ブランド鞆ゑ(ともえ)

紳士靴専門商社から生まれた日本の革靴・靹ゑ(ともえ)

靴磨きセットまとめ記事
ブランド

 

トモエ商事さんの展示会にお邪魔してまいりました。
各靴メーカー・ブランドの2019年秋冬に展開されるモデルが、百貨店のバイヤーさん向けに展示されているイベントです。

 

 

トモエ商事とは?

トモエ商事さんて我々一般消費者にはあまり馴染みがないですね。

 

トモエ商事さんとは、紳士靴を専門に取り扱っていて、全国の百貨店に靴の卸ししてる商社さんでございます。簡単に言うと百貨店の紳士靴の問屋さんです。
百貨店の問屋さんは他にもいくつかあるんですが、トモエ商事さんはその中で占めるシェアは約半分と、百貨店紳士靴業界での大きな役割を担う企業です。

 

 

トモエプロデュースの革靴『靹ゑ』

 

そんなトモエ商事さんがプロデュースしたブランドが今回ご紹介した靹ゑ(ともえ)。
2019年3月にスタートしたばかりのブランドですが、4月現在、百貨店にはもう並んでいます。

 

 

 

粋で、いなせな日本の美靴」というコンセプトがありますが、写真を見ていただければ一目でわかります!

 

 

ほら!すごい迫力!笑
百貨店の方もおっしゃってましたけど、靴が全然頭に入ってこない。笑

 

こんな和柄で浅草っぽいフォントを使用したディスプレイです!男の子版の雛人形みたいな。
浅草に本社を構える企業らしいブランディングです。

 

 

 

ロゴ。
トンボの羽、よく見たら靴の足跡になってるのわかります?
あと、頭がクリームの瓶を3つ並べたもの、胴体がブラシ、尻尾が靴べらになってるそうです!

 

あともうひとつ靴の模様が隠れてます。探してみてください!

 

靹ゑの価格帯

 

グッドイヤーで33,000円の『墨』シリーズ。

 

長年、紳士靴の定番とされているデザインを採用し、ベーシックでスタンダードなラインナップです。

 

 

定番のストレートチップはもちろん。

 

 

 

フルブローグからセミブローグ。

 

 

 

外羽根のUチップ、プレーントゥも。

 

 

 

こちらのUチップは、ライトアングルのスキンステッチが施されているため、38,000円と少しお値段が上がります。
でも、ライトアングルが38,000円は安い!

 

個人的にはこのシリーズの履き心地が気になります!

 

 

 

こちらの粋(いき)シリーズは46,000円。

 

 

技術の粋(すい)を詰め込んだ、ということで粋。
ホールカットと奥にストレートチップもありますが、こちらは、靴底の仕上げやかかとの形状に一手間加えてあるシリーズです。(矢筈、ヒドゥンチャネル、フィドルバック、ピッチドヒールなど)

 

こちらはまだ販売はしておらず、6月を目処に販売が始まります。

 

 

 

他にも、変則的に値段の違うシリーズもいくつかあります。

 

 

40,000円のもの。

 

 

 

スエードも。

 

 

 

43,000円のチャッカブーツも。

 

 

 

ダブルソールのウイングチップも。

 

3月にスタートしたばかりのブランドなのに、とにかくデザインの種類が多くて驚きます!
スタンダードなデザインはほとんど網羅してる感じがありますね。
ここに掲載していない、ヨーロピアンなデザインの『桜』シリーズや、カジュアルなローファーなどの『藍』シリーズなどがあります。

 

ちなみに桜や藍はマッケイ製法で作られていて、2万円後半のお値段です。

 

 

商品のシリーズについては、靹ゑのブランドサイトをご覧ください。
靹ゑ(ともえ)公式サイト

 

靹ゑの販売店舗

先ほどもお伝えしました通り、トモエ商事さんは百貨店の卸しをされている商社なので、全国の百貨店で販売されています。

 

店舗情報も公式サイトに載ってますので、気になった方は是非ご覧になってみてください!

 

 

トモエ商事展示会

 

ちなみにですが、トモエ商事さんの展示会はこんな感じでした。
百貨店で並ぶ紳士靴ばかりなので、けっこう知ってるブランドばかり。ブランドによっては新商品を展示しているところもあります。

 

 

 

 

 

スコッチグレインのヒロカワ製靴さん。
ガラスレザーですが、今までのビジネスシューズぽさを無くし、若い方向けに考えられたデザインの靴です。
8〜9月頃、片方のデザインが販売開始されて、そのあともう片方のデザインも販売されるようです。

 

 

 

イタリアのブランドも。

 

 

 

ステファノブランキーニのスニーカー。
存在感がすごいです!笑

 

 

 

こちらはカルミーナ。
ミュージアムカーフでございます。ゴージャス!
奥にはラバーソールのコンフォートシューズも。

 

 

 

こちらもカルミーナのブーツ。
パイソンとリザードですが、これだけ並ぶとかなりイカつい!笑

 

上のパイソンはロックミュージシャンが履いてそうですね。この辺りは9月頃百貨店に並ぶそうです。

 

 

 

チャーチのコードバン。
ここにウイスキーや他にも何色か加わるみたいです。

 

 

 

他にもいくつかブランドがありました。
上の段の甲のサイド、尖ってていいすね!!

 

 

最後に

靹ゑのグッドイヤーの靴、かなりリーズナブルなお値段で購入することができます。
このあたりのアデレードの靴もゴージャスでよかったです。

 

 

紳士靴専門でさらにいろんなブランドを取り扱っているからこそ、その知識やノウハウを活かすことができたのではないかと思います。

 

革について聞いてくるの忘れました!
なので是非百貨店でご覧になってみてください。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

2〜4万円台で豊富な革靴を展開する国産ブランド・鞆ゑ(ともえ)レビュー
...

COMMENTS コメントを投稿する

タイトルとURLをコピーしました