オピニオン音楽

A Shine On Your Shoes というジャズナンバー

靴磨きセット10選!の記事
オピニオン

 

あったかくなってまいりました。
最近は冬の季節にあまり履けなかったローファーを履いて出かける日々が続いていたのですが、つい先日僕にしては珍しく気合の入った鏡面磨きを纏ったお気に入りの紐靴を履いて出かけました。(そういう日に限ってガムを踏みましたが)

 

ローファーは鏡面磨きをしないのがほとんどで、つま先・かかとに気をつかいすぎない楽な履き方が魅力に感じているわけですが、その日の紐靴はお気に入りの靴だったこともあり、気合の入った鏡面も相まってかなりテンションが上がる足元でした。
履き心地を確かめつつ、しっかりしめたロウ引きの靴紐のキツさを味わいつつ、気分良く肩で風を切って街を闊歩しておったのですが、当然の事ながら歩いていると自分の足元は見えません。
信号で立ち止まって下を覗き込むもその時間は一瞬で、このツヤを纏ったお気に入りの靴を履く喜びを享受したいはずが、あれ?なんか物足りないぞと。

 

でもその眩しさのせいか、人通りの多い駅前で人の目線を足元に感じると「今、見てたな」なんて、過剰な自意識でもって悦に浸り、思わず足取りが軽くなる。そんなハッピーな人生を過ごしています。

 

 

“靴が輝いていれば”

とにかく何がお伝えしたいのかというとガムを踏むような不運があっても、どういうわけか足に合っていて綺麗な靴を履いていると、気分がいいということです。
不思議です。気に入ったものを身につけるというのは靴以外であっても気分が上がります。

 

そして、どういうわけかジャズのスタンダードナンバーには、恋愛模様を描いた曲が多いのです。
メジャーキー(長調)の一見ハッピーな曲でも、実は歌詞の内容はヤミヤミで妬み嫉みの滲み出るものばかりだったりするのですが、極々稀にこういうハッピーな曲もあったりします。
こちらです。

 

Jane Monheit – A Shine On Your Shoes

 

靴が輝いていれば、歌いたくなるような気持ちと共に心にメロディーが浮かぶ。
そうすれば、素晴らしい日がはじまる。

…みたいな、簡単な意訳ですがそんな感じです。

 

When there’s a shine on your shoes
There’s a melody in your heart
With a singable happy feeling
A wonderful way to start
To face the world every day
With a deedle-dum-dee-dah-dah
A little melody that is making
The worrying world go by

 

When you walk down the street
With a happy-go-lucky beat
You’ll find a lot in what I’m repeating
When there’s a shine on your shoes
There’s a melody in your heart
What a wonderful way to start the day!

 

happy-go-lucky beat という一節があります。
ダブルベースのピックアップイントロから4ビート、そしてドラムとピアノが入ってくる瞬間が、まさにその言葉を表していると思います。ギターソロものっけからイケイケです。個人的にはベースのピックアップであがる。
是非聞いてみてください。

 

 

気分が上げると決める

上のは、Jane Monheit という女性シンガー用のアレンジでしたが、Fred Astaire のミュージカルアレンジのものが有名みたいです。本家なのかなぁ。

 

Fred Astaire – A Shine On Your Shoes

 

 

この動画、日本語字幕が出るのでわかりやすくていいですね。

 

気分が下がっているときは、パリッとめかしこんで、タイもしめて、最後の仕上げは靴をピカピカに!みたいな歌詞から始まります。
確かに、綺麗な靴をお召しです。

 

靴磨き屋さんとアステアさんの2バースの掛け合いがおもしろいところ。
バンドワゴンという映画のワンシーンで、途中からどうしちゃったの?という瞬間がありますが、靴が綺麗だと楽しくて不思議なことが起こるかも!?みたいな世界観が1950年代当時の映像で表現されています。

 

楽しい人生を生きるためには、何より気分が良いというのが日々の生活においては大事なことだと思っているのですが、気分が落ちる時だってあるわけです。
そんな時は、気分が上がるように気持ちを切り替えたりとか、それができなければそうなるように行動をしよう、という話だと思うんです。
下がった気分を上げる決心をするというか、行動から変えていこうという、そんな考え方が素敵だなぁと思った次第です。

 

ギブヨーシュー エーイシャーン!

 

 

あのブランドのあの靴も…?

シャインで思い出しましたが、こちらもジャズのスタンダードナンバーである カムレイン・オア・カムシャイン [Come Rain or Come Shine] という曲は、降っても晴れても(つまりどんなことがあっても)あなたへの愛を貫き通します、みたいなゴリゴリの、なんならちょっと重めのラブソングとなっております。笑

 

Norah Jones – Come Rain or Come Shine

 

適当なこと書いたらいけませんが、スコッチグレインのシャインオアレインという名前は、ここから来てるのかな?なんて想像しています。
雨でも晴れでもあなたの歩行をサポートします、みたいな素敵なネーミングです。

 

 

とはいえ、髪もボサボサになって、スラックスのセンタープレスが薄くなって、洗濯も乾きづらい、そんな梅雨はやっぱり嫌いです。
でもこの憎き梅雨を経て日本のうまい米が育つわけですから、まぁうまいことできてますよね。世の中っちゅうやつは。

 

 

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