先日、こんな記事を書かせていただきましたが、ひとつ心配事がございます。
仮に足の小さい僕がイギリスに行ったとしたら…そもそも僕の足に合うサイズの靴はあるのでしょうか?
というわけでイギリスの革靴ブランドに直接メールをして聞いてみました。
返信が帰って来なかったブランドもあれば、ウェブサイトのフォームからメールが送れなかったブランドもありましたたが、今回サイズに関する質問をしたブランドはこちらです。
・Edward Green
・Crocket & Jones
・John Lobb
・Foster & Son
・George Cleverley
・Gaziano Gerling
・Church’s(メール送れなかった)
・Cheaney
・Barker
・Grenson
・Alfred Sargent
・Henry Maxwell(メール送れなかった)
・Loake
ほんとにただ聞いただけの記事ですが、よければお付き合いください!
メールの内容
送ったメールはこんな感じです。
僕の英検2級の腕前はどこまで通用するのでしょうか。笑
[ご担当者さま]Hello, My name is Kusumi and live in Japan.
I’m a man who really love leather shoes.
[平素から大変お世話になっております。日本に住む革靴大好きブロガーのくすみと申します。]
I’m planning to visit England and want to buy your shoes, probly in June or July.
[突然ではございますが、6月か7月に貴国にお伺いし、貴ブランドのお靴を購入させていただきたいと考えております。]
Do you have 5 or 5.5 size shoes for my small feet?
I’m just concerning that.
[そこで懸念しておりますのは、ワタクシの小さな足に合う5、もしくは5.5のサイズの靴のお取り扱いがあるかということです。]
If you tell me that in advance, I would be so glad.
I’m looking forward to your reply.
[その件につきまして事前にご連絡いただけますと幸いです。ご返信お待ち申し上げております。]
Excuse my poor English.
[拙い英語にて大変失礼いたしました。]
Thank you.
Kusumi
[何卒よろしくお願い申し上げます。くすみ]
返信来ました
どうやら僕の英語でも通用したみたいです。
コミュニケーションは文法じゃない。ハートだろ?ハート。
とりあえず、サイズについては表にまとめましたのでこちらをご覧ください。
Edward Green | 5〜 |
Crocket & Jones | 5.5は確実 |
John Lobb | 返信無し |
Foster & Son | 5〜 |
George Cleverley | 6〜 |
Gaziano Gerling | 6〜 |
Cheaney | 5〜 |
Barker | 5〜 |
Grenson | 5〜 |
Alfred Sargent | 5〜 |
Loake | 6〜 |
ちなみにですが、日本には小さいサイズも入ってきてるので、現地のショップにはないけど日本では5みたいな小さいサイズを購入できる、ということもあります。
こちらの表ではガジアーノガーリングは6〜となっていますが、日本には既製靴でもそれ以下のサイズもあるようです。
Edward Green
グリーンの返信はこちらです。
[5とか5.5はサイズとしてはあるけど、その6月7月にそのサイズがあるか事前に電話した方がいいかもね。店にあればチャージはないけど、店に無ければ約3ヶ月と追加チャージ265ポンドで作ることもできるよ。]If we can be of any further assistance please do not hesitate to get back to us so we can assist further.
Kind Regards,
[他にもなんかあったら気軽に聞いてよ!よろしくね!]
出典:amazon
僕の訳、こんな感じであってますか?笑
4万弱の追加チャージでany style upも作れるよって書いてありますが、店になければ作ってくれるってことなんでしょうか?
現地価格はいくらなんだろう…。その辺りも気になりますが。
ちなみに、2019年4月28日現在のポンド円のレートは、ポンド = 144.11円となっています。
あと、Best Regards とか Kind Regards って英語の授業で習った気がしますね!勉強になりました!
Crocket & Jones
クロケットの返信はこちら。
They are open on Friday afternoon and Saturday mornings, and the only way to know what they have is to visit them.
[あ、ノーザンプトンのファクトリーストアは電話とかメールとか繋がんないよ?金曜午後と土曜朝やってるけど、実際現地に行ってみないと在庫がどれだけあるか、わかんないんだよね。]I believe a 5.5E/6E would be your UK size. It is of course better to try on to be sure.
