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デメリットばかりだったけど…革靴を素足で履いてみてわかった4つのメリット

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ちょっとキツめのサイズの靴を時間をかけて馴染ませてぴったりで履くのが好きなものでして、最初は靴下を履くと少し圧迫感があります
なので、今年はちょっと思い切って素足で靴を履いてみたんです。

 

文字にしてみるとすごいバカっぽいですね。笑

 

 

しばらく素足で革靴を履いてみた

 

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というわけでこの夏、僕はほとんど靴下を履かずに革靴を履いてきました。

 

今まではユニクロのフットカバー(短い靴下)を履いていましたが、洗濯のときに同じ色のフットカバーをペアを揃えるのが結構面倒だと思ってからというもの、履かなくてもいいんじゃね?となったというのも靴下を履かなくなった理由のひとつです。
文字にしてみるとこれもまたバカっぽいですね。笑

 

 

 

でも素足生活をはじめてしばらくしたとき、ふと気付いたんです。
あれ?素足の方が足にフィットしてる部分がよくわかる…!と。
正確には、普段より足を意識するようになる…!って感じでしょうか。

 

そのあたりも含めて素足で過ごした一夏の思ひ出を記していきたいと思います。決して素足を推奨していきたいわけではないので、その点ご理解くださいませ。

 

 

革靴を素足で履くデメリット

不思議とかかとの内側だけ当たる靴

 

個人的に感じてたデメリットはこんなとこでしょうか。
デメリットを伝えたいわけではないので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です!

 

  • 素足へのダメージがデカイ
  • 靴下履いてるときとサイズ感が変わる
  • 中底が汚れやすい
  • TPOを選ぶ(特に座敷での飲み会にはふさわしくない

 

 

一番のデメリットは素足の場合、足に直接当たる部分が靴擦れや痛くなりやすいことです。つまりダメージがデカイってことです。(一時期、両足合わせて4ヶ所にバンドエイド貼ってた日が数日ありました。)
しかしこれは、局所的に足に当たってる部分がどこなのかわかりやすいってことでもあるんですよね。そのへんは次にご紹介したいと思います。

 

ちなみに連日同じ靴を履くことはないのと、素足なので割とちゃんと足を洗うので、臭いや水虫に悩まされることはありませんが、靴の内側は素足の方が確実に汚れやすくはなると思います。中底に直接皮脂が付着するわけですからね。
そろそろ夏も終わるので靴の内側のお手入れもしようかな。汗の成分は革にはあまりよくないのでアルコールなどで拭いてあげるといいですね。靴の内側のお手入れはこちらの記事でご紹介しています。

 

 

 

でもそんな話がしたいんじゃないんです。
痛いとか汚いとか汚れるとか、それを承知でやってみたって話です!

 

 

革靴を素足で履くメリット

 

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お伝えしたいのはこっち。素足で履いてみてわかったことが

  • フィット『してる・していない』がよくわかる
  • 足が前滑りしない
  • 履く時に靴下が寄らない(重要じゃない
  • 意外にムレない

 

革靴を素足で履くメリットもご紹介させてください。
メリットというか、わかったこととか気付いたことって言った方が正しいかもしれません。

 

フィット『してる・していない』がよくわかる

足って普段そんなに意識しないので、どこがどれくらいフィットしているかはすごく集中しないとわかりません。
でも素足だとフィットしてるかどうかをいつも以上に意識するようになる気がします。

 

感覚を研ぎ澄ませるというか…。笑
そう、意識することが大事だと思うんですよね!

 

部分的に当たる部分がわかる

例えば、靴の甲の部分って屈曲して履きジワになりますね。歩く度にその屈曲した部分が足に当たったりするじゃないですか。
それが靴下を履いていると「なんとなく当たるなぁ…」だったのが、素足になった途端「人差し指だけに当たるなぁ…」に変わったりするわけです。

 

これはつまり、僕の足に対して靴のウィズが小さいことによって、指が横方向に圧迫され指が一本浮いてしまっているってことなんですね。

 

あとは、靴下を履いていないときの方が指が動かしやすいので、靴によって指がどれくらいキツく締め付けられているかも判断できますね。

 

 

局所的に当たっている部分もわかりやすくなるだけでなく、足に対して靴のどの部分が合ってないのかがよくわかるようになります。
あと、おもしろかったのは靴下を履いてるときはわからなかったんですが、靴によってはかかとの内側だけが当たって、外側はあまり当たらないものもありました。

 

痛いところは何かしらの無理が生じているはずなので、内側にもクリームやローションを塗ってゆっくり馴染ませていくしかなさそうですね。(革の柔軟剤の記事はこちら

 

左右差もわかる

あとは、例えば左右でどちらかだけが痛くなる、みたいなこともあります。

  • 右足だけくるぶしの下が妙に当たる
  • 左足小指の付け根の骨だけいつも痛くなる
  • 左足の足の裏側(指の付け根部分)だけ痛くなる

 

とかとか…。
これは僕の例ですが、こんな漢字で足の左右差に気付きやすくなります。

 

まぁ、明らかに痛い場合は靴下履いてる履いてないはそもそも関係ないこともありますが。笑

 

足が前滑りしない

時に革靴が伸びる、もしくは底が沈み込んで、靴がゆるく感じることがあります。
そうなるとどうしても靴の中で足が動いてしまうことがあります。特に靴下を履いてると滑りやすくなりますが、素足だと足が滑ることがありません。

 

この足が滑って前にいってしまうこと前滑りなんて言ったりしますが、それがありません。滑るとどうしても足に力が入ってしまうので、足が余計に疲れたり汗をかいてしまうことがあるんです。
それがなく足に靴が吸い付いてくる感覚は悪くないですね。案外気持ちいものです。

 

履く時に靴下が寄らない

キツめ、もしくはジャストフィットな靴を履くときって靴下が、履き口で寄ってしまうことありますよね?
あれ嫌なんですが、素足だとそれが起こりません。笑

 

それだけ。
ほんとそれだけです。

 

それと、意外にムレない

あと、案外そんなにムレません。笑
実は革って案外吸水性・透湿性が高いんです。

 

夏は、履き口の広いローファーばっかり履いたので、ムレが解消できたというのはあるかもしれません。しかし、内羽根の紐靴でもそんなにすごく蒸れて気持ちが悪いとは思いませんでした。個人差があるかもしれないので別におすすめはしませんが、僕は案外快適に履けました。
あと、かかともそんなに高くない靴の方が素足に近い感覚で履ける気がします。ただ、紐靴の方がやっぱり足を包んでくれる安心感と安定感がありますよね。

 

ただ、表面に樹脂加工がされているガラスレザーや、靴の中敷の下にスポンジなどが敷かれているものは、案外革が汗を吸ってくれないです。
そういう違いがわかったのもおもしろい発見でした。

 

 

最後に

 

結局何が言いたかったのかと申しますと、素足で靴を履くことで普段より足を意識するようになったと、そういうことです。

 

あと、この靴は自分の足幅より小さい…つまり次はその靴より幅の広い靴を選んだ方が快適に履けるかなとか。そういう判断基準になったりもしますよね。
なんかそういうのの積み重ねで、靴選びの精度が上がっていくんだろうなぁと思いつつ、それと同時に既製の靴は合わないものが多いなぁということがわかるようにもなります。笑

 

 

 

痛く、そして辛い実験となりました。
一夏の思ひ出。

 

あまりおすすめはしません。笑
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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