ステファノベーメルのオーダー会…写真じゃ伝わらないので実物を見て! [Stefano Bemer]

 

銀座三越のステファノベーメル・オーダー会が開催されると聞きお邪魔してきました。
イタリアからいらしたセールスマネージャーのマーゾさんと、日本人の職人さん久美子さんに、いろいろとお話をうかがってきました。

 

先にお伝えしておきたいのは、靴の種類が豊富なのと写真だけじゃお伝えできない靴の魅力がございます。ぜひ実物をご覧になってください!

 

 

ステファノベーメルについて

 

イタリアのフィレンツェに工房を構えるステファノベーメル。ニューヨークにも販売店があるみたいですが、日本でも10年以上前からこのようなオーダー会を開催されてます。

 

生前、ステファノ・ベーメル氏は靴の修理屋をされていたようですが、修理に持ち込まれたハンドメイドの靴を見て驚かれ「作りたい!」とはじめられたのがきっかけでした。
当初はビスポークシューズのメーカーだったのが、既製の靴を展開されるようになったので、攻めた木型が多いのも、このブランドの大きな特徴です。
あとでたくさん写真出てきますので、そのあたりも注目してみてください。

 

エンツォ・ボナフェ氏に師事されていたこともあり、同じイタリアの靴として通ずるところがあるようです。フテファノ・ベーメル氏は6、7年前に糖尿病で亡くなったとのことですが、人格者でもあり多くの人に慕われていたようです。

 

 

イタリアの人間ぽいものづくり

 

ステファノベーメルのアッパーを縫い続けている80歳を超える女性の職人さんは、「機械で縫ったみたいだからあまり綺麗に縫いすぎるな」と、若い頃に先生から教えられたそうです。
要するに人間味を残しているということです。

 

逆に日本が目指しているところは、それとは逆の方向という気がしなくもないですね。別にどちらがいいとかそういう話ではなくって、それがイタリアのものづくりなんです。

 

そんな話をその女性から聞いて、久美子さんもその感覚がフィットしてイタリアでの靴作りを続けられているそうです。
脱力系という表現をされてたのが印象的でした。(それ、日本に必要なマインドなのかも…!

 

 

 

以前、ステファノベーメルのウイングチップのフルブローグを試着させてもらったんですが、その靴の佇まいが他のフルブローグとは違うなぁと思っていたんです。
メダリオンの模様もおもしろい模様ですけど、そういうところではない魅力がある気がして…。

 

という乱暴な質問(というかもはや相談)に対して、ステファノベーメルとしては動きをすごく大切にしていると久美子さんはおっしゃいます。
木型もステファノベーメルの靴の魅力のひとつですが、デザインの中に生まれる曲線に動きをつけることで、靴そのものの色気を演出している…というブランドなんです。

 

 

例えば、このかかと。

 

 

左の靴と中央の靴では、かかとのパーツの形状が若干違ったり、あとはよく見ると土踏まずの部分のパーツの曲線も曲線の角度や滑らかさが違ったりしますね。

 

ただやはり素人目線で言わせていただくと、攻めた木型がやっぱり一番わかりやすいところのような気がします。

 

 

人気の革靴

 

展示してあるサンプルシューズがけっこういろんな種類があったので、どれが人気ですか?と乱暴な質問をぶつけてみましたが、いろいろ親切に教えていただきました。

 

写真と一緒にご紹介してまいります!数が多いのでサクサクまいりましょう!

 

コンビシューズ

 

このモデルの赤と黒のコンビがベーメルの推し!
赤と黒ってどうやってあわせるの!って、それ正解。

 

 

こういうのもありますね。
トゥの形状も様々です。

 

 

シングルモンクストラップ

 

昔はシングルモンクがすごく売れていたみたいです。すんごくシンプルなので木型の美しさも際立っています。
バックルも渋いです。

 

 

かっこいい。

 

ダブルモンクストラップ

今はダブルモンクも人気みたいです。
これワンピースなんですよね。ぐるっとまわってるやつです。

 

 

 

贅沢です!