[5.5とか6が君の足に合ってんじゃない?まぁ、履いてみなよ。]
Best Regards,
[よろしくね!]
出典:amazon
クロケに関しては、ノーザンプトンのファクトリーストアにも行きたいんですってメールに書きました。
それに関しても返信をくれたみたいです。
多分5とか5.5もサイズあると思います。
John Lobb
ジョンロブはまだ返信ありません。
僕は諦めずに待ち続けようと思います!
出典:amazon
Foster & Son
フォスター&サンの返信はこちら。
[今、5の靴は1足しかないけど、店に来てもらえれば新商品があるかもね!]
ということみたいです。
フォスターは必ず買って帰りたいブランドのひとつでもあるので、絶対に行こうと思ってます。
ジャーミンストリートにあるみたいですね。
George Cleverley
ジョージクレバリーの返信はこちら。
[残念!既製靴の一番小さいのはUK6なんだよね!でも店にあるどのモデルの靴でも5とか5.5で作ってあげることはできるよ!]
ちなみに、アンソニークレバリーのウェブサイトは見つけられなかったので、メールは送ってません。
ロンドンに店舗あるのかな…?
Gaziano & Gerling
ガジアーノガーリングの返信はこちら。
I’m afraid we won’t have anything in stock for you as our smallest size in stock is 6E.
[店に来てくれるのは嬉しんだけど、一番小さいサイズは6Eなんだよね。]But you could still visit us in order to get fitted and see what exact size you are with G&G. After that you’ll be able to order with us either RTW or MTO.
[でも君の足がGGのどのサイズなのかみてあげるから、店には来なよ!そしたらさ、既製靴でもあつらえ靴でも作ってあげるから!]
先日のガジアーノを磨く会にて
Cheaney
チーニーの返信はこちら。
[スピタルフィールズにあるお店には黒の Alfred という5と5.5の靴あるよ。]
Our Covent garden store is showing they have a size 5 in a shoe called Lime
[コベントガーデンのお店だと、Lime という5の靴あるよ。]
Unfortunately, that’s all I can see at the moment. Our stores usually start at a men’s UK6. I do deal with Japanese customers a lot and we have recently made 3 pairs of Cheaney’s for a customer with UK5 size feet. Unfortunately, these are classed as ‘made to order’ orders and are the original RRP of the shoe plus a £250 charge. We can make many of our shoes in a 5 or 5.5 but it would be the RRP plus £250 which I know is an expensive way to have shoes made.
[どなたか翻訳してください。]
出典:amazon
こうやってモデル名まで案内してくれるの、すごい親切ですよね。
もしかすると7月には残ってないかもしれませんが、嬉しい話です。
Barker
バーカーの返信はこちら。
[メールありがと。5と5.5あるよ。]We will have our next Sale in July.
[7月にセールもするよ。]
出典:amazon
7月にセールするんですって!笑
いいこと聞いちゃった。
Grenson
グレンソンの返信はこちら。
[5と5.5は作ってるけど、6月7月にどの靴があるかわかんないんだよね。ごめんけど。]You can get in touch a couple of days before and we can confirm for you.
[数日前に連絡くれたらご案内できるよ。]
出典:amazon
Alfred Sargent
アルフレッドサージェントの返信はこちら。
[遅くなってごめんね。]Although I would be pleased to me with you during your visit in the summer, we have very little to offer in your size, sorry.
[夏に来てくれるのは嬉しいんだけど、小さいサイズはほとんどないんだよね。]
I have attached the images of the only styles I have available in 5-5½, these are factory seconds, otherwise I’m unable to help. Prices are as follows:
Stye: Description: Fault: Price:
20124 Black calf cap oxford Leather Quality £190
20702 Brown calf cap oxford Nail at seat £220
20724 Black calf brogue oxford Leather Quality £220
[工場のリジェクト品だったら5、5.5の靴はこれだけあるよ。(*1)値段と画像添付するからね。]
I have also attached an image (for reference only) of a grain chukka boot which is also available in size 5½, priced at £210. These are an end of line production and have no faults.
