靴磨きに必要な道具は、揃えようとすると種類が多くて迷いがちです。
この記事では、初心者が最初に揃えるべき3点から、本格的なケアに使う8点の全アイテムまで、役割別にわかりやすく解説します。
靴磨きに最低限必要な道具は「3点」
「道具をひとつずつ全部揃えるのは大変…」という方も多いと思います。
実は、基本のケアは3点あれば今日から始められます。
- 馬毛ブラシ(ホコリ落とし用)
- 乳化性クリーム(栄養・ツヤ出し用)
- 豚毛ブラシまたはクロス(クリームを馴染ませる用)
馬毛ブラシは、靴磨きで最もよく使う道具です。帰宅後にサッとブラッシングするだけで、ホコリや汚れが落ち、靴の寿命が大きく変わります。
乳化性クリームは、革に栄養とツヤを与えるクリームです。これ1本で基本的なお手入れができるため、まず最初に揃えたい道具です。
豚毛ブラシは、塗ったクリームを革に馴染ませてツヤを引き出すブラシです。古いTシャツを切ったクロスでも代用できます。
この3点があれば、10〜15分ほどでひととおりの靴磨きができます。慣れてきたら、シューキーパーやクリーナーを追加していくのがおすすめです。
本格的に揃えたい8点セット
是非ご用意いただきたい靴磨き用品セットはこちらです!

①シューキーパー
②クリーナー(汚れ落とし)
③デリケートクリーム
④乳化性・油性クリーム
⑤馬毛ブラシ
⑥豚毛ブラシ
⑦クロス
⑧ワックス・ポリッシュ
それぞれ詳しくご説明していきます!
①シューキーパー・シューツリー

靴の型崩れを防いでくれるだけでなく、靴の甲の部分にシワが入るのを防いでくれます。
素材によっては雨や汗による水分をある程度吸収してくれたり、臭いも防いでくれたりと、靴を長持ちさせるためには必要不可欠のアイテムです!
靴のためにもこだわりたいものですね。
Sleipnirのシューキーパーはリーズナブルな割に形が綺麗で、サイズ展開(24〜28cm)も豊富です。
②クリーナー(汚れ落とし)

汚れやシミ、汗による塩分などを落とすためのローションやクリームです。
また、古くなって酸化したクリームもキレイにする効果があります。
表面の汚れや古くなったクリームを落とすことで、乳化性クリームの浸透性が上がるだけでなく、通気性も維持されます。靴以外にもバッグやその他の革製品にも使用可能です。
おすすめのクリーナーのご紹介
M.モウブレイのステインリムーバーは、革靴の汚れ落としの定番です。水性なので革へのダメージが少なく防カビ効果もあるので安心です。
汚れ落としの効果だけでなく、革に栄養を与えられるオイルなどもあります。
③デリケートクリーム

革に潤いと栄養を与え、柔軟性を与えるのがデリケートクリームです。
普段のお手入れにも使うことができますが、雨に濡れた後や新品の靴にしっかり潤いと栄養を与えたいときに使っていただくのが効果的です。
その他おすすめのデリケートクリームについてはこちらの記事でご紹介しています。
おすすめのデリケートクリーム
④乳化性クリーム・油性クリーム

革に栄養与え、ツヤを出すのが乳化性クリームです。
簡単なお手入れならこれ1つあればできてしまう、革靴用クリームの基本中の基本のクリームです。
靴の色に合わせてカラーバリエーションも豊富です。特殊な色の靴をお持ちの方は無色のクリームをお選びいただくのがいいかと思います。

また、栄養補給とツヤ出しをするのが油性クリームです。
乳化性クリームと違い、水分が含まれていないものが多いです。補色効果が高いものや、ツヤ出し効果に優れたものなど様々です。
こってりとしたオイリーなクリームが多く、しっかりツヤが出るものが多い印象です。
サフィールノワールはエルメスの革ケア用品を手がけるブランドです。CREME1925は浸透性もよく重厚感のあるツヤが出ます。色も充実の14色展開と豊富です。
革靴用のクリームってたくさんありますね。
クリームの選び方については、こちらの記事でより詳しくご紹介しています。是非参考にしてみてください。

⑤馬毛ブラシ

革靴のホコリを落とすためのブラシです。
靴(革)にとってホコリや汚れは大敵です。小さなホコリも繊維なので、革の油分を吸い取ってしまいます。また汚れはシミになってしまうこともあります。
ご帰宅後、1日履いた靴のホコリと汚れをサッと落としてあげるだけで、靴はずっと長持ちします。
ひとつは必ず持っておきたいブラシです。
※馬毛ブラシは毛先が細くしなやかなため、ホコリ落とし用のブラシとして最適です
⑥豚毛ブラシ

クリームを革に馴染ませ、革をマッサージするためのブラシです。
豚毛と同等のナイロンのブラシもあります。安価でおすすめです。
※豚毛のブラシはコシが強く毛先が硬いため、革にクリームを馴染ませるのに最適です
靴磨き用のブラシの種類と使い分けはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
⑦布・クロス

ステインリムーバー、クリームには、古くなったTシャツを切ったウエスなどで十分です。
しかし、ワックスを塗って鏡面磨きををしたいときには、こういったコットン素材のネル生地の布を使うのが効果的です。
布のサイズや素材、巻き方についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
布のサイズ、素材、巻き方をご紹介
⑧ワックス・ポリッシュ

鏡面磨きやハイシャインと呼ばれる、靴のつま先やかかと部分に光沢を与えるためのワックスです。
こちらもカラーバリエーションが豊富なものではありますが、特殊な色の靴をお持ちの方は無色のワックスをお選びいただくと良いと思います。
あると便利なプラスαの道具
その他のシューケアグッズのご紹介です!
ペネトレイトブラシ

靴の細かい部分にクリームを塗るためのブラシです。
指では塗りにくい細かい部分にも栄養を与えるためには必要不可欠です。クリームの色毎に用意しておくと尚良しです!
山羊毛ブラシ

鏡面磨き(ハイシャイン)の仕上げに使用するブラシです。
ソール(靴底)ケアグッズ

コバに補色するインク(左:エッジカラー)や、革底に栄養を与え柔らかくするオイル(右:ソールガード)など、靴底もケアしてあげることで、靴が長持ちします。
左から…
コードバンクリーム

コードバン専用のクリームもあります。
消臭スプレー

靴の臭いを抑える天然成分を配合した消臭スプレーです。
革靴用洗剤

革靴を丸洗いできる洗剤です。
古いクリームや汚れだけでなく、革に染み込んだ汗の塩分などもすっきり落とせるので、実はすごくおすすめです!
スエードローション

スエード・ヌバック等の起毛革には専用のローションが必要です。
上でご紹介したクリームなどは起毛革には使えないものが多いのでご注意ください。
靴磨きセットで買いたい方はこちら
すでにセットになってるものもあるんです。
例えば、成人の日や父の日、お誕生日のプレゼントとしても喜ばれるかもしれませんね!
セット販売している靴磨きセットを価格別・ブランド別にまとめてみました!参考にしてみてください。

道具が揃ったら磨いてみよう
自分のこだわりの靴磨き用品を揃えることで、より良い靴磨きライフをお楽しみいただけると思います。
靴磨きセットで買うも良し。セットではなくご自分に合ったアイテムをひとつひとつ揃えるも良し。
とにかく楽しんで靴磨きをしていただきたいと願っています!
最後までご覧いただきありがとうございました。
革靴の磨き方は、靴磨きのやり方を写真付きで解説した記事で、道具の使い方から手順まで詳しくご紹介しています。よければあわせてご覧ください。



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