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マドラス・ミズノ共同開発品は新しい時代・新しい位置付けの靴…なのかもしれない

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紳士靴ブランド・マドラスと、スポーツウェアブランド・ミズノの2社の共同開発商品の発表会にお邪魔してきました。
2社の技術をイイトコ取りした商品ラインナップ。

 

2社が共同開発をするに至った経緯なども簡単にご紹介しますので、歩きやすい革靴をお探しの方はよろしければご覧ください!

 

 

新商品は3種類

3つのラインでの商品展開です。

 

・ビジネスシューズ(ドレスライン)
・ビジネスシューズ(ビジカジライン)
・ウォーキングシューズ

 

ビジネスシューズタイプ(ドレスライン)

定番はストレートチップ

 

キップを使った柔らかい仕上がりのドレスシューズです。
職人さんによるパティーヌ仕上げが施されたものもあります。

 

ウイングチップがあったり

 

ローファーやダブルモンクも

 

価格 ¥23,000(税別)
サイズ展開 24.0〜27.5cm
素材 甲:牛革(キップ)、底:合成
デザイン 5種類(ストレートチップ、ダービー、ダブルモンク、コインローファー、ウイングチップ)
色展開 4種類(ブラック、キャメル、ネイビー、ダークブラウン)
販売店 全国百貨店、マドラス直営店

 

 

ビジネスシューズタイプ(ビジカジライン)

プレーントゥ

 

ウォーキングシューズなどに多いオブリークラストで、足に近い形状の靴のようです。ビジネスにもカジュアルにも対応できる靴です。
こちらもブラック以外に、染色が施された靴もあります。

 

小さくていいカメラ欲しい

 

価格 ¥23,000(税別)
サイズ展開 24.0〜27.5cm
素材 甲:牛革(キップ)、底:合成
デザイン 3種類(プレーントゥ、ウイングチップ、Uチップ)
色展開 4種類(ブラック、キャメル、ネイビー、ダークブラウン)
販売店 全国百貨店、マドラス直営店

 

 

ウォーキングシューズタイプ

 

見た目からもわかるとおり、ウォーキングシューズです。
こちらも職人さんによって陰影のある染色が施されており、深みのあるものもあります。

 

価格 ¥19,000(税別)
サイズ展開 24.0〜27.5cm
素材 甲:牛革(キップ)、底:合成
デザイン 2種類
色展開 7種類(ブラック、ブラウン、ボルドー、ダークブラウン、グレー、ブルー、ワイン)
販売店 全国百貨店、マドラス直営店、ミズノ直営店

 

 

歩きやすさと維持方法

 

今回の商品はすべての靴底に『ミズノウエーブ』というクッション性と通気性、安定性の高い素材が使われています。

 

なので、確かに履いた感じの柔らかさは圧倒的です!そもそも革靴と比較するものではないかもしれないのですが。笑

 

こひ先生、お写真ありがとうございます

 

アッパーも新品の革靴のような硬さが一切ありません。ライニングもレザー素材だったように感じましたが、全く硬くない。
中底はクッション性のある素材でした。

 

そしてとにかく軽い。
サイズが24cmからなので僕の足には合いませんでしたが、スニーカー感覚で履ける革靴といった感じでしょうか。

 

 

ただ、ソールは恐らくひとつの金型で作られるものなので、トップリフト(かかと)の交換などができません。
なので修理をするのであれば、直営店に持ち込む方法以外ないとのこと。修理はソールを丸ごと交換するという方法になることと思われますが、値段はまだ決まっていないようです。

 

修理も値段次第ですが、もしかするとそこまでお手入れをして履かれることを想定されていないのかもしれませんね。
セメントだとしても、¥3,000程度のかかと交換で済む話ではないと思うので。
そういう意味では、歩きやすさ重視の革靴は他社も商品展開をされているので、そことの差別化がどれだけできるかというところでしょうか。

 

 

それがこの染色の仕上げなのではないでしょうか。

 

パティーヌって商標登録なんですよ

 

この画はわかりやすい!

 

上の表でもご紹介したんですが、実は結構カラーバリエーションがあります。
今日はそれがあまり並んでなくて残念でしたが、綺麗なネイビーや艶っぽい明るめのブラウンなども資料には載っていました。

 

 

ビジネスシーンとスポーツシーンの融合

本来、ユーザーの違いや販売チャネルの違いのため、マドラスとミズノは競合関係にはありませんでした。
しかし、ビジネスシーンでもスニーカーやコンフォートシューズが浸透するようになったため、互いの不足部分を補い合える企業として、販路を補完合い、協力し合い新商品の開発に至ったとのことでした。

 

 

紳士靴の市場規模:2220億円(2015年度)
スニーカーに移行したため縮小傾向

 

さらに、こう言った背景も。

 

ウォーキングシューズ市場規模:395億円
高齢化やライフスタイルの変化により拡大傾向

 

 

本格紳士靴は歴史もあるし、確かにかっこいい。でも確実にこう言ったクッション性の高い靴の方が歩行は楽。
世間の認識が『ビジネスでもスニーカー』という流れになっているのは間違いないわけですから、このように新しい商品を開発されるというのはある種当然なことと考えます。

 

 

今までは、スニーカーと革靴という両極端だった世界に、その中間的なポジションを担う商品、しかもそれぞれの良いところをちゃんと意識した商品が登場した、という感じなのかもしれません。

 

本格紳士靴の楽しみも味わえる、ウォーキングもしやすい靴。(…表現力皆無)

 

この中間のポジションから入ってもらった方々が、もしかしたら紳士靴の楽しさに目覚めてしまうことだってあるかもしれないですしね。
お仕事上、歩きやすさや疲れにくさで靴を選ぶ日があって当然だと思いますしね!

 

 

発表会を通して、変わっていく時代をにしっかりと順応する企業の在り方のようなものを感じました。

 

 

最後に

テレビで見るやつや!

 

全然関係ないですけど、発表会が終わる前には大手新聞社のwebメディアにはすでにこのプレスの内容が掲載されているという圧倒的なスピード感!
大手メディアさんにとっては、そういうスピード感も大事なんでしょうね。(張り合うところではないけど、早すぎて悔しい!笑

 

僕はそのスピードには敵わないので、独自の路線で発信をしていきたい。笑
要するに、靴もメディアもいろんな種類のものがあって、誰に発信するかってことが大切…なのかもしれませんね。(締まった!

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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