採寸をしてもらって、仮縫いのを経て、いよいよスーツが完成いたしました!
どうもはじめまして、くすみ(kusumincom)と申します。
僕にとって初めてのオーダーメイドスーツ。とても素敵な仕上がりになりました!
オーダースーツを購入してみようかなぁとお考えの方に知っていただきたいお店なので、是非お付き合いください!
20代の若者必見のお値段 !!
いや、仕上がったスーツももちろんご覧いただきたいのですが、それよりも僕の理解してなかったお値段の設定があったので、先にそっちを紹介させてください!
今回、MICHELE&Shin(ミケーレアンドシン)さんで僕がお願いしたのはフルハンドレーベルという、フルハンドメイドのオーダースーツでございます。
それとは別に『ホワイトレーベル』というラインもあるのですが、それぞれのお値段表がこちら!!
フルハンド レーベル |
ホワイト レーベル |
|
スーツ(ジャケパンも可) | ¥180,000 | ¥98,000 |
ジャケット | ¥130,000 | ¥65,000 |
パンツ | ¥50,000 | ¥33,000 |
コート | ¥140,000 | – |
ジレ | ¥50,000 | ¥35,000 |
※値段はすべて税抜き価格です
こちらの記事でも簡単に触れたのですが、正直あまり理解してなかったのでホワイトレーベルについて詳しくご説明しますね。
ホワイトレーベルはフルハンドレーベルとは違い、マシンとハンドを両方使ってつくるラインです。
いわゆるイージーオーダーのようなものかと思いきや、実はそうではありません!
採寸もしてその人の体にあった型紙もつくるので、普通にオーダーメイドです。
仮縫いが最初の1回のみ必要で、2回目以降は仮縫いなしですが、普通にオーダーメイド!フルハンドでないだけです。
初回の仮縫いは型紙代で2万円かかりますが、それ以降は上記のお値段でオーダースーツがつくれるというわけです!
え、安くないですか?
僕あんまり理解してなかったんですけど、こんなに安い良心的なお値段でオーダースーツできるなんて…!
もちろんパンツのみ、ベスト(ジレ)のみでもOKです!
相場ってだいたいこんな感じみたいです。
イージーオーダー | 5〜10万 |
フルオーダー(マシンメイド) | 15〜25万 |
フルオーダー(フルハンドメイド) | 30〜40万 |
そう思うと、すごくリーズナブルに作ってもらえるんですね!
MICHELE&Shinさんがなぜこんなにもお安いのか、という話はこちらの記事でご紹介しています。
安すぎて大丈夫?って思われてる方は、是非ご覧ください。
客層・年齢層
ちなみにですが、最近は25歳くらいから、20代のお客さんが増えているのだそうです。
もちろんそれ以上の年齢のお客さんもたくさんいらっしゃるようですが、最近若い年齢層のお客さんが増えているのだとか。
まだオープンされて1年ちょっとのお店ですが、このお値段でオーダースーツを提供されているから若い方にも注目されているのでしょう。
あと、ここまで柔軟にいろいろやってくれるところはないらしいです。
確かに、テーラーさんの中には、ウチはこういうのが得意だからとか、ウチはこうだからとか、というように自分の作りたいものが作れないところもある、なんて話も聞いたことがありますね。
だから、すでにパターンオーダーを経験されて、さらにこだわったスーツが作りたいという方にはおすすめかもしれません。
完成したスーツはこちら!
完成したスーツがこちらです!
こんな感じに仕立てていただきました!
背が低いので少しでも細長く見せようと、今まで細身のスーツばかりを着てきました。
比較しようと思って、冬用のスーツを着て行きましたが、よく見ると結構違いがあっておもしろいです!
まず一番ショックなのは、細身のスーツは確かに細く見えますが、相対的に頭がデカく見えるということ…。笑
あと、細身の方はもう太ももがパツンパツンです。30超えてから急に来ますからね!気をつけてください。
今回のスーツはしっかり肩パットが入ってるので、肩幅が広くよく見えます。
スーツの丈も、袖の長さも、アームホールの太さも、裾のダブルの部分の幅も、ポケットのカバーの幅も、これだけ違うと全体の見た目の印象も違うんですね。
ダブルのジャケット
初めてのダブルのジャケットとなりました!
ラペルの幅もしっかり太く仕上がっていて、存在感がバツグン!
