早速自宅から一番近い靴修理屋さんを検索。すると靴専科さんがヒット!
ということで、革靴を修理するため『靴専科』さんにお邪魔してきました!
料金についてもご紹介していますので、よければ参考にしてみてください!
修理する靴はこちら
こちらの3足を修理したかったのです。
BETTACCINIと、伊勢丹で買った靴、とMAGNANNIの3足です。
のの靴もかかとだけでなくつま先もかなり磨耗してたので交換してもらうことに。
かかと、だいぶきてますね。
同じくつま先も…
ビンテージスチールという選択肢
つま先を補修してもらうにあたり、ひとつ大きな野望が…
ラバー素材という手もあるけど、思いきってビンテージスチールにするという選択。
憧れのビンテージスチール…
超かっこいい…♡
一応さ、一応確認しときたいんだけどさ…新品よね?
ビンテージっつってるけど…新品よね??
ただ、いろいろ調べてみるとビンテージスチールは、カチカチ音がしたり、滑りやすいっていうデメリットがあるみたいです。
「カチカチ音」については、どれくらいうるさいのか正直気になるところ…
「滑りやすい」っていうデメリットについては、日常的にスベってるから問題ないですね。
ってやかましわ
他にも調べてみるとやはり賛否あって、滑りもカチカチも気にならないという人がいたり、気になるからビンテージスチールはやめたという人がいたりで、ジェントルメンのつま先事情は様々。
ビンテージスチール、付けれるお店?
でもやっぱりビンテージスチール試してみたい…!
ひとつは、ビンテージスチールでつま先補修。
もうひとつは、ビンテージスチールと比較するため、ラバー素材でつま先補修。
そして最後は、ソール全体がだいぶ傷んできてるので、ハーフソール張り替え。
という完璧なコンビネーション。
靴専科の店員さんにビンテージスチールについて相談してみると…
つま先がかなり磨耗しているためビンテージスチールを直接つけることはできず、ハーフソール張り替えをしてからビンテージスチールをつけないといけないみたいです。
さらに、ビンテージスチールは、店舗での加工が難しいらしく、別の場所に発送して加工を行うため、2週間以上かかるとのこと…
そうすると持ってる靴をほとんど修理に預けてしまうことになるので、仕事に履いてく靴がなくなっちゃうという理由で断念…
またいつかトライしてみたいと思います。
後日ビンテージスチールをつけました!!
ほんとは、新品の靴につけるのが一番いいんですよね。
なので、残念だけどそれ以外の靴の修理をお願いしました!
ビンテージスチールをつけようと思われている方は、是非事前にお店に確認されることをおすすめします!
できるお店とできないお店がありそうですからね!
つま先とかかと修理完了!
修理完了まで4日間かかりました。修理し終わったものがこちら。
ビブラムのトップリフト
ビブラムー!
つま先はラバー!
ハーフラバー
ヒールとハーフソールもビブラムー!!
かかった金額は…
今回の修理の総額はこんな感じになりました。
ISETANの靴
かかと交換(ビブラム) | ¥3,000 |
つま先交換(ビブラム) | ¥2,000 |
なんか傾斜があるって追加料金 | ¥600 |
BETTACCINIの靴
かかと交換(ビブラム) | ¥3,000 |
ハーフソール張り替え(ビブラム) | ¥3,000 |
なんか傾斜があるって追加料金 | ¥600 |
2足で合計 ¥12,200 (税別)
結構した。笑
靴専科さんのイメージ
店員さんはすごい親切でした。
いろんな質問をしても親身に相談に乗ってくれます。例えば、ビンテージスチールや靴以外の革製品の修理について質問に、しっかり答えていただきました。
あと、期限付きだけど、20%OFFチケットもくれたので。笑
ただ、他のお店ならビブラムというメーカーの同じ素材のかかと修理を¥2,000でやってくれるところがある中で、¥3,000は少し高いなって。
(追記:このときはそう思ったけど、今となっては相場くらいかと…※下に追記あり)
あと、当日修理可能な店も多いのに4日もかかったのも、ちょっとかかりすぎかなって。
やっぱり取りに行く手間を考えると、出かけついでに昼前に預けて夕方取りに行く、くらいのスピード感がありがたいですよね。
そういう店もたくさんありますからね。
ちなみにミスターミニットさんは当日やってくれました。(【ミスターミニット】革靴のかかとを修理してもらいました)
高い理由を考えてみた
正直最初は、かかと修理にそこまで技術の差は出ないのでは?と思ってました。
でも、実際は技術で丈夫さや見た目にも差が出るということをご指摘いただきました。
正直消耗品でしかないと思っていたので、恥ずかしい気持ちでいっぱい!
