキツいとかユルいとか言う人がいる場合もありますね。だって好みも違うし、そもそも人それぞれ足の感じ方が違うから。それは当然です。

 

 

だから、あくまでお手伝いなんです。
おしつけではなく。

 

最終的に靴を選ぶのはお客さんなんですが、それを足や靴のいろんな知識に基づいてフォローしてくださるのがシューフィッターさんです。

 

 

ひとりにつき2種類の足

左右足の形が同じ人は、ほぼいないそうです。
足を測ってもらったことのある方ならご存知だと思いますが、足長(足の長さ)も足囲(親指と小指付け根の足まわり)も普通に左右差がありますね。

 

しかし世の中の既製靴は左右が同じ形で作られています。
だから普通に考えたら、仮に片方が合っていたとしてももう片方は合わないわけです。

 

 

ただ、それくらいのサイズ感の差であればパッキングワークや舌形(ぜっけい)と呼ばれる部分的に入れるインソールのようなものを入れて、調整してもらうことも可能です。

 

ちなみにこれは舌形。

 

 

でも実はこれ、足の構造をしっかり理解しているからこそ可能な調整なんです。

 

 

足も靴も熟知している

靴を足にフィットさせるわけなので、靴だけじゃなくて足についても詳しくないといけません。
それ以外にも足に関する人間工学のお勉強、整形外科医による医療のお勉強とか、靴メーカーの方による講義だったりとか。
そういうお勉強を経て、さらに何十人もの足型を計測して取得できる資格です。

 

これがシューフィッターの初級(プライマリー)資格ですね。

 

 

さらに、深い知識の講義を受けたり難しい課題をこなして、1年かけてようやく取得できるのが上級(バチェラー)の資格です。
約3,800人のシューフィッターさんが全国にいらっしゃるうちの、約400人しか持っていないのがこのバチェラーの資格になります。バチェラーは1割程度ですから、狭き門ということがわかります。

 

足型の計測だけでなく、解剖学や足の骨の知識を深めたりとか。
他にもこんなふうに靴の分解をしたりとか。

 

分解はバチェラー資格取得の課題

 

特にグッドイヤーの靴は硬くて大変だったそうですが、この作業がすごく勉強になったとおっしゃいます。また、ニューバランスのスニーカーも解体してみてはじめてわかったことがたくさんあるとおっしゃっていました。

 

プライマリーは良くないというわけでは全くないと思いますが、このようにバチェラーを取得された方のほうがより深く勉強されているので、より良い提案ができるのだそうです。

 

そもそも足の形が違う

 

ずーっと気になってたんですけど、インポートの革靴ってめちゃめちゃかかと大きい靴とかあるじゃないですか。
以前勢いで買っちゃった靴が1足あって、そのかかとがスーパーデカいんですが、なんでこんなにデカいのかって不思議だったんです。

 

 

そもそも海外の欧米人って昔から靴を履いてるじゃないですか。だから欧米人に合わせたかかとでデザインされているのは納得ですよね。
だけど日本人は下駄を履いてきた民族なので、前足部(ぜんそくぶ)が発達したけれどもかかとは小さいのが特徴です。

 

だから欧米の靴が合わなくて当然なんですね。
日本人にとって海外の靴は、前足部がキツくてかかとがユルいということが多くなるそうです。

 

 

ちょっと余談でしたが、そういう話もしてくださいます。

 

3つのアーチ

 

土踏まず以外にも足にはアーチと呼ばれる構造があります。
簡単にいうと、人の足はアーチの接地3点(両足で6点)で立つことができていて、アーチには歩行時のクッション作用などもあります。

 

しかしこのアーチが崩れると、外反母趾、扁平足、開帳足になるだけでなく、体のいろんなところに不調をきたします。
もちろん加齢によってアーチが徐々に落ちてくることはありますが、健康的なアーチを保つためにも足に合った靴を履くことはとっても大切です。
例えば、女性がヒールの高い靴を履くと、前足部に体重がかかり横アーチが落ちてしまうとかよく聞く話ですよね。

 

 

また、先ほどもご紹介したパッキングと呼ばれる小さいインソールをいれてもらうことでアーチを保つ効果も期待できます。
なので、靴を選んでもらうだけでなく、買って合わなかった靴に対するアプローチもしてもらうことも可能です。

 

これ、足の構造をしっかり理解しているからこそ可能な調整なんです。(2度目)

 

 

ちなみに、健康的な足にはたこや魚の目は基本的にはできないと言われています。
足に合った靴を履くこと以外にも、足の健康を維持するという意味でもパッキングや舌形が使われることもあるようです。

 

 

実際に見ないとわからない

シューフィッターという資格を認定している一般社団法人・足と靴と健康協議会(FHA)では、足のお悩みがメールで寄せられることも多いようです。
合う靴がないとか、足のどこがいたいとか、そういうお悩み。

 

