靴磨き・お手入れ

革靴や革小物のキズ修理はコレがおすすめ!(レノベイティングカラー補修クリーム)

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今までで一番経験が多かった革靴の傷の原因は道路の側溝につま先が引っかかってできた傷でした。あとは、自分の靴と靴がぶつかって靴の内側に擦り傷ができたとか、階段につま先をぶつけてしまったとかそんなものですが、深い傷が入ってしまったときの気分の落ちようといったらもう…。

 

というわけで、すごく簡単な革靴の傷修理の方法をご紹介させてさせていただきます。

 

 

絵の具みたいな傷補修クリーム

 

今回使用する傷補修クリームはこちらのレノベイティングカラー補修クリームです。以前バッグの角の色落ちが気になった時に使ってみたいのですが、綺麗に補色ができました。アクリル絵の具みたいな使い方ができるというのが特徴のクリームです。
長い名前ですが、レノベイティングカラー補修クリームの特徴はこちらの5つ。

 

  1. 発色が良い
  2. 定着性が良い
  3. 調色ができる
  4. 水に強い
  5. 肌や洋服に触れても色移りしない

 

 

 

簡単にご紹介してまいりますが、その前に。

 

革靴の補色なら

カラー補修クリームという名前ですが、普段革靴のお手入れをしていなくて靴全体の色が抜けてしまっているという場合は、この補修クリームではなく革靴専用のクリームをお使いください。

 

この補修クリームは幕を作るので、革靴全体に塗るのは適さない商品です。クリームやローションなどで普段から革靴に栄養補給をされていれば、色落ちすることもありませんので、是非革靴用のクリームやローションを持っておいていただくことをおすすめします。

 

普段の革靴のお手入れはこちらの記事でご紹介しています。

初心者でも簡単な靴磨きのやり方【手順・革靴手入れ・クリーム仕上げ・おすすめの道具】
...

 

今回は傷補修のやり方としてご紹介をしていますが、正直ちょっとしたすり傷程度であれば革と同じ色のクリームで補色をすれば全然問題ないのです。しかしゴリッと深めの傷が入ってしまった場合、傷口は銀面が削れてしまっているため、そこから水分や油分を染み込みやすくなっており、色の薄い革であればその周辺の色が若干濃くなってしまうこともあります。

 

 

1. 発色が良い

レノベイティングカラー補修クリームの色数は40種類以上。
紳士靴よりも淡い色の多い婦人靴にも対応できるような色数と発色良さが魅力です。

 

現在の価格は1,430円(税込)です

 

2. 定着性が良い

フランスのカーディーラーで使われていたりとか、国内でも駅中に店舗を構えるミスターミニットさんで使われていたりとか、クリームの定着性の効果が認められています。
他の安価なクリームを使っていた修理屋さんがレノベイティング補修クリームに変えたら、修理後のクレームが減ったという事例もあるようです。というように他の同類クリームと比べるとちょっと高い商品ですが、長持ちする効果が高いようです。

 

3. 調色ができる

アクリル絵の具と申し上げましたが、絵の具のように調色できることも特徴です。
調色とは文字の通り、色の調合ができることです。色と色を混ぜ合わせることもできるし、白のクリーム(専用のうすめ剤)で色を薄めることもできます。
今回も専用のうすめ剤を使った例をご紹介していきます。

 

4. 水に強い

アクリル絵の具のようだと申し上げましたがその通りで、水に強いのが特徴です。
なので革靴にも使えますが、それ以外のバッグやジャケット家具など、革製品全般に使えるのが強みです。

 

5. 肌や洋服に触れても色移りしない

水に強いというところでもご紹介しましたが、水に濡れても色落ちしたり洋服に色移りしたりすることがありません。
なので、革靴以外の革製品全般に使えるのが大きなメリットです。(バッグに使ってみた記事はこちら

 

 

革靴傷修理のやり方

実際に使ってまいりましょう。
革靴に深い傷がつくことがあまりないので、今回は心を鬼にしてお気に入りの革靴に傷を入れました。まぁ、これもこの靴とのひとつの思い出。

 

  1. 色を混ぜる(必要に応じて)
  2. クリームを塗る
  3. クリームやワックスで仕上げる

 

とっても簡単です。
今回はダークブラウンとうすめ剤の2つを購入しました。
ダークブラウンのだと濃すぎるのはわかっていましたが、うすめ剤を使いたかったので、あえて濃い色の茶色を選びました。

 

1. 色を混ぜる(必要に応じて)

 

クリームはフタの反対側に突起があるので、その突起をチューブ側にフタを閉めると穴が空きます。
チューブからクリームを出したら、そのまま塗ります。

 

 

革靴ではなくバッグなどに塗る場合、色を混ぜるのであればちょっと多めにクリームを出して色を混ぜましょう。革靴の傷であれば範囲が狭いのでクリームは少量で済みますが、バッグや家具などの場合は範囲が広いことが想定されるので、後からクリームを追加すると色が変わってしまう場合があります。

 

2. クリームを塗る

 

傷口や補色をしたい場所に指で少量塗り伸ばせばそれで十分です。傷が深い場合は紙やすりで少しだけ表面を平らにしてあげても良いでしょう。それほど凹凸がなければしなくても大丈夫です。

 

レノベイティングカラー補修クリームを多く塗りすぎるとムラになったりクリームがポロポロと落ちてしまうこともあります。あくまで少量を薄く塗り重ねるようなイメージで重ねていきましょう。

 

指で塗っても擦ったり洗ったりすれば簡単に落ちます。染料などで補色をする場合は色が指に残りますが、このクリームは残りませんので使いやすいです。広範囲に塗る場合は筆などを使ってもよいでしょうけど、塗る量が多くなってしまうことも予想されますので、少量を心がけていただくとキレイに仕上がると思います。

 

3. クリームやワックスで仕上げる

 

ワックスを乗せて少しツヤを出すと、こんな仕上がりになりました!傷は全然目立たなくなりました。

 

レノベイティング補修クリームを塗った箇所は多少マットな仕上がりになります。革靴の場合は必要に応じてクリームやワックスで普段のお手入れをしてあげると、より自然な仕上がりになります。
しかし、バッグや家具の場合はクリームの色が色移りする可能性もあるので、クリームやワックスでのお手入れは革靴にお使いの場合のみで大丈夫です。

 

 

動画でもご紹介していますので、文章を読むのが面倒だという方は是非動画も参考にしてみてください。ここまで読ませておいてなんですが。

 

 

動画内でも割とキレイに仕上がってます。我ながらいい仕事した!

 

 

 

最後に

とっても簡単でした。
革靴においては傷もひとつの味ではありますが、補修してあげることでより愛着も増すと思います。簡単ですので是非試してみてください。

 

 

うすめ用はこちらです。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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