はじめてのフルブローグの革靴はチーニーのエドワード【Cheaney・Edward】

えっと、まず言い訳からさせてください。

たまたま近所のファミレスのドリンクバーでコーヒーを入れるほんの僅かな待ち時間で、ヤフオクを見てしまったのが原因です。

残り時間30分弱。
価格は¥18,200。
入札は無し。(即決はナシ)

つま先がそこそこ摩耗しているものの状態はなかなか良さそう!
ただし写真は3枚しか掲載されていない!

残りわずか!という売り文句に弱いのが世の常人の常。30分足らずで人は冷静な判断はできないと思うのです。

今回は気づいたら買ってました、とかそういうのではなくて、入札することに対する好奇心と罪悪感を覚える自我を認識していました。笑

ジョセフ・チーニー(JOSEPH CHEANEY & SONS)とは

チーニー公式webサイトから引用

1866年に英国靴の生産地として有名なノーザンプトンに工場を構えたJOSEPH CHEANEY。
グッドイヤーウェルト製法の靴にこだわり、かつては第1次世界大戦中に軍隊のためにブーツを量産していた時代もあったようですが、その後チャーチに買収されたり、他社ブランドの靴を製造するなどして、ブランドの認知を高めます。

プラダグループとなったチャーチから、2009年に創業家がチーニーを買収したことで、再び独立し、今に至ります。

ジョセフ・チーニーは100年以上前に生まれた歴史あるシューブランドなのです。

BEAMS別注・エドワード(Edward)

今回ヤフオクで手に入れたこちらの靴。
エドワードという名前なのですが、調べてみるとBEAMS別注品であるということがわかりました。

ラスト(木型)名作2003

写真には 2003/E という表記が。
これは恐らくラストを示す表記で、名作と謳われる2003というラストで作られた革靴であると思われます。

別注の特徴としては、日本人の足に合わせてなのかヒールカップ(かかと)のホールド感を向上させるよう、手が加えられているようです。
サイズは5、ウィズはEです。

BEAMSのonline shopだと定価は¥74,520(税込)となっています。

内羽根フルブローグ

正直言うと、昔はこの穴飾りがたくさんあってごちゃごちゃした意匠が好きではありませんでした。笑
でもインスタでいろんな方のブローグシューズを見ていると、すごく素敵に思えてきたんですよね。

不思議ですけど、やっぱり好みって変わるんです。
選り好みって決して悪いことではないはずなんですが、いろんな靴を見てみるのも悪くないなぁと今は思っています。

メダリオン

メダリオンはよく見かける模様です。何を表しているんでしょうね。気になります。

大きい穴と小さい穴がありますが、小さい穴の方は若干の星型というか完全な丸になってないんですね。
恐らく穴を開ける時の工具によるものだと思うのですが、個人的にはちゃんと丸い穴であってほしかった。

ここは想像と違ったところでした。
メダリオン初心者なのです。

パーフォレーションとピンキング

靴に対する穴のパーフォレーションのバランスは全然嫌いじゃありません。
欲を言うと、もう少し穴が大きくて密度が濃いと嬉しいなぁという感じはしますが、まぁまぁまぁ。

でも見る角度によっては、全然ちょうど良く思える見え方もあるので、不思議です。
これは完全に個人的な感覚によるものですね。笑

ラウンドトゥ

上から見たつま先の丸さ、好きです。

ただ、つま先のソールがかなり摩耗しているので、アッパーの丸み対するコバのバランスが悪く見えますね。

そんなとこ誰も見てないと思いますが、正面からの見た目のバランスって結構大事だと思っています。トゥスチールつけるときに多少盛ってもらえばいいかな。

でも、自然光に照らされた時、こうやってメダリオンが浮き出る感じはなかなかいいですね。
早く磨きたい!

革質はなかなか良い

ウィンハイマー社というタンナーのボックスカーフを使用しています。キメも細かいようですし、ケアすればもっと良いツヤが出てくると思います。

ウィングチップの周辺に履きジワがしっかりついていますね。
中古なので仕方ありませんが、ウィングの一番大切な部分が潰れてしまっているので、どうにかしたいところです。

つくりは大味w

これ、出し縫いの工程でこうなるんでしょうか。
一部分だけウェルトがギザギザに立っています。こういうところは海外製だなぁという、妙な納得感が否めません。笑

履いていく過程でこうなるとは思えないですもんね!

シューツリーは丸め

僕がすでに持っていた靴のシューツリーを入れていますが、細めのツリーは合わず丸めのツリーが合いそうです。

サイズ感

僕の足が23.5cmなのに対して、こちらは5のEウィズ。
これでぴったりでした!

何度か履いてみないと細かいことはわからないかもしれませんが、サイズは全く問題なしだったと思います!

最後に

悪いことをしたわけではないのに、言い訳から書き始めてしまった自分を嘆かわしく思います。
誇らしいことだと思っています。

また新しい靴に出会えて、それを育てていく楽しみを手にいれたのだから。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次は、デリクリを塗ってしっかりお手入れしていく工程をご紹介したいと思います!

さて、奥さまには何て言い訳しよかな…

先日こちらの記事でご紹介したチーニーの中古靴。 一見大丈夫そうなんですが、実は結構な仕上がりだったのです。笑 ...

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コメント

  1. くるくる より:

    いや〜やられましたね。
    ヤ◯オクはフラフラ見ないようにしています笑笑
    これといったものを探す時にしか開いちゃダメ、もうダメって決めてます。
    とか言って何件かブックマークしてますけどね、、、悩ましい世の中です

    • くすみ より:

      くるくるさま、コメントありがとうございます!
      はい、やられました!やられたというよりは、試しにブローグ買ってみるか…みたいな感じで冷静ではありませんでしたが、割と落ち着いていました。笑
      でもまぁ、お手入れのしがいはありましたし、サイズもそこそこ合うので良かったです!
      僕は、見つけてしまった時は仕方ない、と思うようにしています。笑
      悩ましい世の中ですよね。完全に同感です。笑

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『革靴の魅力や靴磨きの楽しさをもっと多くの人に知ってほしい』という想いでブログやYouTubeで情報発信を行っています。 前職の経験からシューメーカーのブランドサイトやオンラインショップの制作・カスタマイズ、広告運用を受け持ったり、ブランディングや商品開発のコンサルなども手がけています。
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