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帰宅後、すぐにシューキーパーを入れてもカビが生えないか?

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帰宅後すぐにシューズキーパーを入れても蒸れてカビなどが繁殖したりしないですか?

 

こんなご質問をいただきました。ご質問ありがとうございました。
おそらく、僕が『帰宅後すぐにシューキーパーを入れる派』であることに対するご質問かと思います。

 

 

 

確かにシューキーパーがめちゃめちゃ湿気を吸ってくれるかというと、そこまで吸ってくれませんし、表面をニスなどで仕上げられているものは尚更かと思います。

 

 

シューキーパーの使い方や入れるタイミングを徹底解説!
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シューキーパーを入れるタイミングについてはこちらでご説明していますので、よければご覧いただきたいのですが、ご質問の回答にあたって重要な要素は2つあると考えます。

  • 履いた時間おと汗の量
  • 革靴を保管する環境

 

 

履いた時間と汗の量

 

汗を吸った革靴が完全に乾くまで2〜3日かかると言われていますし、汗のアルカリ性の成分が乾燥と共に中和されるのも2〜3日と言われています。
足のムレが気になる方は、もしかすると汗の量も多いかもしれませんので、3日以上乾かした方がいい場合もあるかもしれません。

 

また、革は本来弱酸性で、アルカリ性の成分を含んだ状態で履くと劣化が早まるので、しっかり乾かすほうが革靴を長持ちさせることにもつながります。

 

ただし、革は乾いて水分が抜けるタイミングで収縮するので、そのタイミングで履きジワを伸ばしてあげた方がシワは伸びやすいわけですね。
ここは正解があるものではなく、どちらを優先したいかだと思います。

 

 

ですので、靴の足数がそれなりにあって、ローテーションを組んで履き回しができると言う方は、すぐ入れて2〜3日乾かしておくのもいいかもしれませんし、逆に足数が少ないという方はシューキーパーを帰宅後すぐに入れるのではなく、しばらく乾かしてから入れた方がいいのではないでしょうか?

 

シューキーパーの素材・種類の違いと選び方(シューツリー)
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革靴を保管する環境

 

もうひとつ、革靴を保管する環境も大きく影響します。
カビが生える原因となるのは、

  1. 湿気
  2. 温度
  3. 栄養
  4. 酸素

と言われています。
逆にどれかひとつを抑えることができればカビの発生は防げるようです。

 

ただ、日本で暮らしている以上、温度と酸素を遮断するのはなかなか難しいと思いますので、湿度か栄養をどうにかするしかありません。
さらに栄養は汗の成分に含まれるので、抑えるべきは湿度一択。

 

 

戸のついている下駄箱などは通気性が悪く、湿気が溜まりやすいと言われています。
革靴を保管される場所がそういった下駄箱なのであれば、もしかしたらカビは生えやすいかもしれません。

 

ちなみに僕が使っているシューズラックは上の写真のような戸が無いタイプですので、通気性は問題ないと思っています。

 

 

 

革靴のカビの予防と対策

 

下駄箱は備え付けなのでどうしようもない!でもカビを予防したい!
と言う方は是非これを常備しておいてください。

 

下駄箱のカビの予防にも使えますし、カビが生えてしまった革靴にシュッとやるとカビの再発も予防できます。
濡れてしまったレザーソールにシュッとしておくだけでも効果があります。

 

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