財布やバッグみたいな革小物はその人の生活スタイルを反映するもの。バッグは場合によって使い分けたいが財布はひとつあればよいので、せっかくなら究極に気分が上がって使い勝手の良いものを使いたい。
そのために世の中に数多ある財布をいろいろと試しながら、時間をかけて一番納得できる財布、そして快適な決済スタイルを導き出したい。
今回は『最高の革小物を探す旅・コインケース編』だ。
悩みのタネは小銭…
出かけるときに必ず持ち歩くものは、自宅の鍵とスマホ。その次は財布。
逆にバッグは持ち歩かないこともあるので、夏でなければジャケットの内ポケットに入れてもかさばらないほど薄い財布を好んで使っている。小銭は入らない財布だ。
そうなると次に問題になるのが小銭の扱いで、電子マネーやクレジットカードが使えない場合は紙幣で支払いをするわけだが、受け取ったお釣り入れるのがズボンのポケットになってしまうのが悩みのタネだ。その結果、時々ズボンやコートのポケットから500円玉が出てくるという棚ぼたはある。
というように「コインケースを持ちたくないが、持たないとそれはそれで不便」というジレンマがあるので、一応コインケースは持っていた。使い勝手は決して悪くないが、気分が上がるものではなかったのでどうしたものかと…。

というわけで今回見つけたのはちょっと派手なコインケース。
今まで黒とか茶を選ぶことが多かったが今回はなかなかの冒険だった。
小さなアクセントを

普段選ばないボルドーに加えてリザード。同じ「革」であることを疑わしく思うほど毒々しさと艶やかな質感。
僕は普段使う財布は飽きのこない割とシンプルなものにしたいので、使用頻度が比較的低いコインケースならこのギラギラ感はアクセントに良いのではと考えた。
東南アジア産クロム鞣しのリザードをぐるりと継ぎ目なしで使った贅沢なコインケースだ。
何より気持ち小さめなこのサイズがいい。縦70 × 横75 × 厚さ25(mm)というサイズ。
面積が広いとどうしてもギラギラ感が強くなるが、これくらいのサイズなら他の革小物に馴染むかどうかは問題ではなく、ひとつのアクセントになる。黒とか茶の革小物が多いから尚更だ。
あと、今までは薄い長財布とコインケースの「両方」を持って歩くイメージだったのが、コインケースが小さくなったことによって長財布と「プラスアルファ」みたいな扱いに変わった。
コインケースはサブという明確なポジションが生まれたことによって、僕にとってコインケースは小さいことが重要で、小さければ多少派手でもいい。いや、小さいからこそ多少派手な方がいい、という考えに変わった。
クレバレスコの革小物

以前パスケースの記事でもご紹介した、クレバレスコ [Clevaleathco] というメイドインジャパンのブランドのもの。
その後パスケースは定期入れ(仕事用)と名刺入れとして活躍してくれている。
- Craft(手作り)
- Renovation(刷新)
- Leather(皮革)
- Communication(共感)
をコンセプトに、全てハンドステッチで作られたの革小物を展開している。
受注生産なので届くまでにある程度時間はかかるが、どこかひとつこだわりを感じさせるプロダクトが魅力だ。
色は5色

色展開は次の5色。
- ミディアムブラウン
- ダークブラウン
- ボルドー
- ネイビー
- ブラック
オンラインショップにはグレーのリザードも掲載されているが2022年5月現在は選択はできず、時期によって在庫がないものもありそうだ。グレーは好きだけど今回は断念し、普段選ばないボルドーにしてみた。
容量は十分

コインケース自体は小さいが大きめのマチがついているので、そこそこガバッと口が開く。そして枚数もそれなりに入る。小銭の枚数としては十分だと感じる。
基本的には電子マネーかクレカで支払いを済ませたいので、この小銭入れは基本お釣りを受け取るためのものとしたい。なので小さくても問題ない。
とはいえ、口が大きく開くものと比べると小銭が見にくいと感じることはある。やはりそこはもう少し大きいコインケースの方が利便性は高そうである。

しかしこだわりを感じさせるのはこのマチにもリザードの革が使われているということ。リザードやクロコは腑の模様によって見え方が違うが、その模様をパーツによって使い分けられているようだ。両サイドともマチの腑の模様は細かいもので統一されているのが見ていて気持ちが良い。

ボタンを隠すためなのか小さいポケットがあり、僕は特段入れるものはないがギタリストならピックを、カメラマンならSDカードを入れるのがいいと思う。
しっかり保形されているので、片手で簡単にボタンも留められて使いやすいのは間違いなさそうだ。
持ち歩きたいと思わせられる

世界と比べると日本はキャッシュレス化が遅いなんて聞いたことがあるけど、まだまだ小銭が必要な暮らしのおかげで自分の生活スタイルにあった革小物をいろいろと試すことができるのは決して悪いことではない。円は信用が高いからだみたいなことを池上彰先生も氏の番組でおっしゃっていたので、今は安いけど日本円のありがたみを享受してこの贅沢なコインケースを持ち歩こう。
こういう良いものに出会うと、それを使いたいと思わせてくれるから不思議だ。コインケースは持ち歩きたくないなんて言っていた自分の意志の弱さにも驚く。
『革小物を探す旅・コインケース編』はこれにて一旦幕引き。
リザードなのでお値段もなかなかだが、前回のパスケースどうよう安っぽさは全く感じられない上質な革小物が多いのは魅力的だ。
























COMMENTS コメントを投稿する