シューケアグッズの販売をしている株式会社コロンブスの企画部の方におもしろいお話を伺いました。
『面接官は面接を受ける人のどこを見ていますか?』
という調査。
これはコロンブスが行った調査で、様々な企業の面接官にアンケートを実施したものです。
順位 | 面接官が見ているところ |
1位 | 表情 |
2位 | 姿勢 |
3位 | 靴 |
4位 | 髪型 |
5位 | スーツ |
6位 | ネクタイ |
7位 | ワイシャツ |
8位 | 声 |
9位 | 眼力 |
10位 | 話し方 |
企業名や具体的な数字などは公表できないのですが、このアンケート結果、どう思いますか?
靴はスーツやシャツの上
まず、1位の表情や2位の姿勢はわかりますね。
暗い表情で姿勢の悪い人を採用したいとは思わないでしょう。この結果は当然納得です。
声や話し方が8位や10位なのは、個人的には意外です。
僕が就活したときのことなんて覚えてないし、最近の就活事情も知らないので何とも言えないのですが、話し方ってその人が表れる部分だと思うんですが、いかがでしょう…
さて、大事なのはここからです。
スーツやシャツ、髪型などよりも『靴』の方が見られているということです。
就活生の場合、ほとんどと言っていいほどリクルートスーツを着ますね。
僕もそうでした。
みんなが似た格好だから、余計に靴を見られることが多いのかなぁなんて思ったりもします。さらに、最近のスーツって細身で裾も長すぎないものが主流じゃないですか。なので、足元って結構見えると思うんです。
だから就活をされている方は、今履いている靴を一度見直してみてはいかがでしょうか?
すでに靴を綺麗にされてるのであれば何も問題はありませんが、そうではない方…。ご自分の靴大丈夫ですか?
しっかり靴磨きをしてください!と言うとハードルが高いと思われるかもしれません。
でも、汚れやホコリを落とすだけでもかなり印象が変わるので、それくらいはやってみてほしいです。
まずはとにかく、靴が見られているということを認識してもらえたらと思っています。
話し方や表情はつくることは可能ですが、その人の素の部分ってふとした時に出てしまうものです。
でも逆に靴や髪型って自分で整えることができますね。
もし、少しでも靴綺麗にしてみようかなって思ったら、最低限の道具でできる靴磨きもありますので、是非チャレンジしてみてください。(最低限の道具でできる靴磨き)
もし僕が面接官だったら
もし自分が面接官だったとしたら、こんなことも思います。
みんなが同じスーツを着てるから外見に惑わされないというか、その人の表面的な部分でなく話し方や表情など、その人の内面にフォーカスしやすいかもしれないと。
それこそ僕が就活をしているときは、みんな同じ格好で窮屈だなぁとか、日本の就活という文化にすごく違和感を感じていました。
就職氷河期でうまく行ってなかったこともあって、個性を殺すなとか、リクルートスーツしょーもな、とかそんなことを思ってました。笑
でも、僕がうまくいかなかったのはそういう傲慢な気持ちが出てたからなんじゃないかって思ってます。
面接官が何を考えているかなんて考えたことなかったもん。笑
この会社はどんな人を採用したいんだろうとか、この面接官はどんな話がどんな話が聞きたいんだろうとか。相手のことなんて考えてる余裕なかった!まぁなかった。笑
関西から新幹線で東京行くだけで精一杯でした。
身だしなみって言葉は、もしかすると服装とか見た目とかそういうもの以外にも、相手を思う気持ちという要素があるかもしれませんね。
人の家に入るのに、泥だらけの靴でお邪魔するのってどうなの?って話です。
泥だらけって言うとかなり極端ですが、そういうところにも気をつかえることって意外と大切なんだろうなってようやくこの歳になって思います。
最後に
子どもたちの65%が、将来、今は存在しない職業に就くと言われています。(参考:子どもたちの65%は将来今ない職業ににつく!?)
そんな変化の多い世の中なので、若い人に我々の価値観を押し付けることもせず、我々自身も柔軟な選択ができるように若い方々から学んでいきたいと思う所存です。
10年前に就活をした僕らの年代と、今就活をしている年代とは価値観も違うはず。
30代の僕も、これからの時代を作っていく若い方の価値観を知る必要があるなぁと思っています。
時代はどんどん変わっていくけど、面接官側の人たちが靴を見ているということは事実なんですよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
そして、情報をご提供いただいたコロンブスさん、ありがとうございました。