革靴のコバの色落ちが気になってました。
アッパー(靴の甲にあたる靴底以外の部分)は普段クリームでお手入れをするので、栄養もあり、補色もされてキレイな状態が保たれてるんですが、案外コバって見落としがちなんですよね。
ほら、一見大丈夫そうですよね?
でもよく見るとこうです。
コバの下の方がうっすら色落ちしていますよね。
あと、かかともこんな感じで色も落ち、だいぶケバケバしてますね。
ま、これくらいならよっぽどわかんないでしょうけどね!笑
でも、長く使ってるとこんな風に塗装や表面が剥がれてきたりすることもあります。靴底がしっかりした靴だと余計に目立ってカッコ悪いですよね…
そこで、ブートブラックのエッヂカラーのご紹介です!
商品説明
○革底靴のコバやヒール部分の傷や色ハゲをカバーします。
○コバやヒール部分に光沢を与え、ケバ立ちを抑えます。
要するにコバやヒールをキレイにしますよってことですね。
そう!あと、後ほど写真をご覧いただきますが、光沢が出るんですよね!!
エッヂカラー(コバインキ)の色の種類
色展開はの4色です。
- ブラック
- ニュートラル
- ダークブラウン
- ライトブラウン
コバってやっぱり色落ちが気になるところなので、補色できた方が嬉しいですね。
ブラウン系の色は靴によっては色が合うかわからないのでちょっと心配ですが、ブラックは間違いなさそうです。
合成底、ラバーソール(ゴム)、クレープソール用のコバインキ
今回使用しているのは革底用のコバインキですが、
・合成底
・ラバーソール(ゴム底)
・クレープソール
など、革底以外の靴底用のコバインキもあります。
こちらも同じくコロンブスから販売されていて、値段も同じです。具体的には書かれていませんが、成分が違うものと思われます。
使い方もほぼ同じです。
エッヂカラー(コバインキ)の使い方
使い方のご紹介です!すんごく簡単ですよ!
1. 古いクリームや汚れを落とす
『コバやヒール部分の汚れや古いクリームは残さず拭き取ってください。』
コバへの浸透性を高めるために汚れや古いクリームは落としておいてねってことですね。ブラッシングをしてステインリムーバーで汚れを落としておきました!
コバインキを塗る前に紙やすりも
あと、さっきご覧いただいたかかとの横の部分のレザー。
ケバケバしていたので、紙ヤスリで少し削りました。
さらに調子に乗って、前の方も削りました。
2. コバインキを塗る
『キャップにセットされているフェルトインキを適量含ませ、ムラなく均一に塗ってください。』
片面を塗ってみました。
良さげです!
塗ったところと塗ってないところの差はこんな感じです。
小学生のときの習字の授業を思い出しました。墨汁みたい。
3. 乾くまで待つ
『完全に乾くまでこすらないでください。』
床に付くと取れない可能性があるので、ちょうど良さげな台的なやつで…
こんな風に。
乾燥時間は塗布するインクの量にもよりますが、5分から長くて10分程度待てば十分です!
4. ワックスで仕上げ
『乾いてからポリッシュで磨き上げてください。』
要するに水性の染料なので、雨に濡れると溶けて流れ落ちてしまうわけです。
それを防ぐためにロウの含まれるワックスを塗ることで、水からコバ守りましょうというということです。
一旦、エッヂカラーを塗った状態で効果検証をしたいので、ワックスはおあずけです。
コバインキの落とし方
ちなみに、コバインキを落とす場合は水性の汚れ落としで拭き取ると十分落とすことができます。
完全に落としきることはできませんが、あくまである程度ならという感じです。
インクを落としてコバの色変えをするというような場合はある程度色を落としてから違う色のインクを塗るのがよいでしょう。
仕上がり
こんな感じです。
上がエッヂカラーを塗ったもの、下がそのままのものです。
なかなか良くないですか??
もう少し寄ってみると、仕上がりの違いは歴然です!
靴の輪郭がハッキリするので、パキッとキレイな印象になりますね。
あと、光沢が出ます。
雨水で流れ落ちてしまわないようにポリッシュで仕上げますが、そうでなくても十分ツヤが出ました。色も、黒が入った感があっていいですね!
染料液がさらさらで特に難なく簡単に塗ることができたので、とっても良かったです!
使い勝手がいいって、やっぱり大事です。
コバインキの注意点
○使用後は完全にフタをしてください。
○人体には使用できません。
○甲革部分(アッパー)には使用できません。
○スエード、ヌバックなどの起毛革には使用できません。
○高温、直射日光を避け、小児の手の届かない所に保管してください。
ですって。
まぁ、人体には使わないですよね。笑
あと、スエード、ヌバックの靴でもコバが普通の革なら使えますよ。
さらに赤字で、
●キャップを開ける時、塗布綿がキャップにセットされていますので静かにキャップを持ち上げてください
●乱暴にキャップを持ち上げますと、塗布綿に染み込んだ染料液が飛び散ることがあります。
●床や衣服に付着すると浸透し、シミになります。
白シャツとか汚れが目立つ服をお召しの場合は、染料液の飛び散りに注意が必要です。恐らく色が落ちにくいのでご注意ください。
最後に
エスカレーターなんかだと、他人の靴のかかとって目が行きますからね。あなたも見られてるかもしれません。
かかとは後ろから見ると案外表面積が広いので、パキッとしてるかしてないかで靴の印象が大きく変わってくるんじゃないでしょうか?
レザーソールなのに、予期せぬ雨で革靴を濡らしてしまったというシューラバーの皆様、一度靴底をご覧いただくといいかもしれません。案外見落としてるところかもしれませんよ。
靴底の本格的なお手入れもこちらの記事でご紹介しています。
靴底(ソール)の本格的なお手入れ
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定期的な革靴のお手入れの方法もご紹介しています。
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