ジョージクレバリー [George Cleverley]ブランド

ジョージクレバリーのアンラインドペニーローファー [Geroge Cleverley]

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ジョージクレバリー [George Cleverley]

 

ジョージ・クレバリーのアンラインドペニーローファーでございます。
最初は「ふーん、かっこいいじゃん」くらいの気持ちで購入してした靴でしたが、2回ほど履いたけどすでに結構気持ち良くて、細かい部分も含めてご紹介させていただきたいと思います。

 

黒のエレガントローファー、ご堪能ください!

 

 

George Cleverley – George

 

まずはこの靴のご紹介です。
ジョージクレバリーのジョージ [George] というモデルです。非常にシンプルなペニーローファーで、余計な装飾が無くシンプルでクレバリーらしいエレガントなシルエットが特徴です。

 

茶色の靴のエイジングを眺めるのは幸せです。だんだん革の雰囲気が柔らかくなってくる様を見るのはやはり楽しい。でも履くための道具でもあるわけですから、茶色の靴ばかりに偏ってしまうと何かと不便なときもあります。
という意味ではやっぱり黒はいい。「今日はちょっとしっかりした格好でないと…」みたいなときには重宝します。

 

そんな大人のローファー。そう、ジョージクレバリー。

 

 

 

つま先。少し上につり上がったようなチゼルトゥをしています。クレバリーらしいです。

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サイズUK5

 

左右平均が23.5cmの足に対してUK5のサイズがジャストでした。
アンラインドなので裏地の革は無く、つま先とかかとの芯材部分以外は全体的に柔らかい仕様です。
サイズ的にはバッチリだったので、柔らかい革が足を包み込む感覚はかなり気持ち良いです。いや、包み込まれるというよりは吸い付かれるという表現が正しいかもしれません。

 

他のローファーに比べて履き口がけっこう狭いので、アッパーが甲を固定する面積も広いのが特徴です。アンラインドなのでそれなりに革が伸びることが予想されますが、それでも足に触れる面積が広いとなると、そんなにガバガバにはならないんじゃないかと予想しています。

 

ちなみにわたくし、ローファーは素足で履く…いや楽しむスタイルでやらせていただいてます。

 

ロングノーズではある

 

足が短いのでロングノーズ感のあるシルエットの靴は積極的には選んできませんでした…て誰が短足やねん

 

この靴はどちらかと言うとロングノーズです。
さらにローファーとなると短パンで履く可能性もあるので、余計にロングノーズだとどうかなぁという不安がありましたが、スラックスに合わせて履くような場合であれば全然違和感ありませんでした。
靴単体でみるとロングノーズではあるけれども、甲の厚さや全体的なボリューム感は割とスッキリしてますからね。

 

 

 

写真で見ると結構つま先がつり上がってる印象ですが、履くとそうでもない…と僕は思ってるんですけど、どうですか?

 

 

木型はほぼ同じ?

Anthony Cleverley – Churchill

 

ちなみにですが、アンソニークレバリーのチャーチル [Churchill] のシューツリーが違和感なく入りました。サイズはどちらもUK5です。なので木型はほぼ同じものが使われているのかもしれません。
ツリーが入ったときのつま先のつり上がった感じがそのまま再現されてるので、恐らく同じかと。

 

クレバリーのシューツリーって単体で買えるんだろうか…?
高そうだなぁ…笑

 

市販のツリーで合うのあるかなぁ。笑

 

 

シワの入り方

 

簡潔に申し上げると、好みのシワが入る革でした。
細かいシワが入るより、大きくうねったような柔らかいシワが好きです。そのために、栄養の持続するオイル系のクリームを頻繁に使って革を柔らかく保つようなお手入れを好んでしてきました。

 

今回もお得意のレーダーオイルを使ったのは、あらかじめ甲の部分にワックスがしっかり塗られていたのでそれを落としたかったというのもありますが、案の定革が柔らかくなり、シワの表情も硬くなく柔らかいものになりました。(レーダーオイルのご紹介はこちら

 

 

 

と言っても、アンラインドなのでもともと靴自体は柔らかかったんですが、シワの表情はなんとも言えなない柔らかさがあります。

 

 

 

いい革とそうで無い革というのはすごく難しい話ですが、好みのシワと、さらに好みのシワが入りそうな革かというところはパッと見で判断できるようになってきました。
今回の靴はかなり好みのシワです。

 

靴もお肌も、シワには気をつかっていきたいですね。

 

 

ソールの返り

2回履いたので汚れてますが

 

あれ?ハンドソーンだっけ?いや、グッドイヤーのはず…と部屋履きの段階でソールの返りの良さに驚きました。
ジョージクレバリーの靴はグッドイヤーウェルテッド製法です。『返り』とは屈曲の良さを意味する言葉で、通常グッドイヤーウェルテッド製法の靴は硬く屈曲もしづらい構造になっています。にも関わらずこの靴のソールは柔らかい。

 

ジョージの方のクレバリーは、クロケット&ジョーンズ [Crockett&Jones] の工場で作られていることでも有名ですが、クロケのハンドグレードコレクション [Hand Grade Collection] と同じ材料や工程で作られています。
なので、グッドイヤーだけど全然硬さがないというわけです。あまりに柔らかいので、返りだけじゃなくて地面の凹凸も割と足に伝わるくらいです。ソールの返りが良いと、アッパーの柔らかさも際立ちます。アンラインドの良さを活かす底付けだなぁと思います。
どんな工程で作られてんのかなぁ。気になりません?

 

ちなみにアンソニーの方のクレバリーも基本グッドイヤーウェルテッド製法で、エドワードグリーンの工場で生産されていますね。

 

 

内側の仕上げ

 

今のところかなり気に入って履かせていただいてますが、ひとつだけ気になるところがありました。
内側の仕上げです。

 

具体的にはステッチの処理です。
ステッチの最後は糸がほつれないように、ライターなどの火で炙って処理をするのですが、化繊素材の糸が使われているせいか炙った部分の糸が硬化します。
そこが足に当たってチクチクする。チクチクっていうとかわいいですが結構イタいです。それが片足ずつそれぞれに3箇所くらいあって、痛くてたまらなかったのでニッパーでカットしました。奥の方にまだチクチクが改善しない箇所が1箇所残っています。
カッコつけて素足で履くスタイルを貫いている身としては、なかなか辛いイタさです。いや、ほんとはカッコつけてるわけじゃないんスけどね。靴下履くのと洗濯するのが面倒なだけなんスけどね。

 

高級靴はステッチが外に出ないように処理されるものが多いです。ただこれはアンラインドなので仕方ない部分もあると思います。縫い目は絶対革の内側か外側に出ますから、隠しようがありません。
ニッパーやカッターでもうしばらく戦ってみようと思います。

 

 

履き心地は吸い付かれる心地よさですが、たまに噛みつかれてイテッてなるあの感じです。

 

 

最後に

 

似合わないと決めつけてかかるのはもったいなと思ってます。
足に合わないものを無理に履くのはおすすめはしませんが、履きたいと思ったものは履けばいい。今回は見た目で悩んだ靴でしたが、履いたら気持ちいいし、履いても別におかしくないし(何より安かったし)ということで、むしろこの靴に似合う格好すればいいんじゃないか?と思い切って買ったら良かったというだけの話でした。

 

え、なにそれいい話

 

 

3分でわかるジョージとアンソニークレバリー【革靴工場見学②】George & Anthony Cleverley
...

 

 

このとき絶賛夏バテ中でだいぶ弱ってますが、こちらの動画もよろしければ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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