そういうお悩みに対して、これといった対策があるわけではありません。

 

 

もちろん「こういう症状かもしれないので、こんな対策が考えられます」という回答はされるのですが「是非一度シューフィッターさんに見てもらってください」という案内は必ずされるそうです。
やっぱり足を状態を見てみないとわからないのと、人の足は全部違うわけだから、シューフィッターさんとしてはメールだけでのやり取りでは不十分とお考えなんですね。

 

足のつくり的に、ここが痛いと思っていてもその原因が全然違うところにある場合もあるみたいですしね。

 

 

また、靴好きの方にとっても大きなメリットがあると思います。別に足に悩んでいなくても。
シューフィッターさんに足を見てもらうとサイズやウィズ以外にもその人の足の特徴がわかります。その特徴を把握してもらった上でその足に合う木型の靴を選んでもらうわけですから、普段履いてるサイズとウィズをお伝えしただけで合う靴を提案してもらうことはありません。
シューフィッターさんなら、はじめてのお客さんなら絶対に足を測って足を見ます。

 

そうなると今後の靴選びも変わってくると思いませんか?
靴好きの方はリテラシーをお持ちだから、大失敗することは少ないと思いますし、多少痛くてもこの靴が履きたいから履く!っていう場合もありますもんね。わかります。笑

 

だから、よければ是非一度しっかり足を見てもらってください。
ネットで靴を買うのもいろんなメリットがあるので決して悪いことではありませんが、フィッティングを重視されるのであればネットでの靴選びはなかなか難しいかもしれません…。

 

 

僕もいろんな靴を履かせてもらってきて、ちょっとずつ自分好みのフィッティングがわかってきたかなって思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。笑

 

まだまだ奥が深いんですね。

 

 

測ってもらいました

 

僕も測っていただきました!

 

足は体重のかけ方で簡単に形が変わります。
なので、できるだけ両足に均等に体重がかかるように、かつ正面を向いて重心が前に寄らないように。(だから何をされてるか全然見えませんでした。笑)

 

 

PEDO-CARTE と呼ばれるこんなシートの上に足を乗せて。

 

 

 

少なくても12ヶ所、場合によっては19ヶ所の数値を図ります。

 

結果、JIS規格によるサイズだとこうなりました。

 

足長 足幅
右足 23.5cm
EE
23.5cm
EEEE
左足 24cm
EE
24cm
EEE

 

多少アーチが落ちているところもあるけど、比較的健康な足だと言われました。
よかった!

 

でも左右の足の特徴はよくわかりました。
足がどうなっているからどこがキツくなりやすいとか、どこが当たって痛くなりやすいみたいなこともすごく理解できました。

 

 

ただ、JIS企画と海外の靴のウィズ表記は差があると思うので、ウィズ表記というよりはこの数値で覚えて置くと良いかもしれませんね。
…というよりはシューフィッターさんに選んでもらった靴の履き心地というか足の感覚を覚えておくのが良さそうですね。

 

足ってそんなに敏感じゃないので僕は無理そうかな。笑

 

 

最後に

何をもって足に合った靴とするのかは、すごく難しいところです。好みも感覚もそれぞれ違うので。

 

シューフィッターさんは我々の足を測り、骨や足のクセや状態を見た上で、その足に合うであろう木型の靴を選んでくださるわけですが、それが最善のご提案だったとしても正解かどうかを決めるのは我々です。

 

それでも僕は、靴が好きで普段から履き慣れている方であっても、一度シューフィッターさんに足を見てもらうことをおすすめしたいです。思ってもみなかった足の特徴やクセがわかるかもしれませんよ。

 

さっき書きましたけど、自分の足の特徴を理解するのはすごく良いことです。特徴がわかると靴選びも変わってくるはずです。

 

 

 

気になった方は是非お近くのシューフィッターさんに会いにいってみてください。
シューフィッター検索サイト

 

 

こんな感じで条件を指定して探すことができます。

 

 

ちなみに今回お話伺った足と靴と健康協議会の原田さんは陸王のシューフィッター役の俳優さんの演技指導をされた方でもあるんです。

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

革靴の磨き方もご紹介しています!

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Comments コメント
  1. クツビガク より:

    群馬にもこんなにいらっしゃるのですね!!でもHPが無かったりするところがさすがグンマーです。誇りに思います。

    • くすみ より:

      クツビガクさま、コメントありがとうございます!
      webサイト作るの金かかりますからね。笑 そういうお店もあるかと思います。
      でも、百貨店にいらっしゃるシューフィッターさんであれば、いろんな靴が試着できるので良い体験になるかと思います!
      是非グンマーでもシューフィッターさんに会いに行ってみてください!

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1986.9.25 愛知県生まれ
趣味で靴を磨いて8〜9年。革靴・靴磨きに関して情報発信をしています。自分のやりたいことをして生きる人生を模索しています。
音楽と甘いものも好きです。
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