きっと靴を長く履いたり、もっともっと大切に使っていれば、安い修理と高い修理の違いがわかってくるのかも。
多分ですけど、きっと靴専科さんは技術力は高いしいろんな修理に対応してくれると思うんです。だから多少の手間と費用がかかるんです、きっと。
でも、お客さんはもっと安い金額で修理してもらうつもりで来店する。
そこにギャップがあるんじゃないかなぁ。
かかとくらいすぐ付け替えれるでしょ?きっと1,000円くらいでやってくれるんでしょ?って思ってるお客さん多いはず。そのギャップを埋めていく努力をしないといけないと思います。企業側も我々消費者も。
だって、かかと取り替えに技術力が必要なんて我々は想像できないですよね?だから消費者はやすい店を探そうとする。技術力が正しく評価されていない結果だと思います。
速さを重視するか、丈夫さを重視するかそれだけの違いでもあるように思います。
ご指摘いただいた方、ありがとうございました。
大切な靴だからこそ、しっかりケアして大切に使っていきたいですね!
他のお店の修理代などまとめた記事もございます!よければ参考にしてみてください。

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使う接着剤や行程の丁寧さで、丈夫さは大きく左右しますよ。
なか様
コメントありがとうございました。そうなんですね!勉強になりました。
それを知ってる知らないでは、靴の修理に対する考え方も変わりますね。
正直、かかとの交換なんて安けりゃいいと思ってました。お恥ずかしい…
安い店は単純にゴム張り替えてるだけです。靴専科さんはゴム張り替えた後にコバのインク入れ直しと、全体に軽くオイル入れてくれてます。ゴム張り替える際に使うノリは短時間で接着するより時間をかけて接着した方がしっかりつきます。
高い靴でゴムだけ張り替えだとコバがパリっとせず格好悪いですよ。安い靴なら安い修理でもいいけど…
やっぱり安い店には安いだけの理由があるし、高い店には高いだけの理由があります。
通りすがりの靴好きでした。
通りすがりの靴好きさま、コメントありがとうございます!
そうなんですね!勉強になります。質にも見た目にも差が出てくるんですね。
正直以前は、かかとの修理なんて安ければいいと思っていましたが、徐々に高い方にも触れていけたらと思います。
大した靴ではないのですが愛着と履きやすさもあり○○専科へ、、、。
アッパーに1ミリほどの穴埋めの相談、、、。布貼りで対応できますが目立ちます。と、、ですがプロならアイデアないのかい?私がデザイン的に貼ることはできますか?っと聞いたら買うのと同じぐらいの見積もり。結局やりたくないんだなあっと要らぬ詮索をした。なんか残念ですね〜。○○専科さん
のんこさま
コメントありがとうございました。
愛着と履きやすさ、大事だと思います!大切に履かれてる様子が伺え、とても素敵です!
色の問題もあるので革を貼って修理するのは難しいと聞いたことがあります。ただ、必ず親身になって相談に乗ってくれるお店もあると思いますので、是非修理して履いていただきたいと願っています。なんだか僕の勝手な想いになってしまいました…失礼いたしました m(_ _)m