銀座のオーダースーツ店で仮縫いの試着をしてきました【MICHELE&Shin】

 

先日、こちらの記事でご紹介したオーダースーツ。
その仮縫いが仕上がったとご連絡いただきました。

 

仮縫いの日程を決め、銀座のテーラーMICHELE&Shin(ミケーレアンドシン)さんにお邪魔してきました。

 

 

 

出来上がった仮縫いスーツを試着させていただき、サイズ調整をしてもらいます!
MICHELE&Shinさんの安さの秘密などもお聞きしてきたので、よければお付き合いください。

 

 

仮縫いスーツを糸で調整

 

まずはパンツ!
ご覧の通りハイウエストでゆったりめなパンツになっています。
全体的に細すぎず太すぎず、長すぎず短すぎずというクラシックなスタイルにしていただきます。

 

少し大きい部分があったので、太もも周りや丈の長さを調整してもらいます。

 

ささっと手際よくやるというよりは、かなり慎重に。
後ろ側を少しつまんでは、全体のバランスを見る。つまんでは見る、というかなり丁寧な作業です!

 

 

松本さんの目も真剣です。僕も緊張感を隠せません!

 

 

今って、かなり細身のスーツが流行ってますよね。
僕もそれに憧れていくつか細身のスーツを持っていますが、ゆったりしたスーツがこれからの流行りだということで「是非こうしましょう!」という松本さんに基本お任せするようにします。

 

完成したものはタックが入るので、さらに腰回りがゆったりしてくるようです。

 

上着(ジャケット)の仮縫い

 

次にジャケット。
羽織らせてもらうと、まずは腕周りから肩周りへのフィット感に驚きます!

 

 

 

 

袖の長さも少し長めだったので、微調整していただきます。
この時ユニクロのシャツ(スリムフィット・XS)を着ていましたが、これだと少し袖の丈が短いようでした。
なので、もう少し長さのあるシャツを想定して、その丈と同じくらいの丈の長さに調整していただきます。

 

 

最近の若い人向けのスーツって細身でさらに丈も短めのものが多いですね。
こちらもパンツと同様で、長すぎず短すぎず。

 

クラシックなジャケットだと、丈は結構長めにつくることが多いのですが、その長さにしてしまうとちょっとおじさん臭くなってしまうため、そのクラシックな丈の長さよりも少しだけ短めに調整してもらう感じです。

 

 

 

また、後ろ側の腰の部分の切れ目を『ペント』と呼ぶのですが、その部分もかなり上の方まで切り込みが入っている印象でした。
僕は量販店で売ってる若者向けの細身スーツしか見たことがなかったので、細かい作りの違いに新鮮さを感じます。

 

ラペルの幅決め

次に、前回もご紹介した『ラペル』と呼ばれる胸の折り返し部分の幅を決めていきます。
これもまた細かい作業で、全体のバランスを見ながら慎重に幅を決めていきます。

 

 

 

場所を決めたら赤い糸で仕上がりの線を引いていきます。
通常こちらのラインは真っ直ぐなものが多いのですが、ミラノだとこう言った曲線を描くラペルが主流なのだそうです。
これもハンドメイドだから実現できる贅沢な仕様なんですね。

 

 

 

こういう細かい作業を調整してくれるところがオーダースーツの醍醐味なんでしょうね。

 

体に合う部分とそうでない部分

若い頃にパターンオーダーで作ったスーツがありますが、生地を選んで、裏地を決めて、ポケットの種類を決めて、ボタンを決めて、あとは丈を決めて…というものでした。
もちろん値段も違うので、仮縫いがないのは当たり前なんですが、仕様を決めたらバシッとその通りに上がってくる。そんなイメージでした。

 

しかし、僕の要望通りなので何の問題ないんですが、細身で作ったので斜めから見ると体の薄さが顕著になり、すごく貧弱に見えます!笑

 

 

でも本来は、体に沿わせる部分とそうでない部分をうまく使い分けることによって、カッコよく見せることができるのだそうです。

 

 

 

例えばウエスト周り。
太っている方がサイズピッタリでつくってしまうと、ちょっとみっともないですね。なので、ウエスト周りには少し余裕を持たせます。
逆に僕みたいな貧弱な人の場合は、ウエスト周りに少し余裕を持たせることで、その貧弱さをあらわにしないというか、少しガッチリした体型に見せることができますね。

 

また、胸回りとか腰回りは割とピッタリでつくる。
あと、腕の付け根部分もピッタリでつくることが多いのだそうです。

 

こういう細部のバランスをその人の体型に合わせて丁寧に調整してくれるのがオーダースーツなんだということが、とってもよくわかりました!

