ご自分で鏡面磨き(ハイシャイン)をされたことのある方なら、誰でも一度は経験があるんじゃないでしょうか?
ワックス(ポリッシュ)のひび割れ。
わかります?うっすら白いひび割れが…
これは、塗りすぎてワックスの層が分厚くなりすぎていることが原因で発生するひび割れです。
そんなワックスのひび割れを修復するためのアイテムがこちら。
左から、Boot Blackの
・HIGH-SHINE CLEANER
・HIGH-SHINE BASE
・HIGH-SHINE COAT
です!
3つも買っちゃった!
初めてのBoot Black!
BootBlackは株式会社コロンブスのという日本のメーカーのシリーズで、製品も日本製です。
やっぱ国産って安心ですね。
HIGH-SHINE CLEANER
ハイシャイン・クリーナー。
古くなったワックスを落とすためのクリーナーです。
・主成分:ろう、有機溶剤
・種類:油性
COLUMBUS BOOT BLACK ブートブラック ブラックライン ハイシャインクリーナー
価格:1,296円(税込、送料別)
HIGH-SHINE BASE
ハイシャイン・ベース。
鏡面磨きをの下地(ベース)を作るための油性クリームです。
・主成分:ろう、有機溶剤
・種類:油性
COLUMBUS BOOT BLACK ブートブラック ブラックライン ハイシャインベース
価格:1,080〜1,296円(税込、送料別)
HIGH-SHINE COAT
ハイシャイン・コート。
ハイシャイン・ベースを築いた上に、艶出し仕上げをするための乳化性クリームです。
・主成分:ろう、有機溶剤
・種類:乳化性
COLUMBUS BOOT BLACK ブートブラック ブラックライン ハイシャインコート
価格:1,296円(税込、送料別)
3つとも、基本的にろうと有機溶剤でできてます。
ひび割れ補修!
まずは、鏡面磨きに発生したひび割れがどれほど補修できるのか、ハイシャイン・ベースとハイシャイン・コートを使って試してみたいと思います。
全4STEPで完成です!
STEP1 ハイシャイン・ベースで下地をつくる
ひび割れしたワックスの上からBoot Blackのハイシャイン・ベース(HIGH-SHINE BASE)を塗っていきます。
ひび割れた部分に刷り込んでひびの隙間を埋めるイメージです。
わっ!
ハイシャイン・ベースは無色だったのに!古いワックスが溶けてるみたいです。
ハイシャイン・ベースを定着させるために、1〜2分乾燥させます。
STEP2 水磨きで下地を整える
ハイシャイン・ベースが乾燥したら、表面に水を一滴落とし布で表面を整えていきます。
このとき決して強くこすらず、表面を滑らかにするイメージで優しく磨きます。水が足りず滑りが悪くなったら水を足してください。
ハイシャイン・ベースだけで、早くもツヤっとしてきました!
ある程度艶がでたら、ハイシャイン・ベースを定着させるために、また1~2分寝かせます。
すでに、もともとあったひび割れは見られなくなりました。
恐らく、有機溶剤が含まれてるから古いワックスを溶かしてくれたので、表面が滑らかになったんですね。
STEP3 下地の上にワックスの層をつくる
ハイシャイン・コート(HIGH-SHINE COAT)の出番です。
STEP1、STEP2と同様に、ハイシャイン・ベースの上に薄く塗り重ねます。
塗り終えたら1〜2分乾燥させ、その後水を垂らし表面を整えます。
STEP4 ワックスの層を重ねる
STEP3を3〜4回繰り返し、徐々に表面をなめらかにしていきます。
できあがり!
ひび割れは解消できました!
これは便利!
気をつけたいこと
ハイシャイン・ベース、ハイシャイン・ベースを使う際は、各工程ごとに待ち時間があるのでお時間に余裕のあるときにやっていただくのが良さそうです。コーヒーでも飲みながら、艶を楽しみながらね。
また、表面を整える際は決して強く擦りすぎず、優しく磨くようにしましょう。
焦って強くこすっちゃうとワックスが定着しません。
古いワックスを落とす
次は、古いワックスをハイシャイン・クリーナー(HIGH-SHINE CLEANER)を使って落としてみたいと思います。
布でハイシャイン・クリーナーをとり、古いワックスの拭き取っていきます。
結構回数をこなす必要があるので、革の表面を傷つけないように優しく優しく拭き取ります。
すごいとれる!!
3〜4回繰り返すと、ご覧の通り…
すっぴん///
こちらも有機溶剤が含まれているので、ちゃんと古いワックスを溶かしてくれます。
感想
今までひび割れが発生してもそれをさらっと修復できる術がなく、さらにワックス専用のクリーナーも持っていなかったので、僕のハイシャインライフが一気にステージアップしました!
使ってみた感想としては、今まで使っていた缶に入っていたワックスと比べると柔らかいので塗り伸ばしやすい印象でした。
なので今までとは少し勝手が違い、うまく艶を出そうと思ったら慣れが必要です。塗って少し待つ時間もあるから、その辺の感覚がちょっと難しいかなって感じがしました。
あと、油分が多いせいか、シンナーの香りが強めです。
多少時間のかかる作業なので換気を心がけながらやっていただいた方がいいかもしれません。
あと、ハイシャイン・ベースとハイシャイン・コートと2種類で艶の層を構築していくわけですが、ハイシャイン・ベースの方が大事!!(個人的な感想です)
ベースの層を十分滑らかに整えておくと、その後コートがだいぶ楽です。
写真左が一度クリーナーで古いワックスを全て落としたもの、写真右は古いワックスの上にハイシャイン・ベースを塗り重ねたものです。
右のほうが表面が滑らかで、左は下地が薄いためか若干デコボコした革の質感がわかる仕上がりになっています。
もしかするとハイシャイン・ベースは数回重ねて、その上にハイシャイン・コートを重ねた方が綺麗に仕上がるかもしれませんね。
何事も基礎が大切なのです!(いいこと言う)
よければ試してみてください!
コロンブス COLUMBUS BOOT BLACK ブートブラック ブラックライン ハイシャインクリーナー
価格:1,296円(税込、送料別)
コロンブス COLUMBUS BOOT BLACK ブートブラック ブラックライン ハイシャインベース
価格:1,080〜1,296円(税込、送料別)
コロンブス COLUMBUS BOOT BLACK ブートブラック ブラックライン ハイシャインコート
価格:1,296円(税込、送料別)
もしご購入される際は、クリーナー、ベース、コートとパッケージがとっても似てるのでお間違いのないようご注意くださいね。
鏡面磨きの方法もご紹介していますので、よければこちらの記事もご覧ください。
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