These prices are inclusive of UK VAT and based on collection only.
[5.5 シボ革のチャッカブーツも添付するよ。こっちはリジャクトじゃないよ。(*2)税込で210ポンドだよ。]
For reference, we do not have a factory shop and will only be able to accept visitor appointments Monday to Friday and this is subject to availability of our show room.
[ファクトリーショップはないんだけど、ショールームは月曜から金曜で受け付けてるよ。]
(*1)factory second:B級品、リジェクト品
(*2)VAT [Value-Added Tax]: 付加価値勢
サージェントの方、とっても親切で添付で何枚も画像を送ってくれました。
キズも現地でよく見て判断したいところですが、リジェクトでもそうでなくても、220ポンドは安い!
サージェントの靴も是非拝見してみたいところです。
Loake
ロークの返信はこちら。
Our shoes tend to start from a UK size 6. However, we sell feelings, not sizes and therefore, would highly recommend you visit one of our stores for fitting during you time in England.
[メールありがと。うちの靴は6からなんだよね。でもイギリスにいる間、よかったらフィッティングにおいでよ。]
最後に
ご覧いただくとわかると思いますが、どのブランドもとっても親切なんですよね。
写真撮って送ってくれるところもあるし、載せてないけど「他にもわかんないことあったら聞いてね?」みたいなスタンスの返信がすごく多かったです。
とっても好感を持ちました!
あと、税理士さんにちょっと教えてもらったんですが、例え手持ちであって多額の商品を持ち帰ろうとすると、もしかしたら税関で税がかけられてしまうこともあるみたいです。(関税と同じ税率で)
そこは注意したいところですが、どれくらい靴買ったら税をかけられるかがわからないので、注意しようにも…という感じはありますね。
今回はとりあえず思いつく限りのブランドに聞いてみましたが、あとはどこにどのブランドのお店があるのか調べておかなきゃいけないのと、
他にも、
・期限切れパスポートの更新
・航空券
・どういう順番でまわるか
・宿
・現地でのWi-Fiとか電話環境
・電源って変圧器とかいるんだっけ?
・靴の他に見たいもの(観光含む)
・日本食が恋しくなったらどうするか
このあたりもイマジネーションを巡らせてみようと思っています。
ちなみに、有楽町のパスポートセンターは日曜もやってますが、受け取りだけみたいです。(今朝電話してよかった笑)
更新の受付はGW明けの5/7から!
よければ参考にしてみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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We can make many of our shoes in a 5 or
いつもブログ、インスタを楽しく拝見しています!
イベントにも参加したいと思いながら、大阪在住なのでなかなか叶わず…。
英語の翻訳という形で、微力ながらお手伝いいたします!
以下訳(意訳した部分もあり)
残念ながら、現在確認できるのはこれがすべてです。私たちはUK6から作り始める(ので、UK5, 5.5はありません)。よく日本のお客さんの対応をしますが、最近3人のお客さんにuk5の靴を作りました。しかし、それらはMTOなので通常の金額に追加で£250かかります。多くのモデルは5や5.5サイズで作れますが、通常の金額に£250追加でかかってしまうので、靴を作るには割高だと思います。
以上です!
norisan31_shoesさま、コメントありがとうございます!
嬉しいです!お店を探すのは大変でしたが、やってることは決して難しいことではないので、同じようなイベントを東京以外の地域でも開催されることを願っています!
わかりやすい翻訳もありがとうございます!
そういうことだったんですね。残念ながら、やはり小さいサイズはそもそも数が少ないようですね。
あとは、他のブランドも含めて気に入ったモデルが現地で見つかるかというところと、予算がいくらかというところですね。でも追加チャージが250ポンドは安い気がします!
7月まで貧乏生活、頑張ります!笑
これだけお問い合わせされるとは、すごいです!無事渡英されて丁度よいものが見つかるとよいですね。
クロケット、ファクトリーに何回電話したも繋がらないと思っていたのですが、そういうことだったのですね。参考になりました、ありがとうございます。
ちなみに、アンソニークレバリーはジョージクレバリーのお店の中に置いてあるので、サイズ展開もジョージクレバリーと同じかもしれません。
kaisei_yaさま、コメントありがとうございます!