そう、バランスを見ながら慎重に慎重に作業をされていたので、それがよくわかりました。

 

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初心者は白シャツ&無地の紺タイ

 

このスーツに合わせるシャツとネクタイって、どんなのがいいですか?って質問しました。

 

そしたら、最初は白のシャツに、無地の紺ネクタイ。
という僕にとっても非常にわかりやすい組み合わせを提案してもらいました。

 

それなら僕でも合わせやすいので安心です!
ゆくゆくはもう少しいろんな組み合わせに挑戦したいですが、着る機会もそれほど多くないでしょうから、基本だけ抑えておけばいいでしょう!(逃げ腰

 

 

シャツの襟の形もいろいろあるじゃないですか?
それも流行り廃りがあるらしんですが、好きなものでいいそうです。というのは、このジャケットにはこの襟っていうのはないそうですね。

 

イタリアの人は、みなさんそれぞれお好きなものを着られてるみたいです。

 

 

オーダーなのにここまで安い理由

 

先日注文した時の記事を書いたら割とすぐに2chにリンクが貼られて、この店大丈夫なの?安すぎない?みたいなことになってました。笑

 

前回も書いたんですが、普通は30万円程度するフルハンドメイドのオーダースーツ。
MICHELE&Shinさんでは、18万円程度でお願いできるわけです!
それは確かに安すぎる。不安に思われるのもわかります。笑

 

 

なので、簡単ではありますが何故ここまで安いのか、というところを簡単にご紹介させていただきます。

 

・自社工房
・自社買付

この2つがこのお値段を実現できる理由です。

 

例えば、ゼニアみたいな有名なブランド生地だと、商社 → 問屋 → テーラー(販売店)と、いくつもの会社が間に入るので高くなってしまいます。
そう言った生地の単価は、だいたい 2万円/m 程度、高くて 5万円/m 程度になります。(/m:メートルあたり)

 

しかし、MICHELE&Shinさんであれば、申し上げた通り自社工房・自社買付をされているので、商社や問屋が間に入りません。
また、イタリアに工房があるので、生地自体を輸送する必要がなく、関税がかからないのも安さの理由です。

 

 

また、イタリアの工房も生地持ち込んで縫ってもらうだけであれば、結構いい工房で €1,000 ほど。地域によっては €500 のところもあるそうです。
なので、€1 = ¥130とすると、縫うだけであれば13万円程度で1着仕上がるというわけです。

 

さらに、今回のように仮縫いが仕上がったら国際宅急便を使うわけですが、何着かまとめて送るので輸送コストもそこそこ抑えられるということなんですね。

 

 

なので、送料や生地代などを考えると、18万円でイタリアのフルハンドメイドスーツが作れる、というのはとても妥当な金額であることがよくわかります。
こんな詳しく教えてくれて、大丈夫なんでしょうか?笑

 

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裏話

 

普通のスーツ屋さんで取り扱ってる生地って、基本的には裏表が決まってるんですね。

 

しかし、MICHELE&Shinさんの場合は直接買い付けされたちょっと特殊な生地なので、裏側の起毛している面も使うことができてしまいます。今回僕はその起毛している裏側で作ってもらうことになっていました。

 

なので、本来はどちらの面を使用するか工房に指示する必要はないのですが、今回はそれを忘れてしまっていたため、表側で仮縫いされたものが上がってきてしまったようでした。笑

 

 

左:誤、右:正

 

左は左でさらっとしていていいんですが、右はやはり素材感があってすごく素敵です。

 

1ヶ月後と言われていた仮縫いが遅れたわけではないので、僕にとっては何も害もありませんでした。
でもそれを惜しげもなくお話してくれる、松本さん。笑

 

 

前回の記事でも一番お伝えしたい内容だったんですけど、僕みたいな素人にもいろいろ親切に教えてくださるし、お店の方はとにかく気さくなのですごく居心地がいいんです。

 

この日、お店にいたのは2時間程度ですが、1時間以上はお話したり写真を撮ったりする時間でした。笑

 

 

最後に

 

もうひとつお話を伺っていて素敵だなぁと思ったこと。

 

若いお客さんがお仕事できるスーツを探して来店されたとき、お仕事で着るスーツならもったいないから耐久性があってリーズナブルな量販店のスーツ屋さんをおすすめされたそうなんです。
そのお客さんもすごく素直で、その量販店でMICHELE&Shinさんにおすすめされて来ました!と言ってスーツを買われたそうですが、その後その量販店の方がどこかのイベントでMICHELE&Shinさんにご挨拶に来られたそうです。

 

ちなみに、MICHELE&Shinさんのお店の向かいにはオーダースーツのBIGVISIONというお店があるんですが、そこの店員さんとも仲が良いのだそうです。
同業であるにも関わらずです。

 

すごくいい話。
このお店の素敵なところはこういうところでもあるんですよねぇ。

 

 

 

だから何が言いたいかというと、本場イタリアのハンドメイドスーツが相場の2/3程度のお値段で作れるし、いろいろ親切に教えてくださるし、何より居心地がいいしというというこのお店を、僕と同じようにスーツ作ってみようかなぁと思っている方に知っていただきたいと思ったのです。

 

1日注文を受けられるのは1名まで!
10月は30名注文を受けられたそうなので、早めに予約をしていかないと割と空いてないかもしれません。
これからはコートの季節でもありますし、気になった方は是非予約してみてください。

 

 

 

〒104-0061
東京都中央区銀座2-11-10 第三銀座ヤマトビル2F
03-6875-3633

 

MICHELE&shin webサイト

 

最後の割に話が長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました!

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1986.9.25 愛知県生まれ
趣味で靴を磨いて8〜9年。革靴・靴磨きに関して情報発信をしています。自分のやりたいことをして生きる人生を模索しています。
甘いものと音楽も好きです。
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