 

フルブローグ

 

フルブローグ、今回も三越さんのご好意で履かせていただきました。

 

23.5cmの足に対してサイズは38ですが、甲まわりのフィット感はすばらしいです。シワがつかないように少しぺたぺた歩いてみましたが、フィット感も相まってすごく安定感のある履き心地です。

 

これも好きなんですが、Uチップも好きなんですよねぇ。

 

Uチップ

 

僕が以前見つけてずっと気になってた外羽根のUチップがこれです。僕が見つけたのはシボ革だったと思います。ロシアンカーフかな?
つま先が秀逸ですよね。ロングノーズに見えるのはアングルの問題です。ぜひ実物を!

 

 

センターの縫い目がないタイプもありますね。

 

 

Uチップといえば、ローファーも素敵なんですよね。
イノシシの革です。

 

 

革も豊富なんですね。ほらこんなに。

 

 

脱力感、出てますね!
良い意味で!笑

 

ロシアンカーフのレプリカ

 

こちらはロシアンカーフのレプリカで、ホーウィンの Arlington Calf というものみたいです。(コメントでのご指摘ありがとうございました)
革もですけど、木型ですよね。甲の立ち上がり方もメリハリがあって美しいです。

 

 

ちなみにソールはこうです。
履くのもったいないやつですねこれは。

 

 

ローファー

 

好きですタッセル。すごく好き。

 

チャッカブーツ

 

クードゥーの革を使ったオイルドレザーのチャッカブーツも人気みたいです。

 

これは動物の革特有のキズをあえて使っているものです。(縦に2本線が入ってますね)
こういうキズは一般的には避けられることが多いじゃないですか。でもここをあえて使っていくというところが、ステファノベーメルというブランドのおもしろいところなんですね。
さっきの話にも通ずるところがあると思いませんか?ナンバーワンじゃないんだと。オンリーワンなんだと。

 

あと、オーダーするときは革を見て、この部位で作ってくださいっていう注文をする方もいらっしゃるとか。

 

 

クードゥーといえば、こちらは靴博2019に展示されてましたね。

 

 

スニーカー

 

販売員さんの私物です。展示してるからまだ履けてないとのこと。笑

 

ベルト

 

ベルトもあります。モンクストラップの革靴と同じバックルですね。

 

 

最後に

やっぱりこの木型の形が魅力なので、写真を撮るのが難しかった…。
なのでしつこいようですが、是非実物をご覧いただきたいです。いろんな角度からね。

 

9/29は新宿伊勢丹でオーダー会でございます。
今靴以外にもスーツのオーダーも始められたみたいなので、興味のある方は是非そちらも!

 

パターンオーダー 260,000円(税別)
納期:約7ヶ月後
セミ ス・ミズーラ 950,000円(税別)
納期:約12ヶ月後
ス・ミズーラ 1,500,000円(税別)
納期:約12ヶ月後

※月内に申し込んでも、10/1以降に納品されるものは税率が10%になりますことをご留意ください。

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

欲しいです!

革靴の磨き方もご紹介しています!

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Comments コメント
  1. D M より:

    私も当会場に足を運びましたが、賑やかで良いオーダー会でしたね。
    1つお伝えしておくと、あの場にあったロシアンカーフ(に見えるもの)は全てロシアンレプリカ(ホーウィンのArlington Calf)です。
    Stefano Bemerのオフィシャルにもレプリカとして紹介されておりますので、ご確認ください。

    • くすみ より:

      D Mさま、コメントありがとうございます。
      はい、僕は他のオーダー会の経験はそれほどありませんが賑やかでよかったですね。
      ご指摘ありがとうございます!レプリカだったんですね。革の名前、修正しておきます。

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1986.9.25 愛知県生まれ
趣味で靴を磨いて8〜9年。革靴・靴磨きに関して情報発信をしています。自分のやりたいことをして生きる人生を模索しています。
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