ハンドメイドだからラペル全体もふんわり仕上がっていて胸板も厚く、ガタイが良く見えます。
実はこのジャケット、コートかと思うくらい生地も厚くて、すごくしっかりしたつくりになっているんです。
生地を選んでいた時には想像もしてませんでした。こんなにしっかりしたジャケットになるなんて。なんだか不思議…。
肩パットの幅も相まって背中も広くなり、幾分男らしさも増して見えるのではないでしょうか?
ね、ですよね??
そう思いますよね??
正面から見るとこんな感じです。
ダブルのスーツは一番下のボタンは留めないんですって。僕は32年間、そんなこと全く知りませんでしたけどね。笑
ラペルのラインと肩パットのおかげで、逆三角形のVラインのシルエットに。貧弱な僕がVラインという言葉を口にする日が来るなんて。笑
胸ポケットも丸く柔らかい、ハンドメイドならではの仕上がりです。
あ、ちなみにネクタイはお店にディスプレイされていたものです。ボタンが茶系なので、ネクタイも茶色で合わせてもいいかもと、お店の方にアドバイスいただきお借りしました。
後ろから見るとこんな感じ。
ジャケットの丈は、お尻がギリギリ全部隠れないくらいの長さ。
そうそう、細身で丈も短めのスタイルが昨今のはやりかと思いますが、さすがに40、50歳になるとそういうスーツは着れないと思ってゆったり目のシルエットで作っていただきました。
ツータックのパンツ
ちなみにパンツはこんな仕上がり。
かなりハイウエストで、ベルトは使わないタイプのものです。ベルトを通す穴がないですよね。
最近はちょっとゆったり目のシルエットが流行りつつあるみたいで、ツータックのパンツにしてもらいました。
腰回りはゆったりしつつも、下に向かって少しずつ細身になっていくつくりです。
そうそう、ベルトがないので腰のサイズはピッタリです!
去年の10月に採寸をしましたが、年末年始の暴飲暴食を経てウエストは限界ギリギリに…
だからこれ以上は絶対に太れない!
体型を維持せざるを得ない理由ができました。笑
お尻の方はこんなシルエットです。
履いた感じはゆったりしているんですけど、意外とスッキリして見えますね!これがジャストサイズでつくっていただくメリットなんでしょうね!
ジャケパンスタイルでも可
いや、すでにセットアップでなくジャケパンスタイルなのですが、他の組み合わせってどうしたらいいでしょう?と伺ったところ、この日履いていった茶色のパンツでも合わせられそうとご提案いただきました。
ただ、このパンツの生地も同じヘリンボーンなので、色的には問題ないけど生地的にはちょっと微妙かもね、という話に。笑
あと、デニムでも良さそうです。
デニムの場合は、あえて短い靴下にして素足を見せて黒の靴を履くのもOKとのこと。徐々にそういう組み合わせにも挑戦してみたいと思います。
最後に
今回、生地選びからデザインまで、何から何まですべてお店の方にお任せしましたが、それが個人的にはすごくよかったと思っています。
僕のセンスで生地とかデザインをお願いしていたら、きっとスーツ屋さんで買うものと同じようなものしかできなかったはずです。知識も薄いから余計にね。笑
こちらの記事でもご紹介しましたが、すごく親身になってというかすごく楽しそうに生地を選んで、デザインを考えていただきました。
10年近く前、パターンオーダーでスーツを作ったことがありましたが、今回のようなワクワクはありませんでしたね。
もちろん、ご自分でつくりたいデザインのスーツがある方はそれを実現できるのも、オーダースーツのメリットではありますが、プロのアドバイスをお願いするというのもオーダースーツの良さのひとつだなと実感しました。
そんなMICHELE&Shin(ミケーレアンドシン)さんのお店の情報はこちらです。
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座2-11-10 第三銀座ヤマトビル2F |
営業時間 | 1:00 PM – 8:00 PM(定休日:水曜) |
電話番号 | 03-6875-3633 |
東京メトロ・東銀座駅からすぐです。
リーズナブルに作ってもらえるので、若い方にもこの楽しさを知ってもらえると嬉しいです。
気になった方は是非、 MICHELE&Shinさんのウェブサイトをご覧になってみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
スーツもお手入れしながら大切に着ていきたいと思います!
採寸と仮縫いの記事もどうぞ!
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