いえいえ、コンタクトフォームを探したり、メールアドレスを見つけて、メール本文をコピペするだけでしたので、大したことありませんよ!
アンソニークレバリーの情報はとっても助かります!てっきりお店も別なのかと思い込んでいました。笑
その辺りも現地で取材をしてこようと思います!
ありがとうございました!
いつも楽しく拝見してます。これだけのブランドに直接問い合わせる熱意が凄いですね。
ロンドン在住ですが、時折ノーザンプトンのファクトリーに行きます。ちょっと敷居が高い市内の店に比べて、価格と自由履ける点が良いです。ファクトリーで品揃えが充実してるのは、クロケットですが、そこでもサイズが、6以下となるとかなり少なくなってきます(ライバルも少ないかも)。アウトレット価格は最近少し値上がりして200ポンド辺りのようです。確か免税も使えたはずですので、掘り出し物があれば、お得と思います。
Hideさま、コメントありがとうございます!
現地在住の方のアドバイス、とっても参考になります!ありがとうございます!
もちろんノーザンプトンの工場めぐりもしたいと思っています!
6以下ですと品数も圧倒的に少ないと思いますが、おっしゃる通りブルーオーシャンであることを期待しています。笑
200ポンドは安いです!貴重な情報、ありがとうございました!
いつも楽しく拝見しております。
帰国時に合計金額が20万円を超える物品に関税がかかるもようです。
もしMTOされる際は、帰国時に別送品手続きをお忘れなく‼︎
手続きをされると、(同じく20万円を超えなければ)日本に輸入される際の関税が免除されますよ。
私もこの前、ロンドンでMTOをして、それを忘れたため、もう一足靴が買えそうなくらいの税金をお納めしました。笑
関税のお支払いなどについては、最寄りの税関の相談窓口に一度お問い合わせされると良いかと思います。別件でお電話した際に、丁寧に別送品手続きの事など教えてくださいましたよ。
あと、G&GのMTOは、パーフォレーションの追加/省略などに限らず、片足ずつのサイズ違いまで対応して頂けたので、試す価値ありかと思います‼︎
ご旅行楽しんで‼︎
haseさま、コメントありがとうございます!
何も調べないで渡英していたらえらいことになっていました!
その辺りしっかり調べてみたいと思います。おっしゃる通り、相談窓口で聞くのが一番いいですね!
今回は全て既製品の購入を考えていましたのでMTOの予算組んでいないのですが、GGも是非行きたいと思ってます!MTO羨ましいです!
貴重な情報ありがとうございました!!!
こんな楽しいサイトにめぐり合いとても嬉しいです。一昨日からGrensonが自社のネットショップで恒例の saleをはじめました。uk5,5.5サイズもまだ色々種類がありそうです。このセールは、送料25ポンドで送料関税まで全部込みになることが特徴かと思います。期間限定ですが、AmazonPayで払うと25ポンドも無料になるようです。
私はRーガルなら25cmなのでuk 6.5くらいですが、ウィズスがF だと7にサイズアップしてだいたい合っています。でも渡英されてたくさんの靴を試して買われるのが一番安心ですね。たくさん写真をアップしてくださいね。
むしむみさま、コメントありがとうございます!
そう言っていただけて何よりです!
ロブもセール始まってますね。26日に渡英しノーザンプトンからいろいろと見て回ろうと思います!
また写真と一緒にいろいろとご紹介してまいりますので、よろしければお付き合いくださいませ!
初めまして。
私もちょうど先月渡英してきまして、大好きな革靴を4足ほど購入してきました。
ノーザンプトンには行っていないのですが、主にJames Streetにある直営店周りをしてました。
もう渡英されているので、遅いのですがGeorge CleverlyはJames Streetから歩いて数分のOld Streetに店舗があります!
Naoさま、コメントありがとうございました。
いいですね!おめでとうございます!
はい、Googleで調べたらお店の位置すぐ出てきますね。
簡単な内容ですが George Cleverly のお店の取材もさせていただきましたので、そちらも是非ご覧になってみてください。